2026年3月10日火曜日

朝散歩で憂鬱を打っ棄る


3月10日(火) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 3℃

 歯医者さんからは「激しい運動はしないこと」と云われているが、ザックを背負っての散歩は過激でも激しくもないと勝手に決めて朝散歩に出る
 その帰り道夜が明け始める
0610時 東の空が白み始める



10分後 東の空から西の空高くまで明るさが広がる



更に10分後、一瞬とも云える間に視界が開け世間は新しい一日を迎える


そして5分後、東の空は陽が上がる寸前赤々と輝きそして次第に黄金色に変わると太陽が顔を出す


「明けぬ夜はない」云う希望を実感する瞬間、鬱々した気は雲散霧消する

朝散歩の道脇の「椿の花」が競うように咲いている
 赤い椿、在来の一重咲きの椿の花が満開、この一本で花見が出来そうな勢いである



 白い八重の椿は、其処だけスポットライトで照らされ自然に目に入る。「椿の花は赤だろう!」と云いたくなるのだが、白い花弁が「いやそうじゃない」と強力に主張する迫力がある。清楚な白い花弁を思い込みだけで鑑賞するべからず、白い花弁の一枚一枚を愛でるべき且つ花弁の奥を覗くべしである



 それに比べると八重の赤い椿の花は、見たまんま花の真ん中の蜜を味わいたくなる親しさに溢れる。ミツバチに怒られそうだが華やかさも豊潤さ兼ね備えた花と花弁は春に満ちあふれている。花弁が旨そうなのである



 冬越しに遙か北の国から飛来したオオバンと居着いたらしいカルガモが、隣り合って朝飯中だったのだが、カメラを取り出す間にカルガモが逃げる



 ならば、逃げないオオバンを追っかけようとカメラを構える、飛び立つこともなくカメラフレームに収ってくれるが薮に隠れる術は持っているらしい。それでも朝食を食べる絵を呉れるから可愛い。この番が毎朝愉しませてくれるから朝散歩が愉しいのかも知れない



 一足下った先が湯田川第一鯉ポイント、朝方霜が降りる0℃。1℃、2℃の気温にも拘わらず、野鯉たちが水面に浮上ゆったり朝散歩している。



 水が温んだとも思えない外気温だが、鯉の鱗はこの微妙な季節の移ろいを感じると云うことだろうか。それにしても野鯉の数が多すぎないか



 毎朝歩く散歩道の春は、一日一日「満開の春」へ急歩である

2026年3月9日月曜日

遂に憂鬱な一ヶ月が始まる


3月9日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 1℃

 気温1℃朝散歩の帰り道白々と夜が明けた道を歩く、道脇には八分咲きの桜が咲いている。凛とした朝の空気の中で淡い桜色の花弁が負けじと張っている。



 この空気の中に居ても此れから始まる一ヶ月間の憂鬱に気が重い。
 先週月曜日歯科医院で診察、治療の方針が示される
傷んだを歯を抜き抜いた歯の両の歯を支点に義歯を架けて再生する。本日の予約は0900時、「時間が掛かります」と云う言葉と共に遂に憂鬱な一ヶ月が始まる
 「椅子にお掛け下さい 」から始まる
 「それでは予て説明の通り始めます」と、ブスリと麻酔注射を打たれ「ウイーン」と唸る鑢が脳に最も近いところで唸りまくる。途中「嗽をどうぞ」と云われても痺れた唇、歯茎ではただ口からだらだら漏れるだけ。「削る」「捻り」「強引に掴む」「力任せに抜く」の一連の荒技が終わるのに一時間。
 参った、参りました。
「次は12日(木)0930時です」と容赦のない言葉で送り出される
昨日の時化が収り静かに浜に寄せる波の音を聞き何とか平静を取り戻す



 一ヶ月間、この憂鬱と付き合わなければならない
 出航出来る凪が待ち遠しい

2026年3月8日日曜日

「野蒜を食す」此れが春だ


3月8日(日) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 0℃

 朝散歩の帰り夜が明けると世間は霜が降りて真っ白、冬の寒さがドンと戻りまだまだ春の勝手にはさせないと云う寒さである。
 それでも陽が上がると木々の緑、草の若芽がキラキラ陽を弾く
 藪の中の野蒜も鮮やかな緑の葉を伸ばし圧倒的存在感である



 その中の地面際の軸の太い野蒜を選んで抜く
 屋敷周りに群生している野蒜だが、軸の太い野蒜が一面に在る訳じゃ無い。一年・二年・三年と年を経ると太るらしい。



その野蒜の泥を洗い流し、根塊部の薄皮を剥ぐとキラリ光る白い玉が現れる。



玉から切り離した軸と葉は、泥を落とし枯れた先端を指で切り落としくるりと結ぶ



此れをぐらぐら沸いたお湯で一分、二分は茹ですぎ、加減が難しい
茹でた野蒜を酢味噌で頂く
生の玉はシャキシャキで少し辛い、茹でるとトロリだが口で融ける訳じゃない。らっきょうや玉葱の食感、匂い、味とは全く異なる。
 くるり結んだ軸と葉は、茹でると白い軸は瑞々しさを増し葉の緑は鮮やかに変わる


