2025年7月15日火曜日

小樽港からフェリーで帰る


7月15日(火) 0400起床 (ーーー)
天気 曇のち雨
気温  24℃

 台風5号の風雨で山旅号は揺れることもなかった、雨は少々風も当たらず無事北上していった。中心付近では風も雨も激しいという。



 北海道最後の朝飯は、当然「ラーメン山岡家 特製味噌ネギチャーシューラーメン(1260円)」、値段も味も背徳感たっぷり、十二分に北海道が味わえる。



 ラーメンを食べて「イオンシネマ スーパーマン(ハッピー55割引:夫婦どちらか55歳以上なら1800円/人のところ2200円/二人)」を見る。勧善懲悪は、古今東西変わりなく拍手喝采だ。スーパーマンは強いです。





 小樽の銭湯(500円)で汗を流し



 イオンで夜食の買い出しを済ませ



 小樽港発舞鶴港行き2330時発「あかしあ」で帰る。乗船したらキンキンに冷えたビールを買って北海道山旅三昧に乾杯する

2025年7月14日月曜日

「エスコンフィールド」は「富良野」に変わる大観光地になること間違いなし


7月14日(月) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れのち雨
気温 15℃

 「千歳朝御飯」で検索すると、「ラーメン山岡家」は当然のこと 「ゆで太郎 もつ次郎千歳信濃店」がヒットし、其処に「なか卯 千歳店」が割り込む。メニューを見て驚いた「こだわり玉子朝食(290円)」、「温玉うどん」、今朝の朝飯は「なか卯」で決まり。
 初めて食す「なか卯」の温玉うどん(温かい茹でたうどん+天かす+葱+刻み海苔)そこに「納豆」を追加し混ぜに混ぜて食す。出汁醬油をたっぷり掛けツルツル、トロトロ、ネバネバの豪華うどんを頂く。このメニュー・レシピなら「うどんをゆでたてソーメンに替え+大葉+梅肉+おろしにんにく+針ショウガ+生卵」なら我が家で毎朝いける。



 明日は北海道を離れる、その前にぜひとも訪れたい場所が「エスコンフィールド」、凄いことになっているらしい。



 「ダルビッシュ」と「大谷翔平」が迎えてくれるのも憎い演出である



 三角のドーム屋根が大きく開け放たれダイヤモンドは夏の日差しに輝き、吹き抜ける風は夏とは思われない涼やかさ、本州でこの空気感は絶対に味わえない。すでに其処で勝っているかもしれない。




 ネットでは「北広島市」立地を「何をわざわざ北広島」と散々叩かれたけれど、どうしてどうして「試合のない・月曜日・朝早い0930時」小学生の見学歓迎、観光客の群れ・群れ・群れ、最早一大観光地と云うしかない。


JRの新駅も計画中と云うから「北広島市」の一人勝ちである。北海道富良野「丘陵と畑と自然と人の暮らし」という北海道の定番を、エスコンフィールドは「広大な自然の中、巨大な人工物で、スポーツという祭典が繰り広げられ、興奮と感動が味わえ新しい北海道が生まれた」と北海道を変えた、「北広島市」には凄い奴がいるということらしい。



 天気予報では「台風5号北海道上陸」、豪雨と強風と騒々しい。故に札幌の街中ではなく道央自動車道「輪厚SA」で今夜と明日をやり過ごすべく避難する。
 高台故に浸水の心配なし、強風にも倒木にも通行止めにも強い故、明日夕の小樽発舞鶴行フェリー乗船にも問題ない。


 「輪厚SA」のフードコートのコンセントを使わせてもらい最新の台風情報を収集し「明日7月15日2330時小樽港発舞鶴港行」フェリーの欠航無しをほぼ確信する



 北海道の登り残した山も数えるほど、避暑を兼ねた北海道夏の山旅三昧も今季が最後かもしれない。「残雪、新緑、紅葉、新雪」この山のこの姿を見たいという季節を味わう山行になるのだろうか。気になるのは「ヒグマ」の現状、十年前とはフェーズが変わったとしか思えない。ザックの両肩に二丁の熊スプレーを掛けて歩くなぞ、とても十年前には想像すらしない状況、山歩きを簡単にできる山では無くなってきたのではと思ってしまう。これは「北海道」に限らず東北から中国・四国まで同じ状況だろう。
 もはや共生などという心地よいアプローチはすでに超えている。

