2025年11月20日木曜日

芋を掘る


11月20日(木) 0440起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 5℃

 昨夕は「サゴシ丼」で〆た。少しの酢飯にサゴシの刺身を載せわさび醬油を垂らして頂く。
この時期限定の丼をじっくり味わう「旨い!」



 0610時朝散歩の帰り道東の空が明け始める、北西の風に乗って低い雲が流れる。その雲の底に朝日が当たる、何時もなら鮮やかな赤に染まるのだが、気温5℃の今朝は鈍い赤、黒い赤色が底を染める。明るくなる前の一瞬の黒々とした赤が冬間近を知らせる



 春に駒打ちした椎茸の原木、然も細い原木に椎茸が二個出ている。大径の原木は来年から出る筈、立ててさえおけば出る。



 「安納芋」を掘る。
よく太った芋がぞろぞろ出る「芋づる式」とは此れのことだ



 「里芋」を掘る。



子芋が親芋の周りをびっしり埋める数えると28個の子沢山「目出度い」芋の訳だ



 一気に掘り上げても連れと二人では食べきれない
ボチボチ掘りながら愉しむ

2025年11月19日水曜日

下架し試走する


11月19日(水) 0300起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 8℃

 0300時起床し雲行きをアメダスで見ると、北西から雨雲が次から次へ流れてくる。朝散歩無しネットニュースを見ながら夜が明ける。0800時下架の予定なので40分前連れにドックに送って貰い、船体と船底の最終確認



一晩経った塗り面は艶が出て船底もどうだと云わんばかりの仕上がりである。自前で清掃塗装するのは船の詳細、変化をこの目で確認したいから、腕や肩はカチカチに凝るけれどそれもまた良し、安全航行は此れ故である
 


ユックリ川内港の港内を試走する、快調に滑走する。
走るだけでは能が無い、引き釣りをする。



引き釣りの道具は「ヒコーキ」で此れを船尾から流しながら走る。トローリング漁である。
釣れる時期ではあるが期待していた訳ではないが、何と一尾「サゴシ」が掛かる
50cm程までの魚は「サゴシ」と呼ばれ、それを越えると呼び名は「サワラ」と変わる出世魚である。



 勿論「刺身」で頂く。運動量豊富な魚故筋肉質の刺身で、プリプリ且つ歯応え抜群の弾力のある身である。そして癖の無い白身で甘い。この時期の人気の魚で有る。



 寒気南下で鹿児島の朝も10度を下回るようになる。心地よい朝が漸く来た。

2025年11月18日火曜日

西高東低、北の強風が吹き上げる


11月18日(火) 0430起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 13℃

 0618時朝散歩の帰り道、東の山際にさらに細くなった三ヶ月が雲に見え隠れする



 前線が通過し西高東低の気圧配置、低く黒い雲が北から南へ高速で流れる。細い三ヶ月は遂にこの低く黒い雲に隠れてしまった。行きより帰りの北風がより強くなっている。



 朝露が乾いてから船底塗装を始める予定だったのだが、船底は朝露に濡れるどころ北からの強風でかカラカラに乾いている。
 艫の船底塗装着工前の様は見るに堪えない程惨いことになっていた



 施工後、船底塗装を終わった艫は見違える程ピッカピッカである。今回は厚塗り故に余計光沢がある



 船首の船底も上々の仕上がりである。この仕上がりなら船速もこれまで以上に上がっているに違いない。



 1350時、北の風は益々強くなり川内港の港内も大ウサギが飛び風波もウネリも港内に寄せる



 漁港に立ち寄ると「明朝0800時、下ろしましょうか」と仰る
下架後、即試走と行きたいところだがこの時化ではそも行かない。
このような短期間で船底塗装をするのは初体験、海の変化は船のメンテナンスにも深刻な影響を及ぼし始めている

2025年11月17日月曜日

漁港ドックに上架し船底を清掃


11月17日(月) 0530起床 (ーーー)
天気 曇のち雨
気温 11℃

 ドック上架の予約時間は0800時、ぴったしに行くと漁港職員さん本日男手不足で事務のお姉さんがコントローラーを操作している。無事上架完了。



 艫の側壁も船底もフジツボがびっしり付着、汚泥も艶々に積層している。



 漁協の所員さん曰く「今夏、ドックは漁船でてんやわんやでした。漁協の揚水パイプも詰まりました」と云う惨事だったらしい。我が船も船底塗装して下ろしたのが3月10日、たった8ヶ月でこの状態だからさもありなん。



