2026年9月28日月曜日

日本最北端は「ヒグマ」と「シカ」と「しらせ」だった


9月28日(月) 0400起床 (ーーー)
天気 曇り 
気温 15℃

 0448時、枝幸町「ウスタイベ千畳岩キャンプ場」沖のオホーツクの空が白む



 10分後の0458時、海と空の境がクッキリし始める



 40分後の0538時、朝日がオホーツクの海に輝く
 夜が白み夜が明け見る見る間に朝日が顔を出すかと待ったのだが、どうしてどうして日本最北端の朝日は時間を掛けてゆっくり上がってきた。



枝幸町から20km北上すると隣町「浜頓別町」、道の駅に張り出してあるのは「ヒグマ目撃情報」、いきなり出てきた。「9月6日、地元猟友会のパトロールにて、ヒグマ一頭の駆除」と最新情報が載せてある。海岸部から内陸に向かう道路沿線の目撃情報は密度が濃い。



浜頓別町から猿払村に向かう「村道」が(通称 エサヌカ線)と呼ばれる、ガードレールもない電柱もない、いるのは乳牛だけという16kmの直線道路で、「ライダーの聖地」「地平線まで真っつぐ続く道が空に溶け込んでいくような景色」として大人気である。



 バイクや車だけじゃない、そりゃ「丹頂鶴」だって遊びに来るさ



 村道脇の砂浜には「釣り人」だって遊びに来る



 国道に復帰して稚内市に入ると「ヒグマ」が「シカ」に変わった。「ヒグマ」も怖いが時速60km~70kmで走る山旅号に突然飛び込む「シカ」はもっと怖い。



 「日本最北端の地」の碑で観光客の間隙を縫って連れは両手を広げる。観光客に相当感化されている。



 稚内市内で「しらせ 70周年・・・」の立て看板を発見する。看板を追っていくと岸壁に「南極観測船 しらせ」が停泊している



 第一次南極観測隊タローとジローのふるさと稚内市を10年振りの訪問だったらしい、一般公開も終えて大勢の人に見送られて出航していった。今秋には越冬隊と共に南極に向けて出発する



 「稚内温泉童夢(65歳以上50円引き550円/大人)で湯浴みし、稚内駅近くの有名店「ボリューム亭」で「生姜焼き(1500円)」を生ビール&ハイボールで頂く。


この生姜焼き肉の厚さが厚い10mm近くある、ペラペラの生姜焼きとは一線を画す「厚さ」と共に肉が皿に「山盛り」出てくる。単品で頼んで正解だった。連れが頼んだ「ハンバーグランチ」も相当な盛りだった。連れ曰く「もう夜は要らない」。



明日から稚内半島の真ん中を「ヒグマ目撃情報」を確認しながら南下する

2026年9月27日日曜日

熊出没空白地を走る


9月27日(日) 0450起床 (ーーー)
天気 雨
気温 10℃

 0450起床「Prime Video」で「Giants VS Dodgers」を観戦する。大谷さん本調子ではないが「ベッツ選手」の先制ホームラン 、「スミス選手」の逆転ホームランで〆たのを見て、オホーツク海沿岸を北上開始する。
 北上する海岸でアクセスの容易な砂浜には竿が林立する狙いは「鮭」だろう。一人離れて竿二本の釣り人がいる。



 波が静かなオホーツクに投げ入れて只只管待つ釣りというのは、今朝のような雨模様然も気温が10℃台では気が進まない。カンカン照りで気長に待つのが好いな。



 今朝出発した湧別町から枝幸町までのオホーツク海沿岸では「熊出没目撃情報」の空白地帯である。背後には北見山地が控えているのだが、オホーツク海沿岸との間の広大な牧場群が、海岸への進出を阻止しているのだろうか。
 その代わり路面に「シカ注意」と大書きしてあり、路肩には「鹿は突然飛び出します」と云う看板が立っている。あの図体のでかい「エゾシカ」と衝突したら「山旅号」等ひとたまりも無い。それでも皆さんシカも制限速度も気に掛けることなく走っている。