2025年7月13日日曜日

ビールは工場で飲むに限る


7月13日(日) 0400起床 (ーーー) 
天気 晴れ
気温 15℃

 0510時ラーメン山岡家旭川神威店で「朝ラーメン(550円)」、朝ラーメンというメニューが時間限定で提供される、麵は朝ラーメン用の細麺、スープも定番のスープとは異なる特別仕様のあっさり、「麵の硬さ」「油の多寡」「スープの濃さ」は定番のラーメン同様選択可である。日曜日の朝0500時と云うに店内には10数人のお客さん、然もビール瓶が並ぶ席もあるから愉しい。此れ位奔放じゃ無きゃラーメン屋じゃない。こっちも負けてはならじと「摺下ろし大蒜さじ三杯」「豆板醤山盛り匙一杯」「胡椒たっぷり」で汗をふきふき完食である。



 旭川から千歳へ150Km走り「道の駅サーモンパーク千歳」着、1300時~1430時のキリンビール千歳工場の工場見学(入場料500円)を予約している。「キリン一番搾り」試飲付なので山旅号は道の駅で留守番、JR千歳駅から一駅先の長都駅まで電車移動する



 工場見学所要時間1時間30分中、工場見学はビデオ説明も含めて1時間、残りの30分は「キリン一番搾り試飲タイム」である



 一分間に350ml缶1200本を詰めるという、然も年間この工場で生産されるビールは北海道の皆さんが消費するというから恐れ入る。


 工場で作った「一番搾り」を工場で頂く贅沢が500円で味わえる



 2杯目は「一番搾り(黒生)」、此れは濃く重いがジワアーとくる味わいが実に好い、こっちが好きだな



 3杯目は「一番搾りプレミアム」、ギフト限定の一番搾りらしい。上質なビールとは此れを云うのだろうか。香りと味が深い、痺れる美味しさなのだ



 ビールは工場で飲むに限ると実感する。
が、「8つの心得」をしっかり守ると工場並みのビールが飲めるらしい
1. 前日から冷蔵庫で冷やしましょう
2.ビールの冷やしすぎは禁物
3.グラスは綺麗に洗いましょう
4.グラスは冷やしましょう 
5.飲み頃温度で楽しみましょう
6.綺麗な泡を作りましょう
7.7:3の割合に仕上げましょう
8.じっくり味わいましょう



 ビール好きには堪らないⅠ時間30分、三杯の試飲で酔っ払ってしまった。

2025年7月12日土曜日

旭山動物園でヒグマを1.0mの至近距離で見る


7月12日(土) 0400起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 14℃

 昨夕の一杯は、「道の駅 びえい丘のくら」道路向かいの焼き肉屋さん、狙いはホルモン 



 狙いは外れず実に美味、写真下段左右のパイプ状のホルモンは「血管」、初めて食べるのだが此れがコリコリ食感で美味しい。呑兵衛の山旅三昧じゃなく連れが「此れは美味しいですね」と云うから間違いない。結局美瑛の肉を食べることもなく「ホルモン」で美瑛を味わい尽くした感がある。



 旭山動物園に着いたのは開園0930時2時間前、にも拘わらず車が続々集まる。何事かと思っていると皆さんストックにザック姿、旭山公園の山歩きのハイカーの皆さん。そうこうしているうちに旭山動物園のゲートに開場を待つ列ができはじめる、開場前には優に百人は並んでいる。広い園内且つ動物舎は幾つもあるから並ぶ意図がよく理解できない。並びたいと云うことだろうか?
 動物はその皆さんを裏切らないから素晴らしい、アザラシなぞ何度も何度もパイプを上から下へ、下から上へパフォーマンスを披露する。皆さんスマホを構えて待っている。


 シロクマが水槽に「ザッバーン」と飛び込んでくれるのを待つも「そうはいくか!」と飛び込まない。その反骨振りが実に好い。



 国の天然記念物「丹頂鶴」、湿地や牧草地で餌を啄む「丹頂鶴」を遠くから眺めるばかりの身にとって、これ程間近で見ることが出来ること自体が奇跡に近い。実に美しい鳥である。



 山旅三昧は「ヒグマ」に釘付け、これ程の至近距離1.0mで接するなぞ想像もしていなかった。剛毛、巨体、鋭い前足の爪、獰猛な顎とぶっとい犬歯、ブルッと震える位迫力がある。
山でこれと対峙しながら登っているかと思うとゾッとする。


