2024年7月6日土曜日

此れぞ「北海道」かも知れない


7月6日(土) 0400起床 (ーーー)
天気 雨
気温 16℃

摩周温泉から16km走ると「屈斜路湖」に小さく突き出た、手付かずの自然が残る小さな「和琴半島」がある 


その半島には手付かずの森がある


途轍もない巨木が立っている


アカゲラは、枯れ木に見事な彫刻を作り出す


そして「桂の巨木」は森の王者である


屈斜路の岸辺には「地獄」の煙が湧き出す、辺り一帯は数度空気が熱い


標津サーモン科学館は海と川の生き物を展示する


ホッカイシマエビがじつに愛らしい、とは云っても今が旬の食い物


この科学館最高の展示は「イトウ」だろう
優に1mを越すイトウは20年を生きるというから驚愕である
水槽で見るだけでも有り難い


根室市街地の「明治公園」


バーべキュー公園である


洗い場完備


ゴミステーション完備


バーベキュウを楽しみ
ホッカイシマエビを喰らう
此れぞ「北海道」かも知れない


明日は「北方領土」のなんたるかを知ろう

2024年7月5日金曜日

知床羅臼から転進、阿寒湖周辺「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」に登る


7月5日(金) 0340起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 12℃

7月5日羅臼港0900時発第一便「ホエールウォッチング」が全て満船、外国の方々がわんさと押し寄せる状況は羅臼も変わらない、今夏のホエールウォッチングは潔く諦める。


ならば「羅臼」を食すしかにだろう「帆立」「ホッキ貝」「アサリ」を蒸し煮し、


うどんを投入すると海鮮うどん、焼酎ハイボールが止まらない。


残っただし汁で今朝はソーメン海鮮汁、旨い。


羅臼ではカモメが屋根に止まる、カラスや鳩なら納得だが海岸の岩と勘違いしているに違いない。とは云え人間がカモメの領域を侵しているとも言えなくない


知床羅臼から南東へ70km南下すると「標津サーモン科学館」、漁期には全世帯に鮭を一本配るという町だから「鮭」への思い入れも深いに違いない。開館はは0900時、0600時では開いているはずもない。
よくよく天気予報を確認すると明日7月6日は雨、7月7日と8日は曇りで降水確率は40%である。となれば、今夏道東・道北最後の一山は本日登るしかないと阿寒湖周辺「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」に向かう。中標津を過ぎて広大な牧草地が広がる中、刈り取った牧草地に「丹頂鶴が三羽」親子だろう、釧路湿原から軽く100kmを一っ飛び豊かな自然が在ればこその一っ飛び、好い景色に巡り会えて感謝である


0805時、「道の駅 摩周温泉」を通り越し牧草地の真ん中の国道をひた走ると、極控えめな見落としそうな「登山口」の案内板が藪の中に立っている。


「ヒグマ出没注意」の看板の掛かった「シカゲート」を開けて登山口まで砂利道を1.5km登る


トレイルクラブを名乗るNPO法人のメンバーが、登山道の草刈りの準備中である。



「辺計礼山’(ぺけれやま 732.3m)」
歩行距離 6.2km 所要時間 2時間37分 総上昇量 494m

0830時 登山口発
0858時 作業道終点
1000時~1018時 「辺計礼山’(ぺけれやま 732.3m)」山頂
1049時 作業道終点
1107時 登山口着

今年二回目と云う草刈りの登山道は、それほど草丈もなく笹も被っていない
あの函館「毛無山」とは比べるまでもない、故に人気の山なのである。
それでも、アースジェットを吹き付けた登山靴とスパッツには「ダニ」が付く。が、次第に動きが鈍くなり落ちてしまう、アースジェット恐るべしである。


作業道終点から笹藪直登の登山道も笹被り無し


直登から笹斜面をトラバースして頂上に続く稜線に上がるも、稜線の岩を避けて笹の急斜面をジグをきって登るようになる


最後、頂上に続く稜線に登り上がると弟子屈の広大な牧草地が、大地一面に広がる壮大な景色が出現する、牧草が作物という北の大地の実に広いこと。


ここまで姿を見せなかった山頂が、白樺が疎らに立つ尾根の先にこんもりした笹原の姿を漸く現す


一頭三角点の「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」山頂
「ぺケレ」はアイヌ語で「明るい」、もしくは「木のない山」を意味するとか、笹の山故の名前だろう


