2025年4月12日土曜日

しま山百選No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」に登る


4月12日(土) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃

 0700時土生港発、0710時沼島港着、竿袋とクーラーボックスを乗せた台車の釣り客多数



 港の案内図の港の集落を混むように左から右へ半周する歩道を歩き No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」に登り、「上立神岩」「おのころ山(117m)」を巡る



しま山百選No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」
歩行距離 6.8km 所要時間 2時間48分 総上昇量 358m

0728時 沼島港発
0810時 しま山百選No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」     
     山頂
0840時 「上立神岩」
0935時 「おのころ山(117m)」山頂
0954時 おのころ神社
1015時 沼島港着
 
 歩道には「沼島 八十八ヶ所霊場巡り」のお地蔵さんと石仏が点々と祀られ



 同じ歩道脇に「イノシシ捕獲の箱罠」が、要所要所六ヶ所に置かれている



 歩道分岐点には案内表示板が置かれ道迷いの心配はない



難は、歩道が林の中で展望が効かない、北に淡路島、東に紀伊半島、西には四国だろうに?



  No21 兵庫県南あわじ市・沼島 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」山頂には「沼島灯台」が建つ。



 灯台は雑木の林の中に建つので、岬の灯台の如く全周海の展望とは行かない、灯台から海を見ることは出来ない珍しい灯台ではないのか。



 イノシシの掘り返しは歩道脇いたる所、大岩を転がす暴れ振りだから被害は甚大だろう



 歩道の林が切れた場所か向かう先「おのころ山(117m)」が見える、山体がご神体という。



 「石仏山(いしぼとけやま 125m)」 沼島灯台から下った峠から「上立神岩(かみたてがみいわ)」が見える。



 国生み神話に「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神が、周囲を回り、夫婦の契りを結んだ「天の御柱」が、この高さ30mの「上立神岩」だと云われている。



 峠から登り上がると三角点が置かれた「おのころ山(117m)」山頂、この山体が「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神を祀る「おのころ神社」の御神体である



山頂下、集落を見下ろす斜面に「おのころ神社」が建つ。



 拝殿に「はじまりの島」、「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神のお姿を描いた絵、「上立神岩(かみたてがみいわ)」の三枚が掛けられており、その奥に本殿が建つ。



 「くにうみの神話の島 沼島」
記紀神話によると、天つ神が「伊弉諾(イザナギ)命」「伊弉冉(イザナミ)命」の二神に神聖な沼矛(ぬぼこ)を授け、国造りを命じました。この二神は、まず、天の浮橋に立ち、授かった矛で、混沌とした世界をかき回しました。潮をゴロゴロと鳴らし、引き上げた矛の先から、落ちた雫が固まって島となりました。これが「オノコロ島」です。この島に「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神が降り立って、夫婦の契りを結び、御柱と宮殿を建て国土造成をされました。その舞台である「オノコロ島」が、沼島とされています。
 と云うのが「沼島」の物語らしい


 沼島の歩道歩きは、今は「ソメイヨシノ」「山桜」「八重桜」が咲き且つ歩道に花弁を散らす中の歩き、「伊弉諾(イザナギ)」「伊弉冉(イザナミ)」の二神の国造りの物語を目で追うような楽しい島の春である



 沼島の港の岸壁には、「鳴門ワカメ」がゆらゆら揺れる



 その岸壁で、祖父が孫と釣りをしている。正確には「祖父が孫と遊んで貰っている」と云うべきか。



 山旅三昧も一時間の汽船の待ち時間に竿を出すも孫のようには上手くいかない。



港の中で「大鯖(優に30cm)」が入れ食いだから驚く、片道480円で釣りにくるはずである。
神話の島は海も豊穣である

2025年4月11日金曜日

山旅号フロントガラスのクラックが徐々に広がる恐怖


4月11日(金) 0320起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 11℃

 0320時起床し0350時京都・大阪・神戸の朝の混雑渋滞を避けるべく「名神高速道路 多賀SA」を出発する。



 ところが京滋バイパス「大山崎JCT」で進行方法を迷い料金所に下りてしまう。何とか「名神高速道路」に乗り直し0640時「明石海峡大橋」を渡る。超巨大な吊橋は、渡る度に海面からの高さ、橋脚の高さ、支間長にワクワクゾクゾクする感動を覚える。