 今夕は、雨の中枝幸町「ウスタイベ千乗岩キャンプ場」で海を眺めている
町内三ヶ所何れのキャンプ場も受付無しのの無料開放、なのだが開設期間が6月1日から8月31日までという短期間、さもありなんと思う雨が降っている今日など15℃を下回っている。




只、海を眺めている訳じゃない
「雄武町漁業協同組合 直販店海鮮丸」で購った「ホタテの刺し身 27個/1600円」を頂いている。
南の海の貝は、煮ても焼いても口に入れると「海を丸ごと」口に入れたが如く濃く、甘く、少し塩っぱく、それでいて海を美味しいと思う。


ところが、北の海の「ホタテ」は優しい甘さ、仄かに海が薫る、と云って濃厚じゃない無い訳じゃない。が、南の海の貝とは全く異なる代物である。貝大好き山旅三昧にとっては、「ホタテ」も「ツブ貝」も全く違う海を食している感がある。



 明日はいよいよ稚内入りである

2026年9月26日土曜日

網走市「能取湖(のとろこ)の紅葉」を見る


9月26日(土) 0450起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温  7℃

 知床峠を越えた斜里町でも熊出没は続いている、知床半島の熊の密度には驚くばかり、そして里に、町に出没する現況に緊張せざるを得ない。
オホーツク海沿岸を北上しつつ「熊出没情報」を確認すると、海岸と云えども熊出没は避けられない。小清水町も大空町も海岸ギリギリまで油断できない。



 網走市でも北見市でも熊が目撃されている。
国道を北上ししつつ道路脇から「何時熊が出るか、飛び出すか」左右に気を配って運転している。



 
その海岸に竿が林立している。
皆さんの狙いは「鮭」、車を砂浜に乗り入れ何本も竿を立てて当りを待っている。この時期沿岸に寄せる「鮭」は餌を追わないと言われている。針に引っ掛かる偶然を狙うしかない釣りだ。




 オホーツク海沿岸網走市「能取湖」サンゴソウ」群生地に立ち寄る



「塩分の多い湿地に生える葉のない一年草、9月中旬から10月にかけて珊瑚のように美しい赤変をし、アツケシ草とも呼ばれる」と紹介されている



 地域住民の皆さんの手厚い保護で甦った「能取湖の紅葉」、日本一の風景が広がる。






その紅葉は、多くの外国人を惹きつけ「観光バス」「レンタカー」で大混雑である。今や秘境とか隠れた名所とかは存在し得ないらしい。




 目下の」問題は「何処でホタテを腹一杯食すか?」に悩んでいる。なんせ此れから北上する沿岸は何処も「ホタテ」の産地、ホタテ御殿が建つホタテの名産地なのだ。

2026年9月25日金曜日

熊情報を求めて「阿寒湖」から「知床」



9月25日(金) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 8℃

 屈斜路湖の今朝の気温は8℃随分涼しくなったと思ったら、稚内では今秋初の氷点下だったと云う。その爽やかな冷気の中「摩周湖」に上がる。正面に「摩周岳(マシュウダケ 857m)」の山崖の下に真っ青な摩周湖が朝日に輝く。此所も「ヒグマ」が濃い生息地である



 まず屈斜路湖半の「川湯ビジタセンター」 で熊情報を確認する



 入り口にいるのはヒグマ(牡7歳)と「牡3歳」、 人間が太刀打ちできるはずがない。



然も「いますか」
「はい、います」だから覚悟が要る



 どれ位いる、これくらい居ますと云うから頷くのみである




 体重 牡200kg以上 出生時400gで成獣になると400kgを越えるヒグマもいるとある


 体長 2m 寿命 20年~30年 知恵を蓄積するはず



 聴覚 100m先の鈴を聞き
 視覚 やや近視眼的ながら昼夜を問わず移動する


 嗅覚 犬の4~5倍 3km先の鹿の死骸を感知する
 味覚 食い物に執着、一度味を覚えると何度も来る
 行動範囲は百平方キロメートル、一日50km歩くと云う
 走る速度 50km~60km 走って逃げるのは不可能、木登りも泳ぎも得意というから弱点がない
 