展望は霞が掛かって効かない、微かに「雄阿寒岳」


「摩周岳」は見えているかどうか



霞の掛かった大地も悪くない
下って牧草地越しに見る「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」、牧草地の中の単独峰で道は広く藪なし、展望は全周「屈斜路湖」「硫黄岳」「雄阿寒岳」「カムイヌプリ」も見えると云うから、人気な山な訳である


明日は雨予報のため「阿寒摩周国立公園」を楽しむ

2024年7月4日木曜日

女満別「メルヘンの丘」から「小清水原生花園」経由知床世界遺産に遊ぶ


7月4日(木) 0340起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃

0405時、網走川河口の先に赤い朝日が上がる、我が鹿児島の朝陽は金ぴかのピカピカ直視すると目をやられる明るさ、地球の大気を透過する距離の違いだと分かってはいてもこの赤は好い。


0440時、網走市の朝飯をネットでチェックすると「なか卯」がヒットする。
「すき焼き丼(小)」+「京風うどん(小)」660円の所dポイント500点を使って110円の朝飯です


連れのたっての希望で0521時かの有名な「女満別メルヘンの丘」



0523時、この時間の今現在「なに故隣に民家なのか?」「幾年月が流れたにか?」、流れた年月と耕した農地との格闘の時間、訪れた人はこの丘に人と大地との格闘の時間を見るのだろうか


0544時、Uターンして小清水に向かう途中の「網走湖湖畔」は、ライダー達のテント場と化す、数十台のバイクと数十人が朝御飯と朝の出発の準備中

20数キロ走ると「小清水原生花園」、エゾキスゲが朝陽に鮮やか


エゾスカシユリの淡い赤ならぬ橙が原生花園の藪をくっきり色分ける


0855時「知床世界自然遺産公園センター」着


知床五湖から眺める「羅臼岳から硫黄岳」までの知床連山のなんと美しいことか、あの稜線をワンデイ縦走した12~13年前のヒグマとの冒険を思い出す


10数km更に奥に砂利道を走ると終点が「カムイワッカの湯の滝」


今やネット予約なしではこの奥へ滑滝を遡る事は出来ない、10数年前とはそもそも知床の様相が違っている。押し寄せる観光客と自然を如何に守るかの難しさがよく分かる事例である


2数年ぶりの知床峠で羅臼岳バックに記念のポーズ少し気恥ずかしいが、羅臼岳の如何にでかいことか


知床峠から下ると羅臼の町
明日の「ホエールウォッチング」の観光船クルーズは満船、空きは無し


ならば思い残すことなきよう「帆立」「ホッキ貝」「アサリ」を蒸して一杯やるしかあるまい


次は「釧路湿原の丹頂ツル」に賭ける

2024年7月3日水曜日

サロマ湖「ワッカ原生花園」で遊ぶ


7月3日(水) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃

0458時何時もの時間の朝食だが、今朝は「根曲り筍の味噌汁ソーメン」と云う超レアで極上の朝御飯である。昨日は只敗退した訳ではなく手にはしっかり根曲り筍を下山する


それにしても昨日の稜線の風は想像を超える豪風だった
本日から暫くは山は無い、連れの云うまま「彼処」「此方」「お気に召すまま」運転するのみである
先ずは「サロマ湖」の砂州北岸の「竜宮代展望所」へ向かう


砂州南岸の「ワッカ原生花園」方向は遠くかすんで見えない


東にオホーツク海が広がり思いの外高い波が打ち寄せる


砂州の内側には静かな湖面のサロマ湖が対岸が霞むほど広大


サロマ湖を一周して「ワッカ原生花園」


手付かずの自然の中にポツンポツンと花が咲く
ムシャリンドウ


エゾカワラナデシコ


エゾフウロ


ミヤコグサ


サンゴソウ


スカシユリ


ハマナス
本州の高山植物が北海道では海抜0mで咲いている
楽しめるのである


昨日「帆立ならあの店」と教えて頂いたお店が「定休日」で購えず
「道の駅 網走」着


果たして網走で「生き帆立」を頂けるのでしょうか