 南あわじ市の沖に「沼島」が浮かんでいる



 淡路島土生港から汽船で約10分、人気の島らしい



 山旅号を走らせていても「フロントガラスのクラック」が気になる


今日一日で「クラックは約5cm」広がる、応力がクラックで解放されているような気がす

2025年4月10日木曜日

またしても「山旅号のフロントガラス」が割られる


4月10日(木) 0420起床 (ーーー)
天気 曇のち雨
気温 3℃ 

 秋田県にかほ市「道の駅 象潟」を0630時発で南下開始、「日本海東北自動車道」を走り未開通部は地道に下りたりしつつも順調に南下し、秋田から山形そして新潟「朝日まほろばIC」で再び「日本海東北自動車道」に乗って直ぐのこと、追い越し車線を走り追い越しを掛けている山旅号の前に小型トラックが走行車線から割り込んだ瞬間、思わず目を瞑るほどの衝撃音が車内にこだまする。「フロントガラスが割れた!」と思った。



即、北陸自動車道「黒埼PA」に飛び込みフロントガラスを確認すると、幸い前回の「飛び石事件」と同程度の傷で胸をなで下ろす。が、フロントガラスのセンサー直撃故に機能損傷が気になる



「黒埼PA」の満開の桜を愛でる余裕など全くない



 そして図ったように「土砂降り」になる。
折角一ヶ月近く掛けて北上した「秋田県 鳥海山(ちょうかいざん 2236m)」から南下する訳は一週間続く雨である。春山のスキーと春の朧な山を愉しむ計画なるも天気が雨ではどうにもならない。ならば「瀬戸内海のしま山百選」に行き先を変更するしかあるまいと云うのが南下の理由である。



 秋田県・山形県・新潟県・富山県・石川県・福井県・滋賀県と七県を711km、9時間間掛けて走って「名神高速 多賀SA」着



 多賀SAno「レストイン多賀」の「温泉(700円)」で9時間の運転の疲れを取るが「フロントガラス」が頭から離れない
一点の小さなひび割れは、今や一直線にクラックが広がったかと思うと微妙に湾曲してクラックを広げ今や15cmを越える割れになっている。果たしてこのまま「瀬戸内海のしま山百選」に向かって良いものかどうか判断しかねている。



 明日230km走れば「しま山百選」の汽船乗り場に行き着く。様子を見ながら走り判断するしかない。

2025年4月9日水曜日

「鳥海山」ちょうかいざん 2236m」はガスの中です


4月9日(水) 0430起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 8℃

 夜半、山旅号の天井をバチバチ叩く雨音で目が覚める。本降りの雨も庄内美川町0730時には小降りになる。雨は止み天気は回復すると云うも、全山雪の真っ白の「鳥海山」ちょうかいざん 2236m」は望めそうにない。


ならば桜見物と山形県内の開花情報を探ると「桜の名所」は何処も「蕾」、唯一酒田市「日和山」が「開花」したばかりである。
 0830時、この「開花したばかり」の桜を見に行く。園内の池には北前線で栄えた酒田を象徴する「千石船(二分の一スケール)」を浮かべている。


 山形県で一番早い「桜の開花」、本当に咲いたばかり。



 明日にもぱっちり開き一瞬で五分咲きになるのではないかと思わせる、可愛い蕾が枝先に膨らんでいる





 山形・秋田県境の「鳥海山」ちょうかいざん 2236m」を目指し山旅号を北へ走らせるもがガスの中で僅かに黒く広がる裾が見えるのみである



 待っても「鳥海山」ちょうかいざん 2236m」ガスが切れる訳もない、秋田県にかほ市道の駅「象潟」の展望温泉で、「鳥海山」ちょうかいざん 2236m」ではなく西に広がる「日本海」を眺めながら肩を温める



 春山のスキーを満喫しようと企てた「春山旅」の北上は此所でお終い。春山のスキーと意気込んで来てみれば、スキーよりも山頂は真っ白く冠雪、裾は雪解けが始まる斑の山肌その「春山」の今に見入ってしまっている。
 八甲田の春山を愉しもうと思っての北上なるも、来季に期待して南下の開始である

