2026年3月9日月曜日

遂に憂鬱な一ヶ月が始まる


3月9日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 1℃

 気温1℃朝散歩の帰り道白々と夜が明けた道を歩く、道脇には八分咲きの桜が咲いている。凛とした朝の空気の中で淡い桜色の花弁が負けじと張っている。



 この空気の中に居ても此れから始まる一ヶ月間の憂鬱に気が重い。
 先週月曜日歯科医院で診察、治療の方針が示される
傷んだを歯を抜き抜いた歯の両の歯を支点に義歯を架けて再生する。本日の予約は0900時、「時間が掛かります」と云う言葉と共に遂に憂鬱な一ヶ月が始まる
 「椅子にお掛け下さい 」から始まる
 「それでは予て説明の通り始めます」と、ブスリと麻酔注射を打たれ「ウイーン」と唸る鑢が脳に最も近いところで唸りまくる。途中「嗽をどうぞ」と云われても痺れた唇、歯茎ではただ口からだらだら漏れるだけ。「削る」「捻り」「強引に掴む」「力任せに抜く」の一連の荒技が終わるのに一時間。
 参った、参りました。
「次は12日(木)0930時です」と容赦のない言葉で送り出される
昨日の時化が収り静かに浜に寄せる波の音を聞き何とか平静を取り戻す



 一ヶ月間、この憂鬱と付き合わなければならない
 出航出来る凪が待ち遠しい

2026年3月8日日曜日

「野蒜を食す」此れが春だ


3月8日(日) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 0℃

 朝散歩の帰り夜が明けると世間は霜が降りて真っ白、冬の寒さがドンと戻りまだまだ春の勝手にはさせないと云う寒さである。
 それでも陽が上がると木々の緑、草の若芽がキラキラ陽を弾く
 藪の中の野蒜も鮮やかな緑の葉を伸ばし圧倒的存在感である



 その中の地面際の軸の太い野蒜を選んで抜く
 屋敷周りに群生している野蒜だが、軸の太い野蒜が一面に在る訳じゃ無い。一年・二年・三年と年を経ると太るらしい。



その野蒜の泥を洗い流し、根塊部の薄皮を剥ぐとキラリ光る白い玉が現れる。



玉から切り離した軸と葉は、泥を落とし枯れた先端を指で切り落としくるりと結ぶ



此れをぐらぐら沸いたお湯で一分、二分は茹ですぎ、加減が難しい
茹でた野蒜を酢味噌で頂く
生の玉はシャキシャキで少し辛い、茹でるとトロリだが口で融ける訳じゃない。らっきょうや玉葱の食感、匂い、味とは全く異なる。
 くるり結んだ軸と葉は、茹でると白い軸は瑞々しさを増し葉の緑は鮮やかに変わる


酢味噌をチョイと付けて口に入れる、微かにそして仄かに野っ原の香りが広がる。
「此れが春だ」と云いたい



掘って採って拵えて茹でて頂くまで、軽く一時間を越える手間を口に入れた瞬間に消し去る「春の御馳走」である

2026年3月7日土曜日

「鳴くな」と云わずとも突然泣き止む不思議

 
3月7日(土) 0515起床 (ーーー)
天気 晴れ曇のち
気温 4℃

 朝散歩に出る時点の気温が4℃、霜が降りていてもおかしくないが今朝は降りていなかった。
気温が10℃を超えたのは10:00時過ぎ、それでも春真っ盛りと一気には上がらない。
お昼前に気温は11℃に上がったきりそのまま推移する
 連れ曰く「今日は寒いわね」
こっちは昨日に引き続き山旅三昧「2016年栃木県の山行記録」を整理する。其処に聞こえてくるのが、 この寒さの中での蛙の合唱。



 このままきっと鳴き続けるのだと思っていると突然泣き止む、しかも鳴いていた蛙が一斉に鳴き止むから「おやおや何事か?」と吃驚である
 回りにも空にも敵は見当たらない
鳴くなと云わずとも突然鳴き止む不思議



 こんな蛙たちと一日付き合う田舎の一軒家は、鳴いたり止んだり実は中々騒々しいのである

2026年3月6日金曜日

10年前も10山を越えて歩いていたらしい


3月6日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れのち雨
気温 9℃
 
 雨が降る予報だが早起きして雨雲の動き確認すると雨はお昼前後に降る。
ならば朝散歩だとザックを背負って歩く、帰り道月齢16.6日の満月が早咲きの桜に囲まれてが西の空に掛かる。こんな褒美は有り難い。



 山旅三昧で登った山行記録を整理していると、予報通りお昼過ぎ春雷を轟かせつつ横殴りの雨の寒冷前線が通過する。「ギンバサ」を肴に昼ビールをやりながら、家を揺らす春雷を愉しむ。