 二ヶ所目は「知床世界遺産ルサフィールドハウス」


羅臼町の熊出没情報は49件



羅臼町 ヒグマの痕跡情報 熊の糞 11件



「知床世界遺産ルサフィールドハウス」の正面には「北方領土」が浮かぶ。山旅三昧生きているうちに足を踏み入れる事を願っている



 三ヶ所目は「知床羅臼ビジターセンター」



 「ヒグマの足跡」の何とでかいことか。出会わないことが一番を納得する



羅臼から知床峠へ上がると眼前に大迫力の「羅臼岳(ラウスダケ 1661m)」、今年度ヒグマによる死亡事故があり登山道が閉鎖された。




 四ヶ所目は「知床羅臼ビジターセンター」



ヒグマ出没の生情報が張り出されている
フレベの滝ヒグマ目撃件数2023年から2026年のデータ 7月例年10件以上



開拓小屋コースヒグマ目撃件数
 出会った人、目撃した人の驚く様は十分に想像できる



何れにしても「ヒグマ」は居り要注意
然も、ヒグマの親子が最も危険、出会わないことを願うのみである



知床半島 斜里町「「ウトロ温泉夕陽台の湯(500円/人)」で湯浴みし、熊目撃情報を再確認しているう



明日から400km先の稚内に向け「ヒグマ情報」を確認しつつ、オホーツク沿岸を北上する

2026年9月24日木曜日

阿寒湖周辺に熊出没情報は無い


9月24日(木) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 8℃

 昨日は「大雪高原温泉」から三国峠を越える。三国峠からは「西クマネシリ(1635m)・南クマネシリ(1559m)・ウペペサンケ山(1848m)・ニペソツ山(2013m)」が一望でその麓に広大な糠平原生林が広がる。これらの山々を見ながら原生林を貫く真っつぐな一本道を走ると余りの広がりに日本にいることを忘れてしまう。



 そのまま十勝に下って「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」のフードコートで「インディアンカレー」を頂く



 連れは「定番カレー(750円)」、帯広に来たら食っていけと云う名物である。
久々夜御飯にたっぷり御飯を頂いてお腹パンパン、悶絶しそうだった。



 「阿寒湖畔ビジターセンター」まで90km弱、ノンビリ走っていると「黄色一色に広がるひまわり畑」に出くわす。青空に下一面に広がる黄色だけで人が呼べるという豪華さだった。



 山の向こうに「雌阿寒岳(メアカンダケ 1499m)・阿寒富士(アカンフジ1476mm)」が見えてくる。広大な山域を持つ阿寒国立公園の「ヒグマ出没情報」が気になる



 その情報は「阿寒湖畔ビジターセンター」にある



 ところが、「最新熊出没情報」の掲示板に目撃情報が見当たらない。「ヒグマ」が山に籠りっきりで出てこないと云う事だろうか。 



 それとも「雌阿寒岳(メアカンダケ 1499m)」が、「噴火警戒レベル 2」で登山道3ルートが立入り禁止になっているからだろうか。



 何れにしてもこの広大な山域で目撃情報が無いことに驚いた。



 明日は「知床世界遺産ルサフィールドハウス」で知床の最新の熊情報を得る

2026年9月23日水曜日

紅葉真っ盛り「日本一早い大雪高原沼の紅葉」を愛でる


9月23日(水) 0410起床 (ーーー)
天気 快晴
気温 4℃
 大雪高原沼に上がるのは三度目、マイカー規制に掛るのは初めて「秋の紅葉期間は予約且つ2000円/台」、登りが0600時発、下りが1030時~1045時と1230時以降1630時ゲート着」でゲートが施錠される。有無を言わさない徹底的な規制が行われている。