2025年4月8日火曜日

「月山(がっさん 1984m)」の雪を見る


4月8日(火) 0500起床 (ーーー)
天気 雨のち曇りのち雨
気温 7℃

 天気は雨予報故に山行は無し、0630時にはコインランドリーで山装束の洗濯完了。山形市「ラーメン山岡家」で「朝ラーメン(550円)」を頂き、「月山(がっさん 1984m)」の雪を見に行く



 山形市から 「月山(がっさん 1984m)」スキー場まで63kmは走らなければならない。



 スキー場に上がる道の除雪の壁が半端無い高さである



 立山雪の大谷は「大型バス」との比較、此所「月山(がっさん 1984m)」の今朝の雪壁は軽バン山旅号との比較だが、此れでもかという雪壁は恐ろしいくらい被ってくる迫力がある



 雨予報の天気で「月山(がっさん 1984m)」山頂はガスの中、肉眼で微かに確認出来るのみ



 登り上がった月山スキー場の駐車場から「大朝岳(おおあさひだけ 1870.3m)」から「以東岳(いとうだけ 1771.4m)」の雪の稜線が一望、こっちもたっぷりの雪の山が連なる



 さらに「湯殿山(ゆどのさん 1203.0m)から「月山(がっさん 1984m)」周りの山が一層白い。その雪の量、水の量たるや「月山(がっさん 1984m)」山頂周辺の10km*10km*積雪深5mとしても推し量ること不可能な量の水が山を覆っている。水瓶どころが流れることのないダムが幾つも山を覆って入ると云っていい。雪はスキーで楽しく遊ばせてくれるけれど、「月山(がっさん 1984m)」の雪を見れば、雪と折り合いを付ける難しさがひしひし迫る



 この積雪故に積雪標識にポールだってこうなる



 庄内に下って「なのはな温泉 大庄屋 田田(500円)」でたっぷりゆっくり湯浴みする。とは云っても「高濃度故5分以上浸かるな」と注意書きがある



 スキーでの度々の転倒で右肩関節を傷めたらしい、上げ下げと力を入れた作業に支障が生じている。お湯に浸かって右に左にゆっくり回し温泉で温めると痛みが緩む、高濃度効果あり何とかなったようである



 明日、雨のち午後から晴れ、山行き出来る天気ではない、「鳥海山(ちょうかいざん 2236m)」には、「月山(がっさん 1984m)」とはまた違う雪があるかもしれない

2025年4月7日月曜日

蔵王ロープウェイ「地蔵山山頂駅」から一時間掛かって滑り降りる

 
4月7日(月) 0500起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り時々雨
気温 6℃

 蔵王ロープウェイ山麓線(1743m)、山頂線(1872m二基のロープウェイを乗り継いで標高1661mの「地蔵山山頂駅」に上がる



 0920時、ロープウェイが高度を上がるに従ってガスが濃くなり山頂方向稜線は見えない
「地蔵山山頂駅」の首だけ雪面から出ている「蔵王地蔵尊」もガスの中、視界は20mを切っている



 時に視界が10mを切る中「ざんげ坂 樹氷原コース」を下る



「樹氷原コース」最上部の標識はNo100、カリカリのアイスバーンを制動を効かし慎重に下るも、コース標識NO90 辺りコースアウトする程のガスで滑りを諦めスキーを担いで下る。なんとなくコースが見えたのが標識No80,再びスキーを履いてゆっくり転ばぬよう小さくターンを繰り返して下る。



 写真を撮る余裕が出来たのが傾斜が緩み視界が効きだした標識No59それでも視界は50mもない



 蔵王ロープウェイ中間駅「樹氷高原駅」に下るとガスが切れて視界良好、漸く一安心のんびり滑降して下る



 広いゲレンデを大きくターンしながら久し振りのスキーを楽しむ、視界が効くと効かないでは大違いである



 蔵王温泉スキー場はゲレンデも多いがコースはそれ以上に複雑なので、コース案愛標識を確認しながら下らねばならない



最下段の横倉ゲレンデに入れば終点は真下、最後の滑りを愉しみながら下る
因みに、山頂駅から下り着くまで所要時間は一時間、掛かりすぎだが全長8km近いコースの半分は愉しめた。



 下り着いて蔵王温泉「上湯共同浴場(300円) お湯の温度42.5度」でゆっくり浸る。
 このお湯は酸性度が高く「石けん」は使えない。その代わり湯船でのんびりお湯が味わえる



 結局、月山に向かう事なく今日も山形市止まり