酢味噌をチョイと付けて口に入れる、微かにそして仄かに野っ原の香りが広がる。
「此れが春だ」と云いたい



掘って採って拵えて茹でて頂くまで、軽く一時間を越える手間を口に入れた瞬間に消し去る「春の御馳走」である

2026年3月7日土曜日

「鳴くな」と云わずとも突然泣き止む不思議

 
3月7日(土) 0515起床 (ーーー)
天気 晴れ曇のち
気温 4℃

 朝散歩に出る時点の気温が4℃、霜が降りていてもおかしくないが今朝は降りていなかった。
気温が10℃を超えたのは10:00時過ぎ、それでも春真っ盛りと一気には上がらない。
お昼前に気温は11℃に上がったきりそのまま推移する
 連れ曰く「今日は寒いわね」
こっちは昨日に引き続き山旅三昧「2016年栃木県の山行記録」を整理する。其処に聞こえてくるのが、 この寒さの中での蛙の合唱。



 このままきっと鳴き続けるのだと思っていると突然泣き止む、しかも鳴いていた蛙が一斉に鳴き止むから「おやおや何事か?」と吃驚である
 回りにも空にも敵は見当たらない
鳴くなと云わずとも突然鳴き止む不思議



 こんな蛙たちと一日付き合う田舎の一軒家は、鳴いたり止んだり実は中々騒々しいのである

2026年3月6日金曜日

10年前も10山を越えて歩いていたらしい


3月6日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れのち雨
気温 9℃
 
 雨が降る予報だが早起きして雨雲の動き確認すると雨はお昼前後に降る。
ならば朝散歩だとザックを背負って歩く、帰り道月齢16.6日の満月が早咲きの桜に囲まれてが西の空に掛かる。こんな褒美は有り難い。



 山旅三昧で登った山行記録を整理していると、予報通りお昼過ぎ春雷を轟かせつつ横殴りの雨の寒冷前線が通過する。「ギンバサ」を肴に昼ビールをやりながら、家を揺らす春雷を愉しむ。



 山旅三昧の山行記録の整理が2016年4月6日「栃木県の山」に入る
この日「唐沢山(カラサワヤマ 241m)」を起点に「関東ふれあいの道」に連なる山を「諏訪岳 (スワダケ 324m)」をピストンして歩いている。
 山地図をパソコンで開き確認すると「唐沢山(カラサワヤマ 241m)」を起点に「諏訪岳 (スワダケ 324m)」間の10山を越えて歩いている
この10山が
高鳥屋山 290m
大櫃鳥屋 278m
椿山 271m
柃山 269m
貝吹鳥屋 292m
南見明山 242m
北見明山 213m
京路戸とんび山 241m
妹背山 210m
諏訪岳 324m 
 登る山の選択は「山と渓谷社刊 分県登山ガイド」に依っている、日本全国の山を登ることになった結果「四十八冊 四十八都道府県」の全冊が揃った。その中の「栃木県の山」なのだが、既にこの時点辺りから連なる山を越え越え歩いていたらしい。今でも低山と云えど山を越え越え歩き「山の気」「木々と季節の花」「草花」「森と林」「山の匂い」「風」を愉しんでいる。10年も前の山行なので記憶の片隅にもないのだが、書いていなければ忘れられた山行、読み返しながらよくぞ「山旅三昧」を書き続けていたと感謝している。 
 故に「山旅三昧の山行記録」では「経由したピーク」として山頂を踏み登った山として記録する。山頂を踏み登った山として記録しなければ「山の気」「木々と季節の花」「草花」「森と林」「山の匂い」「風」を愉しんだ山が、記憶にも残らない「無い山」とになってしまうのが惜しいのである。



 それにしても、此所まで登るかと我ながら驚いている

2026年3月5日木曜日

春磯で「ギンバサ」を刈る


3月5日(木) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 4℃

 旧暦一月十七日、月齢15.6日、干潮15:13時、潮高32cm、狙った通りの凪ぎ



 風は東北東で3~4mで辺田目はべた凪、春磯はこれ以上ない静穏



 春磯の王様「ギンバサ」は、伸び始めたばかりで此れを鋏で刈る



ギンバサ「学術的分類、海藻、植物:イギス目:フジマツモ科:ヤナギノリ属:ユナ」と云うらしい。春の磯の海藻の王様、これに敵う海藻はない。
 春の磯の「ウニ」も敵わない



 大鍋にお湯を沸かし沸騰したところで「ギンバサ」を投入「三十秒」で茹で上がる。笊に空けて冷水で急速に冷やす、冷やさないと残った熱で融けてしまう。



 小皿に取った「ギンバサ」を「酢」と「醬油」を垂らして頂く
春の磯を丸ごと口に入れた濃厚且つ爽やかな香りが口いっぱいに広がる



 海を食べる感覚を脳に刻む「ギンバサ」は素晴らしい 

2026年3月4日水曜日

花一杯で賑やかな春が来た


3月4日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 8℃

 朝散歩の道脇が花で彩られ菜の花と水仙が共演している



八重咲きの椿が朝日に透け、白い八重の椿が光り、 遠くモクレンの花が浮かび上がっている。世間が花一杯になってきた。



 川を覗くと野鯉が朝飯に夢中である、其処にスイッと寄ってきたもう一尾の野鯉、ちょっかいを出すかと思いきや 喧嘩も起こらず穏やかである。




 その先ではオオバンの番いも食事中、水の中に首を突っ込んで夢中である



 海に波の様子を見に行けば、沖で海鳥が乱舞し海に飛び込む、こっちも食事中である



 あっちでもこっちでも春を満喫中で賑やかである