 山旅三昧の山行記録の整理が2016年4月6日「栃木県の山」に入る
この日「唐沢山(カラサワヤマ 241m)」を起点に「関東ふれあいの道」に連なる山を「諏訪岳 (スワダケ 324m)」をピストンして歩いている。
 山地図をパソコンで開き確認すると「唐沢山(カラサワヤマ 241m)」を起点に「諏訪岳 (スワダケ 324m)」間の10山を越えて歩いている
この10山が
高鳥屋山 290m
大櫃鳥屋 278m
椿山 271m
柃山 269m
貝吹鳥屋 292m
南見明山 242m
北見明山 213m
京路戸とんび山 241m
妹背山 210m
諏訪岳 324m 
 登る山の選択は「山と渓谷社刊 分県登山ガイド」に依っている、日本全国の山を登ることになった結果「四十八冊 四十八都道府県」の全冊が揃った。その中の「栃木県の山」なのだが、既にこの時点辺りから連なる山を越え越え歩いていたらしい。今でも低山と云えど山を越え越え歩き「山の気」「木々と季節の花」「草花」「森と林」「山の匂い」「風」を愉しんでいる。10年も前の山行なので記憶の片隅にもないのだが、書いていなければ忘れられた山行、読み返しながらよくぞ「山旅三昧」を書き続けていたと感謝している。 
 故に「山旅三昧の山行記録」では「経由したピーク」として山頂を踏み登った山として記録する。山頂を踏み登った山として記録しなければ「山の気」「木々と季節の花」「草花」「森と林」「山の匂い」「風」を愉しんだ山が、記憶にも残らない「無い山」とになってしまうのが惜しいのである。



 それにしても、此所まで登るかと我ながら驚いている

2026年3月5日木曜日

春磯で「ギンバサ」を刈る


3月5日(木) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 4℃

 旧暦一月十七日、月齢15.6日、干潮15:13時、潮高32cm、狙った通りの凪ぎ



 風は東北東で3~4mで辺田目はべた凪、春磯はこれ以上ない静穏



 春磯の王様「ギンバサ」は、伸び始めたばかりで此れを鋏で刈る



ギンバサ「学術的分類、海藻、植物:イギス目:フジマツモ科:ヤナギノリ属:ユナ」と云うらしい。春の磯の海藻の王様、これに敵う海藻はない。
 春の磯の「ウニ」も敵わない



 大鍋にお湯を沸かし沸騰したところで「ギンバサ」を投入「三十秒」で茹で上がる。笊に空けて冷水で急速に冷やす、冷やさないと残った熱で融けてしまう。



 小皿に取った「ギンバサ」を「酢」と「醬油」を垂らして頂く
春の磯を丸ごと口に入れた濃厚且つ爽やかな香りが口いっぱいに広がる



 海を食べる感覚を脳に刻む「ギンバサ」は素晴らしい 

2026年3月4日水曜日

花一杯で賑やかな春が来た


3月4日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 8℃

 朝散歩の道脇が花で彩られ菜の花と水仙が共演している



八重咲きの椿が朝日に透け、白い八重の椿が光り、 遠くモクレンの花が浮かび上がっている。世間が花一杯になってきた。



 川を覗くと野鯉が朝飯に夢中である、其処にスイッと寄ってきたもう一尾の野鯉、ちょっかいを出すかと思いきや 喧嘩も起こらず穏やかである。




 その先ではオオバンの番いも食事中、水の中に首を突っ込んで夢中である



 海に波の様子を見に行けば、沖で海鳥が乱舞し海に飛び込む、こっちも食事中である



 あっちでもこっちでも春を満喫中で賑やかである

2026年3月3日火曜日

小ネギは重宝する

 
3月3日(火) 0350起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 13℃

 降っても霧雨歩くうちに止むと云う楽観を、1kmも歩かないうちに諦めざるをえなくなる。霧雨が次第に濃くなるなど想定外、初めての濃い霧雨に降参だった。夜が明けると厚い雲も去り霧雨も消える、そして北からの風が次第に強くなり「強風/波浪注意報」の予報通りの展開になる。海上では風速12m~14mの風が吹く予報だから大時化である。
 この風を利用しない手は無いと、玉切って屋敷に運んだ椎茸の原木を井桁に組む。小さな工夫だが此れで原木の乾燥が一気に進むこと間違いなし。大時化を齎す風も使いようである。



 暮れに甑島から送って貰った「真っ赤なヤリイカ」を刺身にする。「ネットリ」「ツルン」で嚙む程に甘さが舌に来る。このネットリした甘さが癖になり舌が忘れなくなる。その結果何が起こるかと云えば、この「ネットリ、ツルンとした甘さ」がイカ刺しの評価の基準になる。山旅で食すイカ刺しは、この基準で評価しつつ地方地方のイカ刺しの「甘さ」と「ネットリ」を愉しむのである。



 小菜園の片隅に「小ネギ」を20株程植えっぱなし、気が付いたとき偶に追肥するくらいなのだが、枯れることも消えることもなくもう5年を越えて旺盛である
 丈が50cmほどの小ネギを根っ子で切り「味噌汁に散らし」「うどん・蕎麦の薬味」「炒め物の彩り」「餃子の具」等々使い勝手良くて重宝する。根っ子から切ると新芽がすくすく伸びて枯れることも消えることもない絶えることも無い優れものである。我家では無くてはならないものの一つになっている。小ネギの逞しさには感謝している



 明日は天気は回復するが波の高さは2.5m~3.0mの予報だから海には近づけない。七輪に炭を熾しホルモンでも焼いてビールで景気を付けるか