2025年6月20日金曜日

「岩内岳(イワナイダケ1085m)」から「雷電岳(ライデンダケ1211m)」


6月20日(金) 0300起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 18℃

 「岩内岳(イワナイダケ1085m)」から「雷電岳(ライデンダケ1211m)」
歩行距離 10.4km 所要時間 6時間30分 総上昇量 1050m

0415時 登山口発
0510時 4合目
0536時 6合目
0650時 「岩内岳(イワナイダケ1085m)」山頂
0715時 目国内岳分岐
0750時 「雷電岳(ライデンダケ1211m)」縦走路歩き中止
0828時 目国内岳分岐
0851時 「岩内岳(イワナイダケ1085m)」山頂に戻る
0948時 6合目
1004時 4合目
1045時 登山口着

岩内サンサン温泉先のオートキャンプ場入り口左に登山口駐車場、その先に登山ポストがあり登山者カードを投函して出発。小広い緩やかに登る作業道が山腹に付けられいる、が早朝にも拘わらず暑い、汗が噴き出す我慢の歩きである。4合目までごく普通に歩いたつもりだが所要時間1時間、掛かりすぎだろう



 6合目が廃止され廃墟となったスキーリフト頂上駅、此所が作業道終点、山道が始まる。



この6合目直ぐ上が伐り開かれ下界の展望が開けるが、今朝は雲海が広がり日本海は見えない。




 稜線上ハイマツと灌木の中の登山道に「ふりむき坂」の看板



さらに登るとハイマツの登山道には「松風の回廊」、又丁度のタイミングで涼しい風が吹き上がってくるから憎い看板である



 8合目に上がると稜線が開け山頂がグンと近づいた



 雲海の上のガスが掛かる「岩内岳(イワナイダケ1085m)」から「雷電岳(ライデンダケ1211m)」に繋がる谷向かいに見える稜線が遙か遠い



 9合目に上がると岩道に変わる、見下ろすとハイマツの先遙か下方に登ってきた尾根が広がる、この景観これはこれで頑張って登った初心者なりベテランでも登山者にとっては結構「やったな!」の達成感が生まれる瞬間でもある。



 岩が剥き出しの「岩内岳(イワナイダケ1085m)」山頂



展望は360℃全周なのだが残念ながらガスで展望無し。こんな日もあるのさ。
「岩内岳(イワナイダケ1085m)」から「雷電岳(ライデンダケ1211m)」に緩やかなアップダウンで繋がる縦走稜線もガスの中である、期待大だっただけに残念至極。



 それでも「岩内岳(イワナイダケ1085m)」から「雷電岳(ライデンダケ1211m)」への縦走路を歩き始め、「岩内岳(イワナイダケ1085m)」山頂から緩やかに15分下ると「目国内岳(メクンナイダケ 1220m)」分岐



縦走路を先に歩くもガスが切れる気配は無し、縦走路の「幌別岳(ホロベツダケ 1174m)」手前で縦走路歩き中止。



 ガスが流れる稜線、見えたり隠れたりする雪渓その奥に朧に浮かぶ「幌別岳(ホロベツダケ 1174m)」で十分



ハイマツの上を渡るこの風を浴びながら再び「「雷電岳(ライデンダケ1211m)」を歩く日があるだろう。



 花ヶ咲く



 花が咲く



 花が咲く



 花が咲く



 花が咲く



 花が咲く



 花が咲く

 そして下山、長い歩きだった



 明日から天気は下り坂らしい

2025年6月19日木曜日

「チセヌプリ(1134m)」「シャクナゲ岳(1074m)」に登る


6月19日(木) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃

 昨夕は岩内町で「刺身」で乾杯、此れから二~三日ニセコ周辺の登り残した山を登る。ここの所、晩飯の選択を失敗し続けているが今夜は大正解、ほんわか酔って好い晩である。



 今日は「神仙沼散策ルート」に記されたコースで「チセヌプリ(1134m)」「シャクナゲ岳(1074m)」に登る
レストハウスから長沼経由ビーナスの丘、ここを起点に「チセヌプリ(1134m)」を往復、対面の「シャクナゲ岳(1074m)」「シャクナゲ沼」をピストンしてレストハウスに戻る




