2026年2月21日土曜日

愛媛県大洲市、大洲盆地の東「神南山(かんなんざん 654m)」に登る


2月21日(土) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温  -2℃

 森の駅ぽっぽ温泉で湯浴み後西予市「道の駅 どんぶり館」隣の「大介うどん」で愉しむ。
小分けされ皿に盛られた三玉が一人前で、それを笊に入れて10秒茹でると出来上がり。次のコーナーに進むとトッピング多彩、酒のツマミも色々で面白い。
 連れは一人前「三玉」トッピングはかき玉、山旅仙人はうどん二玉+ゴボウ天+じゃこ天+缶ビール=二人1500円、あっさり出汁優しい醤油味のうどんは登った後の体に沁み渡る
因みに隣に座ったお兄さんは「うどん三玉+蕎麦三玉+かき揚げ+?」だったのだが、こっちがうどんを半分も食べない間に即退店だった。地元の人には決して敵わない、マネなどする勿れ



愛媛県大洲市、大洲盆地の東「神南山(かんなんざん 654m)
歩行距離 6.8km 所要時間 4時間29分 総上昇量 669m

0705時 徳森公園駐車場発
0730時 神南山権現登山口
0852時 頂上稜線
0933時 稲荷山公園林道合流
0938時 愛媛県大洲市、大洲盆地の東「神南山(かんなんざん 654m)山頂
0942時 神南山大権現
0952時~1000時 愛媛県大洲市、大洲盆地の東「神南山(かんなんざん 654m)山頂
1004時 稲荷山公園林道合流
1022時 頂上稜線
1107時 神南山権現登山口
1134時 徳森公園駐車場発

0705時 大洲市徳森公園駐車場発、正面に「神南山(かんなんざん 654m)」が見える、右の稜線中程に登り上げて山頂へ上がるルートである



 公園から歩くと20分で「神南山大権現」社脇の登山口



 登山道を上るのだが、とても登山道と呼べるものではない、イノシシがダニなどの寄生虫を泥浴びして落とすヌタ場がある



 更に、登山道に厚く積もった落葉を掘り起こし登山道はズタズタの田圃状態、この先どうなるのやらそれでも登山靴が半分は埋まるイノシシの掘り返し道を捻挫に注意しつつ登る



 イノシシの仕業、その痕跡は足の踏み場がないというのが正解、掘り返した穴ぼこと掘り返し表に出た岩コロ道を登るのだが、然も急坂故ピッチが上がるはずもない我慢我慢の登りが続く。 



 山頂に続く稜線に上がってもイノシシの掘り返しとさらなる急坂が待ち受ける。イノシシの掘り返しに足を取られながらも、我慢して登れば何時か着く。



 頂上下でメインのルートの「稲荷山公園から林道経由」の林道と合流する。此所まで2時間20分掛かっている。



 歩くこと5分で「神南山(かんなんざん 654m)」山頂



 更に足へ5分歩くと「「神南山大権現の社」




 大洲盆地が眼下、展望は灌木に遮られ定かではないものの、十分な展望である





山頂から稲荷山公園ルートを下り登ってきたルートとの分岐点に進入禁止の紐が張ってある。そりゃ誰も下らない、登らない故にイノシシの天下な訳だ。



 徳森公園に下り20km走り「肘川小薮温泉(600円/人)」、源泉17℃の沸かし湯だが熱々のお湯で筋肉を解す。
 愛媛県大洲市、大洲盆地の東「神南山(かんなんざん 654m)」、徳森公園から神南山大権現からの登りは、とても一般ルートとは呼びづらい登る勿れ。山馴れた輩がトレーニングがてら登る山足造りの道である



 しかし、愛媛県探せば幾らでも登りたい山が見つかる、愛媛県に限らず四国全県は山また山故登り出したら切りがない。明日も四国の皆さんが登る山にお邪魔する

2026年2月20日金曜日

愛媛県鬼北町「戸祇御前山(とぎごぜんやま 947m)」に登る


2月20日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 6℃

 分県山の本「愛媛県の山」 に「戸祇御前山(とぎごぜんやま 947m)」は次のように紹介されている。
 「戸祇御前山は、鬼北平野の東部に稜線が幾重にも重なり、どっしりした重厚さを見せている山塊で、地元では「トギサン」の愛称で呼ばれている。頂上には万治元年(1658年 江戸時代前期)に勧請した祠が祀られており、数基の石碑もあって戸祇御前の哀史を今に伝えている。戦国の世に長宗我部元親を将とする土佐軍の来襲により、河後の森城主・渡辺式部小輔は武運つたなく討ち死にし落城した。城中には夫人の戸祇御前がいて夫の死を知った彼女は、夫君の死に殉じるためと山へよじ登り自害した。それから幾百年トギの霊峰は、今にこの哀史を秘め伝えている」。 「鬼北平野の東 歴史(伝説)の悲話を秘めた山」なのである

