2024年5月16日木曜日

準備は完了


5月16日(木) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 16℃

昨日とは一転、北西の風が海上では軽く10mを越えた風が吹いている。


波の高さは2.5mを越える大時化である。この時期の天気変化は油断大敵。出航するか否か、海の状況と風の変化などを見ないと判断出来ないから難しい。


例年、株を立てたまま掘りあげているが、今年は葉茎を伐採して掘りあげるべく準備する
三本、四本刈ると手に余る太さの株、刈り取った株は山となる。


掘り上げる準備は完了する


太い玉を期待しているが、山旅用の醤油漬け大蒜用なので例年通りで十分である。

2024年5月15日水曜日

出航・試し釣り


5月15日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 15℃

0450時、少し早い朝飯。
真竹の筍、玉ねぎ、人参、厚揚げ、ネギをお椀から溢れるほどてんこ盛りした味噌汁。
椎茸のだし、あご出汁を効かせた赤白合わせ味噌 、田舎の旬を味噌汁で味わう。
大満足の朝飯である。


0630時、船溜りに行くと注文したキャビンテントが張ってある。テントやさんの丁寧な仕事が有り難い。


0720時 、船の点検を終え川内港内をそろりと様子を見ながら走る
港を出て4500回転の巡航速度で走らせる。長期間の係留にも拘わらず船体・エンジン・操縦共に問題は無い。


この凪で試走だけではもったいとゴカイを少し準備して「キスの試し釣り」、何時ものポイント立花島の水道で2時間投げる


ぼちぼち釣れたキスを数えてみれば35尾、大漁だろう


塩焼きに拵え


キスフライに拵えて準備完了


アジも旬、イサキも旬だが果たして時間が取れるかどうか、凪になるかどうか運次第だ

2024年5月14日火曜日

害虫・雑草と折り合いを付けて過ごすしか無い田舎暮らし


5月14日(火) 0500起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃

0630時から生垣の消毒を始める、山旅出発時に消毒して以降卵から羽化した「キオビエダシャク」が生け垣に巣くっている


新芽を丸く袋状の巣にして生け垣を食い荒らす


卵から羽化して間もない幼虫は5mmほどだがあっという間に3cmから5cmになる、山旅再出発までに二回は消毒しなければなるまい


屋敷周りの雑草の勢いには驚くばかり


あっという間に空き家状態になる


留守がちな我が家は、害虫とも雑草とも上手く付き合うしかない。在宅中のこまめな手入れは難儀ながら、折り合いを付けて暮らすしかない。


山旅で泥を被ったままの山旅号を手拭き洗車、車体の点検、傷の有無を確認するも異常なし
山旅号なしでは成り立たない「山旅三昧」、毎日毎日の付き合いで培う信頼が一番である


漬けたばかりのらっきょうの塩漬けは「らっきょう辛い」のだが待ちきれない、漬け樽から上げ刻んでその辛さを焼酎で味わっている


明日は凪らしい

2024年5月13日月曜日

家事を熟す日々が始まる


5月13日(月) 0500起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 17℃

季節を忘れない大蒜が、花芽を出し揃っている


掘り上げまで残り一週間から十日なのだが、大蒜の玉を太らせたい故に全ての花芽を摘み取る


その大蒜を試しに掘りあげる
玉太りの状況を確認する、「ウーン?少し小さいか?」残り一週間から十日の頑張りに期待する


出発前には青い葉を付けて花も咲いていた「橙」の木が、完全に枯れている。「テッポウムシ」に食われ手当はしたものの半死半生ではあった。10数年「赤大根下ろし」で楽しませて貰った。


有り難うと云いつつ伐倒する
残るあと一本の「橙」の木を大事にするしかない


竹山に「真竹の筍」を探しに行く、探すまでも無く既に5m越の丈になった筍が林立する。「真竹の筍」の真っ盛りをチョイ過ぎた感があるが、未だ1.0mに満たない筍も多数ある
暫くは楽しめそう、此れがまた小味があって美味しい


生け垣を確認すると「キオビエダシャク」の幼虫を発見する
明日は生け垣の消毒から家事が始まる

2024年5月12日日曜日

更に緑が深まった我が家に帰る


5月12日(日) 0430起床 (ーーー)
天気 雨
気温 19℃

「杵島岳(きしまだけ 1326m)」は、県民に愛される山なのだろう。下山しつつ山を見上げると家族連れが全山草原の山を登っている。山頂まで残り15分くらいだろうか。こう云うアングルで撮らせる山、これぞ「阿蘇五嶽」だろう


九重連山を背にゆったり草を食む阿蘇の赤牛、黒牛、何と馬が違和感なく仲間になっている。阿蘇の高原で馬と牛が食む青草は食べ物でもあるが、景観を型作る。この青草こそが阿蘇かも知れない


昨夕は、「くまモン ZUIYO CUP ]を阿蘇五嶽のブログを打ちながら阿蘇の美酒を美味しく頂く


山旅の仕上げは「阿蘇の赤牛」と決めていた
配送ロボットが運んでくる


運んできたのは「馬刺し」、阿蘇の高原であの青草を食みストレスなしに大きくなったあの馬の「馬刺し」ネギとショウガで頂く、トロリ且つ甘く優しい噛み応え、阿蘇高原あの青草の香りと味かも知れない