 「チセヌプリ(1134m)」「シャクナゲ岳(1074m)」
所要時間 6時間 歩行距離 9.7km 総上昇量 710m

0650時 神仙沼レストハウス発
0720時 長沼
0755時~0810時 ビーナスの丘
0900時~0910時 「チセヌプリ(1134m)」山頂
0945時 ビーナスの丘
1045時~1100時 「シャクナゲ岳(1074m)」山頂
1125時 シャクナゲ沼
1205時 ビーナスの丘
1250時 神仙沼レストハウス着

 神仙沼レストハウスから30分歩くと長沼、この沼は農業の溜池として造られ管理されている。湖面の先の「チセヌプリ(1134m)」がドーンと迫力満点だから愉しい。



長沼の左岸を池奥に歩き最奥から「チセヌプリ(1134m)」「シャクナゲ岳(1074m)」のコルに上がる。このコルが「ビーナスの丘」、ニセコから蘭越が一望の丘である。此所が「チセヌプリ(1134m)」「シャクナゲ(1074m)」の分岐になる。


 湖面にドーンと座った「チセヌプリ(1134m)」は見る分の迫力で、急登一気の登り、天気快晴、直射日光を遮る物とて無い根曲り竹の中、無風故に殆ど夢遊状態、登るのは見る以上に大迫力である。体が一気に上昇した夏気温に慣れている訳もなく手強い登りにバテバテである



 「チセヌプリ(1134m)」の山頂に登り上がれば爽やかな風が吹き渡るまさに北海道の夏、其処に「ニセコアンヌプリ(1308m)」と「羊蹄山(ようていざん 1898m)」が一直線だから何とも嬉しい。軽い「散策ルート」気分では手痛いしっぺ返しを受ける登り、頑張らなければこの景色は見られない



 反対側に目を転じると残雪の「目国内岳(メクンナイダケ 1220m)」と「岩内岳(イワナイダケ 1085m)」が並ぶ。



 「チセヌプリ(1134m)」山頂から急坂を慎重に下り「ビーナスの丘」に立ち、対面の「シャクナゲ岳(1074m)」に登る。シャクナゲ沼から分岐する山頂への登りは「チセヌプリ(1134m)」に輪を掛けた大岩累累の急崖の登り、完バテである。



 「シャクナゲ岳(1074m)」山頂からの景観は、「チセヌプリ(1134m)」山頂からの景色を超える。「チセヌプリ(1134m)」「ニトヌプリ(1080m)」「イワオヌプリ(116m)」「小イワオヌプリ(1039m)」「ニセコアンヌプリ(1308m)」「羊蹄山(ヨウテイザン 1898m)」が一列うち揃って並ぶ絶景、山好きには堪らない見応えだから嬉しい。




 真反対に目を向けると「目国内岳(メクンナイダケ 1220m)」と「岩内岳(イワナイダケ 1085m)」が眼前に展開する。「目国内岳(メクンナイダケ 1220m)」に隠れた「雷電山(らいでんやま 1211m)」を見てみたい




 「シャクナゲ岳(1074m)」山頂直下、眼下に「シャクナゲ沼」が水を湛える

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 「シャクナゲ岳(1074m)」山頂から下り「シャクナゲ沼」越しに見る、「目国内岳(メクンナイダケ 1220m)」と湖面と残雪の色合い、空の碧とのバランスが実に好い。




 山を渡る風は爽やかなれど北海道とは云え照りつける直射は容赦が無い。山中で「熱中症」とは洒落にもならない。2Lの水を1.5L飲み干して何とか頑張る。6時間この熱射に頑張るコースは、「散策コース」ではありません。くれぐれも用心有れ
 明日も晴れらしい