愛媛県鬼北町「戸祇御前山(とぎごぜんやま 947m)」
歩行距離 4.5km 所要時間2時間50分 総上昇量 464m

0747時 林道最後のヘアピンカーブ広場発
0830時~40時 山頂稜線上林道終点
0925時~0943時 愛媛県鬼北町「戸祇御前山(とぎごぜんやま 947m)」山頂
1010時 山頂稜線林道終点
1037時 林堂最後のヘアピンカーブ広場着

 国道320号から舗装された集落道を3km入ると未舗装の林道に変わる、「愛媛県の山」によると荒れた林道登ること叶わずの記述だが、治山工事と伐採作業の車が上がっているので山旅号も楽々上る。それでも最後のヘアピンカーブが限界、カーブの広場に止める。



 林道を登り上がっていくとイノシシの掘り返しで林道は畑と化している。1頭2頭の仕業じゃない大群の仕業に違いない。



 林道から上部へ下部へ作業道が彼方此方で分岐する。間伐の為の作業道で有る。



 林道の山側も谷側もともに間伐が行き届いた美林である



 林道を上ること40分余り、山頂稜線に到る



 山頂稜線上の鞍部が林道終点で回転広場になっており、此所が愛媛県鬼北町「戸祇御前山(とぎごぜんやま 947m)」登山口である



 此れでもかという急峻な稜線上を一歩一歩上がる



 と登り上がった先に林道から分岐した作業道が稜線まで上がっている。山の育成の根性を見る



 それでも山頂稜線には赤松の自然林が残っている。なんだかほっとする。



 登り上がった山頂には、祠と石仏、石碑が建っている。

    

 展望は西に開け「鬼ヶ城山系」と泉ヶ城、遠くに宇和島市街地と海が見渡せる。



 下って「森のポッポ温泉」に行くと園児達が足湯に浸かっている。なんとも贅沢している



 明日は大洲の山に昇る

2026年2月19日木曜日

鬼ヶ城山系「権現山(ごんげんやま 952m)」に登る


2月19日(木) 0530起床 (ーーー) 
天気 晴れ
気温 3℃

 連日の登りで少々お疲れ、爆睡して目が覚めたのが0530時、一時間半の寝坊で急ぎ準備し0630時薬師谷渓谷最奥のソーメン流し場、登山者用駐車場は少し下った路肩にある。



鬼ヶ城山系「権現山(ごんげんやま 952m)」
歩行距離 8.7km 所要時間 5時間26分 総上昇量 890m

0655時 薬師谷渓谷登山者用駐車場発
0834時 作業道と分岐する
0940時~50時 山頂稜線
1005時~1015時 鬼ヶ城山系「権現山(ごんげんやま 952m)」山頂
1024時 山頂稜線
1117時 作業と分岐する
1221時 薬師谷渓谷登山者用駐車場着

 鬼ヶ城の南西に位置する「権現山(ごんげんやま 952m)」は、天を突く独立峰で山頂には「山高神社」があり祭礼が復活したとある。また、クマ谷で出来た氷を江戸時代から背負って下ろした道らしい。また古くは薬師谷から土佐へ通じる「淡路屋道」とも呼ばれる道でもあったらしい。
 その登路は現在下半は杉や檜の植林地の中でイノシシの掘り返しで大きな石がゴロゴロ転がっている



生活道、杣道、交易と商売の道故に、歩きやすいよう勾配緩やかに山腹を這うように付けられている。途中小さな流れの沢を幾筋も渡る



 1時間30分余り登ると大きな作業道から樹間の踏跡に入る



 炭焼き窯跡も傍らにある、つい最近まで山暮らしの色濃い道だったことが伺える



 急坂を上り上がると真新しい伐採作業道に上がる、登路は作業道を横断して緩くジグを切って山頂稜線あざみ峠に向かう。



 山頂下を左に緩くトラバースする登路が薬師谷から土佐へ通じる「淡路屋道」らしい。その道脇に突然モミの大木林立も森が出現する、歴史を見てきた森である。



 2時間40分歩いて山頂稜線着



 小さな金属製の鳥居が迎えてくれる。稜線に上がると冷たい風が吹き抜ける為一気に体温が下がる、慌てて防風着を羽織る



 左灌木混じりの植林地右急斜面の灌木の中をゆっくりじっくり長い登路の最後を味わいながら登る



 鬼ヶ城山系「権現山(ごんげんやま 952m)」山頂着
立派な鳥居と「山高神社」社殿が建つ



 展望は灌木に邪魔され宇和島市街地は見づらいが、リアス式の海岸と佐田岬、九州も朧に見えている。此れだけの展望を見せてくれる山頂に文句はない。



 植林地や自然林が交互に現れる昔々に付けられた「山頂山高神社へ」「土佐へのあざみ峠へ」「クマ谷の氷運搬」「伐採木を下す」道は、緩くそして長い道である。が、山の暮らしを色濃く残す道である、往古に想いを馳せながら登る山はそうそう無い、貴重な山行だった。



 明日は「鬼北町」の山に登る

2026年2月18日水曜日

鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」に登る


2月18日(水) 0500起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温  -2℃

 厳寒用シュラフで寝ていて朝方薄ら寒いので目が覚めた、気温は-2℃を超え世間が凍り付いている。今朝は標高1000mラインを走る鬼ヶ城山系黒尊スーパー林道を登り上がるのだが凍結が心配である