 今朝も「福島町で新聞配達中熊に襲われ意識不明」のニュースが流れる。身近にいる猛獣「ヒグマ」は「旭山動物園」で見るに限る

2025年7月11日金曜日

ラベンダー畑で花に酔う


7月11日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 16℃

 早起きして1時間前には「ファーム富田」駐車場着。既に優に30台以上の車が先着している。0830時開場と共に続々観光客が入場其処に大型バスが次々に到着する。
花畑12ヶ所がファームを一回りするように配置されている



 この時刻にこの賑わい、それも此れも「ラベンダー」故、ラベンダー侮るべからず



 大満足で良かった


ファーム50年の毀誉褒貶、浮沈の歴史の厚みは歩けば分るのは日本人だけだろうか。
余りの外国人の多さに腰が引ける感はある


 それでも連れは「北海道なら此所よ」と云うから面白い。
花で食うとはこう云わせることなのだと納得です



ラベンダーの濃紫だけじゃない、朱・白・桃色



 黄色に真紅だってある



 しかし、それでもラベンダーの濃紫が勝ってるかなあ



 とは云っても、「花より団子(ラベンダーソフトクリーム)」らしい



 やられました


参った 

2025年7月10日木曜日

大雪山で花を愛でる


7月10日(木) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃
 
 旭岳ロープウェー始発0630時と云うに0600時既に20人以上が並んでいる。今日は「大雪山の花」をめぐり愛でる



 連れは0710時、三度目の旭岳に上がってご満悦である



 姿見の池の逆さに移る定番の旭岳を皆さん狙っているもさざ波で思うようにはいかない。朝一番と云えどもこうなる。



 少し下って狙うもいまいち、今日はこれで良しです



 今日は花と決めている


 どうだと云わんばかり



 見たかったシャクナゲは右下隅にたった一輪、本日確認できたたった一輪



 朝日の逆光の黄色は応えられない輝きです 



 小さな花弁も一輪で立派に胸を張る



 1cmにみたないピンクの鈴も此れだけの群落ならば他に負けない豪華さ


 此れなんぞ5mmあるかないか


 この碧が高嶺の花の証し



 豪華な花だってあるのさ



 最後に締めてくれるのはこの花「こざくら」、小さく可愛い花ながら一面に咲くと見事の一語、「こざくら」は好い



 いつ来ても大雪山は綺麗


 これ程綺麗な山を持つ北海道は羨ましい


 だから来たくなる

2025年7月9日水曜日

北海道を一周し「大雪山」着


7月9日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃

 留萌市神威岩キャンプ場の縁石とアスファルト舗装の隙間に薩摩言葉で「ほときんみ(和名 スベリヒユ)」が生えている。てっきり暖地の雑草と思っていたので氷点下の世界で生きるとはと吃驚である。果たして北海道の皆さん、この「ほときんみ(和名 スベリヒユ)」が超美味な雑草だと ご存じなのだろうか。知りたい。



 今朝の気温は15℃、留萌市神威岩キャンプ場下の駐車場には山旅号のみ、皆さんキャンプ場上の駐車場に停めてテント泊らしい。漸く北海道の夏が戻ったような朝を迎える。
キャンプ場に林を透かして朝日が射込み始めると、風に揺れる木の葉と露に濡れた芝がキラキラ光る、風と光の爽やかな朝の映像が見事だ。



 留萌道、道央道と乗り継ぐとドーンと大雪山が壁となって迫る。


 大雪山「東川旭岳青少年野営場」に向かう最後のスーパーでキャンプ飯の買い出し。今夜も「ホタテ+エビ入りすり身+もやし+えのき」の鍋の予定である。そこに圧力鍋で炊く十穀ごはんが加わると完璧なキャンプ飯になる。
 


 左端の鋭鋒が「愛別岳(あいべつだけ 2113m)」、「旭岳(あさひだけ 2291m)」を主峰とする山塊でこの山だけが岩累々の尖がりである。高さでも険しさでも負けない峰故楽しみは取っておきたい、先延ばしして今季も登らない。



「東川旭岳青少年野営場」の標高は1100m故に山麓とは優に5℃は低い、「寒い」と云うと連れが上着をどうぞと差し出す。


 「東川旭岳青少年野営場(大人一泊500円)」のすぐ隣は「旭岳ロープウェイー」の下駅なのだが静寂そのもの、山旅三昧から少し離れて旅にシフトすると自然に寄り添う人の営みという違う北海道が見えるような気がする


 明日は思う存分大雪山の花を楽しめそうである