 漁港ドックの高圧洗浄機で丁寧に側壁と船底を丁寧に洗浄ピッカピッカにする。



 今日午後から雨の予報通り、大粒の雨が落ちてくる。それも二時間で程で止み明日は晴れ予報故、船底塗装は予定どおりである



 何時もの通り二度塗りする、帽子を被り合羽を着ての完全武装で塗るのだが、終わってみれば不思議と塗料塗れである。明日も屹度そうなる事を覚悟している 

2025年11月16日日曜日

朝散歩は愉し


11月16日(日) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃

 0627時朝散歩の帰り道明け始めた空にクラゲ雲が幾重にも重なって浮かぶ、高層で風が強い証左なのだろうが、空を見上げる分には愉しい。



 それから14分後の0641時空が朝焼けに染まる、その朝焼けの中細くなった三ヶ月が浮かんで好いアクセントになっている



 朝の空は刻々その姿を変えるので、絶景を見逃すまいと足元に注意を払いつつ目は空を追っている。



 更に1進むと第一鯉ポイント、あっちでもこっちでも朝の食事中である、其処に一尾美味しい物でもあるのかと姿を現す。1.0mにも迫ろうかという大鯉から30cm程の子鯉までその泳ぎっぷり、群れ具等々上から眺めるのは愉しい



 朝散歩時の気温が10℃を下回る、あと十日もすれば霜が降りるかも知れない。冬は其処に来ていると云うことか

2025年11月15日土曜日

二ヶ月振りに出航する


11月15日(土)  0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃

 朝散歩の帰り道0610時、快晴の夜が明ける。東風が少し強いが大丈夫だろう



 0850時出航する
港内はガスが掛かる、この時期になると川霧が下流に流れる、「川内川あらし」である。微速前進で慎重に港内を進む。



 沖に出ると川霧は無し、しかし昨日の時化が残りウネリもある。アンカーを打つことも叶わず船を流しながら釣るしかない。



 東風が弱まり少し釣りやすくなるも二時間釣って1100時納竿、此れだけ釣れば十分である。



 鰺三尾、チコダイ9尾、ベラ一尾



連れと二人で鱗を引き拵える、掛かった時間は一時間半、適当に切り上げて正解。
 チコダイは三枚に下ろし皮目を焼いて刺身、皮を引いた刺身の二種



 大鰺は刺身にする。



 二ヶ月ぶりに味わう釣りたての刺身は爽やかである

2025年11月14日金曜日

今冬初めて赤大根下ろしを食す


11月14日(金) 0330起床 (ーーー)
天気 濃霧のち晴れ
気温 13℃

 朝散歩に出ると濃霧、ヘッドライトは足元が見えるのみと云う我家では希な濃さ、然もヘッドライトに浮かぶ濃霧は小さな雨粒でヘッドライトの明かりの中を流れる。沿道の木々の梢からポタポタ雨粒が落ちるので、此れじゃずぶ濡れになるなと思いつつ歩くも意外や意外全く濡れなかった。
帰り着いて小菜園から赤大根を抜く、秋山旅出発前に播種した赤大根が程良い太さになった。
下半分を大根下ろしでたっぷりお椀一杯下ろすと、赤では無く薄紫になる。



 これに橙の絞り汁を垂らすと一瞬で桃色に変色する。自然の発色然もしっとりと瑞々しい桃色を口に入れる。しかしこの桃色は甘く無い大根の辛さがしっかり残る芯のある桃色である。



 北の風が沖では5.0mを越えているので小さなウサギが辺田目でも跳んでいる。明日は高気圧が張り出し風が落ちて凪の予報である



 2ヶ月以上舫ったままの船を点検整備する。燃料は満タンエンジンは一発始動冷却水の循環も問題なし、問題は「船底のフジツボと何層にも重なった汚れ」だが、船速は落ちるも明日の釣りの障害では無い。



 とは云っても船底の清掃と塗装は急がなければならない。漁協にドッグの空きを訊ねると来週11月17日(月)~19日(水)が予約できる。その帰り売店に立ち寄ると「函館あさひ いか塩辛 まろやか塩辛の決定版」が棚に並んでいる。函館、塩辛、まろやかとくれば即買い。山旅の友を我家で頂けるとは有り難い。



 明日は朝散歩、出航という完璧な一日になりそうだ