 恐る恐る低速で林道を上っていくと材木を積んで下ってくる大型トラックと行き会う、早この時刻に下るとは凍結は問題ないらしい。それでも慎重に運転して登り上がった鹿のコル0824時着



鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」
歩行距離6.5km 所要時間 3時間44分 総上昇量 474m

 鹿のコルから分岐する滑川林道を20分歩くと「梅ヶ成峠」で鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」の取付き、スーパー林道からのアクセスと成川渓谷「高月温泉」からの登路が合流する峠でもある。



 鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」に到る稜線の登路両脇は「シャクナゲの林」「シャクナゲのトンネル」、盛花のこの山の豪華さは此れを見るだけでワクワクする。



 更に稜線には伐り残されたブナとヒメシャラの大木の森が続く、百年を超えて生きた大木の森を歩くのは愉しい。この為に登っているのかも知れないと思う



 鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」山頂直下の「肩のコル」に一塊の雪が残っている。コルを吹き抜ける強い風に晒されながら今日まで残る一塊の雪、相当な積雪であったのだろうか。



 山頂に向かい稜線を歩いているとガスが一瞬切れて山頂が見えるも少し木々の枝先が白いような気がする



 氷点下の風とガス故に「霧氷」らしい、寒風吹き荒ぶ稜線だが霧氷の山頂が歓迎してくれるらしい



 鬼ヶ城山系は、皆伐、杉と檜の植林地の山と思っていたのだが「高月山(たかつきやま 1229m)」山頂直下の「ブナ、ミズナラ、シャクナゲ」の自然林に圧倒される、途轍もなく広い訳ではないが山頂直の斜面が明るく広く落葉が厚く積もりフワフワでなんと豊かなことか、森が生き残るのは今の時代途轍もなく難しい。



 この広っぱで鹿の飛び跳ねる図が想像できる、春うらら芽吹き始めた森は一段と豊かな森を演出し華やぎを増すのだろう



 しかも山頂直下にシャクナゲの大群落



 標高1000mでこの大群落、シャクナゲの逞しさに脱帽である、然も花芽がびっしりだから今年はシャクナゲの当たり年なのだ



 聞いてはいたが山頂下の「両手両足」を使っての登り、「好いじゃないですか」此所までたっぷり愉しませて貰ったんだからと余裕で登らなくてはなりません。



 1018時、黒尊スーパー林道を出発して1時間53分、寒いに中頑張って歩いて鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」山頂、



 灌木に囲まれた山頂は展望は効かない、ただ一方向「宇和島市街地」が僅かに見える



 灌木越しとは云え鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」の展望が悪い訳ではない、その気になれば勿体ない程の展望がえられる



 山頂の木々が白いのは、強風とガスの仕業による「霧氷」、真っ白という訳ではないが風上に向かって霧氷が伸びる、1229mの山頂は厳しい環境である。



 山頂からの下り、鬼ヶ城山系「三本杭(さんぼんぐい1226m)」「八面山(やつづらやま1166m)」「鬼ヶ城山(おにがじょうさん1151m)」「尻割山(しりわりやま982m)」「四本松(しほんまつ721m)」が一望できる




 灌木越しとは思えない迫力満点の峰の連なりに心が躍る、然も歩いた峰と稜線その尾根の自然林を見ているから尚更である。



 帰り道ガスが切れたっぷりの日差しがブナとミズナラとヒメシャラの森に入る、冬木立の森の梢は陽に照らされ輝き青空に広がる。天候に恵まれたこの一瞬に感謝する。



 標高が下がると常緑のアカガシの森の登山道に変わり、道の両脇はシャクナゲのトンネルに変わる。風が渡るのみ森は騒ぐ訳でもなく静かで一人貸し切りの山が沁みる



 1228時 鹿のコル着、登路全線シャクナゲの道故5月の花盛りには「シャクナゲのトンネル」を潜り登ることになる、なんとも贅沢させてくれる山である。よく踏まれる訳が此れで納得である
 帰り道、黒尊スーパー林道から200m歩くと昨日登った「尻割山(しりわれやま 982m)」である、つまり1000mラインを走る黒尊スーパー林道脇に「尻割山(しりわれやま 982m)」は有る。態々下から登らなくともピークは踏める山なのだが下から登ることに山旅の神髄がある、だが今日は「連れ」が「尻割山(しりわれやま 982m)」からの展望を見たいと云う。


 よって林道から2000mの山頂へ歩く
 今日の展望は一段と切れている、九州の九重山塊、祖母傾の山の連なりが見えている



 「連れ」は、本日楽々登頂である



 今日のお湯は「成川渓谷高月温泉」なのだが、実は此所が鬼ヶ城山系「高月山(たかつきやま 1229m)」の本登山口、梅ヶ成峠までの登路がハードなルートそれでも皆さん歩いている。魅力たっぷりの山なのである。



 明日は雰囲気が違う山を味わえそうだ