4月22日(水) 0520起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 12℃
山旅号の常備食「ミニチキン」・「ミニどん兵衛」は、「玉葱入り味噌汁ソーメン」同様朝食の定番、コッヘルにお湯さえ沸かせば超速の朝飯で山旅には必須の朝食である。ところが今朝、連れ曰く「御飯でいいです」と云われても今から炊く訳にも行かない、要は「すき家の朝飯」にしてくれと云うことらしい。あいよと黒石市の「すき家」に行く、連れは「たまかけ朝御飯(330円)」、こっちは「牛皿たまかけ朝定食(430円)」、御飯普通盛りに暖かい味噌汁、たまかけ有り、納豆有り、焼き鮭有り、牛皿有り、朝食のバラエティの豊かさに惹かれてか、職人さんが引きも切らずだった。
その足で八甲田へ山旅号を走らせる。天気は曇り0740時の黒石市沖場平から見る八甲田の山は黒い雲の下、青森県三八上北には暴風警報が発令中、しかも先日の地震以降「北海三陸沖港発地震注意報」に「雪崩・霜注意報」も出ている。山行日和には程遠い強風今日の山行は無し
八甲田ロープウェイも強風で終日運休の告知、隣のスキー場のペアリフトは運行しているもとても滑る気にはならない。
それでも偵察は欠かせない、八甲田酸ヶ湯から谷地温泉へ山旅号を走らせると「八甲田の雪壁」が延々と続く、この雪壁の左側が「北八甲田」右側が「南八甲田」である。唯一登っていないのが「南八甲田 櫛ヶ峰(1517m)」、今季春山旅の目的の山の一つである。
ぐるり見渡すと北八甲田の「硫黄岳(1360m)」「大岳(1584m)」「小岳(1478m)」「高田大岳(1559m)」そして南八甲田「駒ヶ嶺(1417m)」「櫛ヶ峰(1517m)」、「南八甲田」の嫋やかな山は魅力たっぷりである。残雪期谷地温泉からのスキー登山を試み撤退しているので余計思い入れが深いのである
暴雨風警報下それでも三人パーティーは「櫛ヶ峰(1517m)」に向かう。こっちは太陽燦燦の下、残雪とトドマツを愉しみたい、登る三人組に頑張れとエールを送る
偵察を終えビールを調達し再び八甲田に上がり酸ヶ湯手前300m地点、右手ブナの林の雪原から「ツキノワグマ」が突然横切る、まさに衝突寸前よくぞぶつからなかったと云う危機一髪、成獣、真っ黒、しかしふかふか感あり、そして走りが柔軟且つ早い、前足の先端手の腹と指先の雪を掴む柔軟さと後ろ足の雪を蹴り上げる強さは、一瞬の遭遇でも鮮やかに目に残る。生きた人間を餌として生きたまま食い殺す熊「この真っ黒なふかふかの熊が?」と云う疑問が一瞬浮かぶ、ちょっと見危険な動物には見えない。それでも人間を食い殺す熊である、兎に角出会わないようにこっちの存在を先に知らすしかない。十数年にわたる山旅三昧で山を巡っていた時点と「現在の熊状況」は全く異なる、過去の知見を駆使しながら何とか熊との遭遇を避けるしか無い。
とは云っても、八甲田の残雪期の山は愉しみたい。
その残雪に「日本酒 八甲田」を埋めキンキンに冷えたところを頂いている
明日の天気予報降水確率ゼロ、風が止むかどうか?
八甲田で残したピークに連れて行ってくれと、天気頼みである