 大雪高原温泉は標高1230m、右の建物「大雪高原山荘(宿泊&温泉)」は二年連続人手不足で休館中、左の建物「ヒグマ情報センター」此所で「ヒグマに出会わない為に」「出会ってしまったら」と云う真剣勝負のレクチャーをい受けて入山する。と云うのも、大雪の山の中で此所「大雪高原温泉」の沼回りが、ヒグマの密度が最も濃く出会う確率は他の山の数倍高い。よって「6月~8月」は、ヒグマ情報センターのレンジャーとパーティーを組んで歩くルールになってらいる。紅葉のこの時期は、レクチャーを受ければ自由に池巡りが出来る。



 「ヒグマ情報センター」から1.1km20分歩くと「ヤンベ温泉」、入れる温泉ではなく沢崖に噴出している温泉、此所から反時計回りに大雪高原温泉沼巡りコースに入る。一周できる訳ではなく、毎日レンジャーがヒグマを確認しコースの終点が決定する。



 紅葉は真っ盛り、さすが「日本一早い紅葉」故に人が押し寄せる。「一人静かに紅葉を愛でる」などそんな我が儘はとてもとても。





 今日は最も標高が高い「高原沼(1485m)」で沼巡りコースの終点、約半周と云ったところだろうか。
 大雪高原沼巡り
所要時間 2時間50分 歩行距離 6.6km  総上昇量 347m

0713時 大雪高原温泉発
0808時 緑沼
0844時 大学沼
0915時 高原沼
1003時 大雪高原温泉着




 十個の沼の紅葉は、沼の大小や水の色具合、周囲の木々の模様で夫々の秋の気配が異なる
 「土俵沼」はコース最初の沼で小さな沼なのだがその鮮やかさに驚かされる


「バショウ沼」、此れも小さな沼のなのだがご覧あれ



 「滝見沼」、小さい沼が次から次に現れ、池周囲の紅葉の模様の多彩さに驚かされる



 「緑沼」は広く周囲の景色と紅葉を思う存分池に写し混んでいる。早朝レンジャーの巡視で「ヒグマ」の目撃乃至痕跡が濃い場合、コースは此所が終点になることも度々らしい



 「湯ノ沼」に上がると微かに硫黄の臭い漂う、沢にお湯が沸いているのである。生きている山を直に感じる瞬間、「ヒグマ」も山が生きていることを屹度感じているに違い無い



 「鴨沼」、小さい沼なのだが標高が200m弱上がると周囲の紅葉は鮮やかさが一変する



 「エゾ沼」、池の水面ギリギリを歩きながら、自らも紅葉の風景に溶け込んでいる


 「式部沼」、紅葉に回りをすっかり囲まれシーズンでなければ一人静かに紅葉を愛でたい沼である



 「大学沼」、ヒグマの活動が活発な「6月~8月」大抵此所が沼巡りの終点らしい、真っ正面に大雪高原の広大な崖が広がり「ヒグマの餌場」になっている。「活発に動き回るヒグマ」を目に出来る貴重な場所ではあるが、其れも此れもレンジャーの監視が有ってこそ。



 今日は更に上部標高では最高点の「高原沼」まで上がることが出来た。大雪高原の崖の紅葉と赤岳が秋空に映えて見事だった。



 標高が高く、山奥深いところに生息する「ヒグマ」に関しては、10数年前と「ヒグマ」と出会う確率、出会わない為の対処に違いは無いように思う。
 問題は矢張り、低い高度、里回り、登山口周辺の「ヒグマ」の出没情報が格段に増えたことにある。目撃される「ヒグマ」は、山奥深い「ヒグマ」とは別物と心得た方が良い。
人慣れし人間の残した残飯、美味しい穀物を味わった「ヒグマ」には、怖いものは無いのかもしれない