2025年6月18日水曜日

狩場山登山口「ブナ遺伝資源保存林」を歩く


6月18日(水) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 18℃

 早起きし函館から80km、0600時一時間走り八雲町へ、狙いは「ラーメン山岡家の朝ラーメン」だったのだが開店は1000時。今朝も失敗である。
 だが、「室蘭のチキウ岬と渡島半島」に囲まれた穏やかな噴火湾をみて「ギダン」が止む。



 0910時、島牧村着で「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に向かい林道を上る



 道中林道には「熊出没注意」の立て看板



 さらに「山菜よりも大切な命」の立て看板が立つも、「おじん」と「おばん」は関係無いとばかり軽自動車を藪に突っ込み、雨合羽、帽子、頬被りの完全装備で藪に入っている。然も藪に突っ込んだ軽自動車の天井では、熊避けのサイレンが唸っているから魂消た。



 「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に向かう林道は、「賀老高原キャンプ場」先で「通行止め」の看板が立っている。「狩場山(かりばやま 1520.2m)」の新道登山口は4km先だからチョイ辛い。
 「ブナ遺伝資源保存林」は、少し歩くだけだから助かる



 其処は「狩場山・大平山周辺森林生態系保存地域」である 


 
そして「ブナ遺伝資源資源保存林」




 遊歩道には昨秋のブナの殻がびっしり積もっている。昨秋は大豊作だった故に優に数十頭の熊を飼えたに違いない。どうりで渡島半島の熊害のニュースが絶えなかった訳である



 今夏山旅何故此所が一番先かという訳だが、実は2012年9月7日(金)「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に登った際に「ブナ遺伝資源保存林」を知らず見過ごした。其処に「corvette82」さんから「ブナ遺伝資源保存林」有りのコメントを頂いた。以後訪れる機会が無く13年振りに訪問する。



 ブナの森は圧巻の巨木




且つ「高い」、九州のブナは横広がりだからこの高さには驚愕である。然も北限のブナ故の強靱且つ不屈の根性もある


              

 さらに、水が豊かかなのは北海道故かも知れずブナの森かも知れず



 その林床には「ワラビ」が芽を出し



 「根曲り竹の筍」が至る所に出ている



 「ハクサンチドリ」の紫だって負けてない



 北海道に上陸し豊かな森を一番目にした算段は大成功である
 ニセコに向かって北上途中「寿都温泉 ゆべつのゆ(600円)」で汗を流す。天然温泉掛け流し、癒やしの湯船の湯温43.5℃だから日焼けした上に茹で上がってしまった。



 明日はニセコ周辺で山を巡る

2025年6月17日火曜日

出発して一週間、北海道函館着


6月17日(火) 0345起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 18℃

 昨日は弘前城天守に上がり追手門場外に出ると「昔ながらの弘前アイス(200円)」を道売りしている



 ザラザラ感のあるあっさりアイス、そう云えば昔々自転車で道売りしていたアイスだ。



 0650時発「大間港発~函館港行き」フェリーに「山旅号+二人(17500円)」に乗船、大型トラック無しの乗用車のみの朝第一便である。



 低気圧通過後の北からの風は強いもののフェリーは揺れることもなく0820時函館港着



 弘前城天守の余韻のまま「五稜郭」訪問



 「特別史跡 五稜郭跡」、幕末の箱館港開港に伴い設置された箱館奉行所の防御施設で、西洋式土塁とある。



 「堀」と「石垣」を巡らせているが「現存十二城」とは趣を異にする




 五稜郭公園の中に「箱館奉行所」がスケールを縮小し復元されている。「天守」ではなく「政庁」である。



 「特別史跡 五稜郭跡」の堀の外に「五稜郭タワー」が建つ、現代の「天守」かも知れない。
外国からの観光客が大挙してタワー入っいく。



 タワーに上がることもなく北海道上陸第一番は「天然温泉掛け流し 花園温泉(480円)」で朝湯する。低温の湯船の湯温が44℃、高温の湯船の湯温は46℃流石に足を入れただけでアッチッチで撤退する。



 今夜は箱館上陸祝い、北海道の山旅の作戦を練る