4月12日(土) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃
0700時土生港発、0710時沼島港着、竿袋とクーラーボックスを乗せた台車の釣り客多数
港の案内図の港の集落を混むように左から右へ半周する歩道を歩き No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」に登り、「上立神岩」「おのころ山(117m)」を巡る
しま山百選No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」
歩行距離 6.8km 所要時間 2時間48分 総上昇量 358m
0728時 沼島港発
0810時 しま山百選No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」
山頂
0840時 「上立神岩」
0935時 「おのころ山(117m)」山頂
0954時 おのころ神社
1015時 沼島港着
歩道には「沼島 八十八ヶ所霊場巡り」のお地蔵さんと石仏が点々と祀られ
同じ歩道脇に「イノシシ捕獲の箱罠」が、要所要所六ヶ所に置かれている
歩道分岐点には案内表示板が置かれ道迷いの心配はない
難は、歩道が林の中で展望が効かない、北に淡路島、東に紀伊半島、西には四国だろうに?
No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」山頂には「沼島灯台」が建つ。
灯台は雑木の林の中に建つので、岬の灯台の如く全周海の展望とは行かない、灯台から海を見ることは出来ない珍しい灯台ではないのか。
イノシシの掘り返しは歩道脇いたる所、大岩を転がす暴れ振りだから被害は甚大だろう
歩道の林が切れた場所か向かう先「おのころ山(117m)」が見える、山体がご神体という。
「石仏山(いしぼとけやま 125m)」 沼島灯台から下った峠から「上立神岩(かみたてがみいわ)」が見える。
国生み神話に「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神が、周囲を回り、夫婦の契りを結んだ「天の御柱」が、この高さ30mの「上立神岩」だと云われている。
峠から登り上がると三角点が置かれた「おのころ山(117m)」山頂、この山体が「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神を祀る「おのころ神社」の御神体である
山頂下、集落を見下ろす斜面に「おのころ神社」が建つ。
拝殿に「はじまりの島」、「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神のお姿を描いた絵、「上立神岩(かみたてがみいわ)」の三枚が掛けられており、その奥に本殿が建つ。
「くにうみの神話の島 沼島」
記紀神話によると、天つ神が「伊弉諾(イザナギ)命」「伊弉冉(イザナミ)命」の二神に神聖な沼矛(ぬぼこ)を授け、国造りを命じました。この二神は、まず、天の浮橋に立ち、授かった矛で、混沌とした世界をかき回しました。潮をゴロゴロと鳴らし、引き上げた矛の先から、落ちた雫が固まって島となりました。これが「オノコロ島」です。この島に「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神が降り立って、夫婦の契りを結び、御柱と宮殿を建て国土造成をされました。その舞台である「オノコロ島」が、沼島とされています。
と云うのが「沼島」の物語らしい
沼島の歩道歩きは、今は「ソメイヨシノ」「山桜」「八重桜」が咲き且つ歩道に花弁を散らす中の歩き、「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神の国造りの物語を目で追うような楽しい島の春である
沼島の港の岸壁には、「鳴門ワカメ」がゆらゆら揺れる
その岸壁で、祖父が孫と釣りをしている。正確には「祖父が孫と遊んで貰っている」と云うべきか。
山旅三昧も一時間の汽船の待ち時間に竿を出すも孫のようには上手くいかない。
港の中で「大鯖(優に30cm)」が入れ食いだから驚く、片道480円で釣りにくるはずである。
神話の島は海も豊穣である