12月12日 0200起床 (124/84)
天気 曇り(山頂付近小雪)
気温 5℃(山頂―1℃)
0430 2合目登山口発
0710 開聞岳山頂
0800 開聞岳山頂発
0945 2合目登山口着
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgj93asCAMfNpeZ47pJs3YrsXQO_KYyjDZdgHy8jRNnT8cQI16g0k7FrahVmrPzaMYH8DTsffisahiymq0r-5vBoYjlFTaipTnnzSv_1cQ4jscqz_u5nhJJ5L2aO6-5M99jMGiiJMiIFzk/s320-rw/DSCF8260.JPG)
開聞岳登山者駐車場は車中泊禁止。
仕方ないのでR226号ふれあいパーク瀬平公園で波の音を聞きながら一晩。
大隅半島の木場岳や稲尾岳から上がる日の出写真を撮ろうと早起き。
星は見えない真っ暗、曇天、午前は雨とか雪とかの予報。
それでも日の出時刻山頂着予定で0430出発
登山道は雨で深く抉れている。
10数年前に登った時の登山道はここまでひどくなかった。
登山道修復の石段工事が始まっていた。
街の明かりが木の間越しにチラチラする中。ヘッドランプで登り上げる。
ヘッドランプの中にうさぎが出現。
えぐれた登山道で逃げ場がないのか、ヘッドランプで目がくらんだのか。
はたまた山旅仙人のおおらかな心に安心したのか、つぶらな瞳が合ってしまった。
失礼して写真を一枚。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjzQWlgSIot_s-OpN5KbN8StMpc8yk6PnlYLt1IrCA9p7C9VDhaH8c3qQAdy7Ud2D1BCVka1kN_9FxtZCwmAiT2kT3jpa0cUIdvK-xDP7ne7zlpD1Zgzp_IPxAAosTiF68IJI0SpSN9AwY/s280-rw/DSCF8221.JPG)
汗をかかないようにゆっくり登り上げる。
7合目からは大きな転石混じりの岩道に変る。
0630時でも暗くヘッドランプは点けたまま、小雪が舞い始める。
日の出写真はとうに諦めた。
最後に急な岩場を登ると山頂。
御嶽神社に参拝。
山頂はガスっていないので、360度の眺望。
螺旋に登る登山道は明瞭、転ばないよう足元に気を付ければ問題なく頂上に着く。
松林から照葉樹の森、海を見下ろしながらの登山道。溶岩ドームの岩道。
変化に富んだ登山道は飽きない。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8lYkReT25hpOoC027uunDo2lIVJHEQcsw7FuIxRfSozyMjlL_jcZYltyT9A9musFDZNZMFv0cYyjhwcveoDIxw03t4mYqZsf1TFI4-QicboptBzAJkTmtB8THy1hA0miiOj07ltXxzWI/s320-rw/DSCF8223.JPG)
鹿児島湾を挟んで大隅半島の山々。佐多岬までくっきり。その先に種子島。
鹿児島湾奥に桜島、その奥の霧島山系は雲で見えない。
昨日登った、薩摩半島の金峰山、野間岳は低く垂れたガスと雲で見えない。
海岸線が頂上直下、足元に見えるので高度感がある。
この高度感は開聞岳だけが持つ。
これが実にいい。
海からすっくと立っている山が感じられる高度感である。
太陽は、チラッと鹿児島湾に差し込んだだけで雲に隠れた。
開聞岳から眺める大隅半島の山々のシルエット。
曇天の中でもそれはそれでなかなかのものでした。