次に運んできたのは


連れの「赤牛のハンバーグ」、何時もなら「一口どうですか?」と来るはずなのだが、それも無く完食、言葉を発する事すら忘れる美味しさだったのだろう


山旅は、「赤牛のサイコロステーキ」、薩摩黒牛で育った舌も赤身の滋味は素晴らしい。うかうかしていたら抜かれるぞ。


何時も山旅の行き来の際気になっていたお店がある
「お弁当のヒライ」が何時も賑わっている、且つ熊本県内彼方此方にお店が展開している。
登山口へ早朝の出発、下山すると湯浴み次の登山口へ移動という忙しい行動では中々訪れる機会は無いままである
昨夕どうしても気になるのでネット検索すると「24時間営業」のお店が近くにある
行かずばなるまい
0530時、お店訪問「チャーシューラーメン(740円)」を注文、白濁豚骨スープながらあっさり、完飲完食。連れは「ごぼう天うどん」を完食している
成る程、熊本はこの辺りに未だ知らない魅力が潜んでいるらしい


0930時無事帰宅、早速我が家の更に深っまた庭の緑を愛でながら、盛大に炎を上げなら久し振りの七輪バーベキューで無事帰還を祝う


と云っても、明日から溜まった家事との奮闘が始まる
それも此れも5月末には北へ北への山旅のためだから頑張るしかない

2024年5月11日土曜日

阿蘇五嶽の「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」「杵島岳(きしまだけ 1326m)」に登る


5月11日(土) 0320起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 9℃

夜明け阿蘇草千里の登山口に走り上がっている道脇の放牧場に、母牛と乳を吸う子牛、座る親牛が、朝ぼらけの中九重連山を背景にぴったし填まった絵になっている


放牧さた乗用馬の脇、草千里の放牧地中央火口丘右を「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」火口の縁取付きにかって歩く

0603時 草千里烏帽子登山口
0618時 取付き
0655時~0700時 「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」山頂
0753時 草千里駐車場
0813時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」遊歩道登山口
0829時~0833時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂
0929時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」遊歩道登山口着
0948時 草千里烏帽子登山口着

歩行距離 8.5km 所要時間 3時間45分 総上昇量 597m

草千里の景色に見とれてばかりでは確実に踏むと思う、足元注意。


 

「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」の右火口縁の取付きからミヤマキリシマの群落が連続する


此所にも


其処にも


彼処にも


花を楽しんで登ると崩落地、転落防止柵がある山であっても花園では無いのである


「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」山頂、全周の展望が効く


中岳(なかだけ 1506m)の西火口の噴煙、ガスが山頂を越える「高岳(たかだけ 1580m)、雲海に浮かぶ「祖母山(そぼさん 1756.4m)」、此所からはこう見えるのかと妙に納得である


更に「九重連山」


「草千里」と奥に「杵島岳(きしまだけ 1326m)」




此れで終わりでは無い、下りもミヤマキリシマが登山道に迫る
阿蘇山がミヤマキリシマの山だっとは、ごめんなさいである


群落は何処までも広がり、且つ幾筋も広がる




ミヤマキリシマの群落の花に浮かぶ「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」を振り返りながら下る


草千里駐車場に戻り「杵島岳(きしまだけ 1326m)」に向かう


「杵島岳(きしまだけ 1326m)」登山口から山頂まで遊歩道が整備されている。下半は舗装、上半は石段


上半の石段は鍛えてくれる、トレーニングの積りで速歩で登る、所用時間16分まだまだ行けるぞと思いながらも流石に息が上がる


「杵島岳(きしまだけ 1326m)」は全山草原の山、山頂にシートを広げのんびり弁当を食べるなど最高だろう、「中岳(なかだけ 1506m)」も盛大に噴煙を上げ歓迎している


「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂から、「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」と草千里はこう見える


「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂火口の縁には、あその山焼きが作った「ミヤマキリシマ白骨の盆栽」が彼方此方にある。


焼いても焼いても再生するミヤマキリシマに脱帽である


阿蘇の山焼きで焼けたミヤマキリシマの枯れ木にだって花が咲く


一方、阿蘇の山焼きを逃れたミヤマキリシマは、かくも華やかに豪華に咲く、暮らしの山のミヤマキリシマは逞しい


阿蘇の山々は、ミヤマキリシマ群落の山で溶岩が流れた筋にミヤマキリシマのピンクが一面に広がる。「杵島岳(きしまだけ 1326m)」の山頂などその恩恵に多いに与っている


今回の山旅は本日で終わる。
祖母・傾・大崩山塊のほぼ全てを完登し、阿蘇五嶽も完登する
九州の山の花「ツクシシャクナゲ」「アケボノツツジ」「ミツバツツジ」「ミヤマキリシマ」を、此れでもかと堪能した山旅だった
暫く休養し5月下旬には北へ北へ向けて山旅三昧は出発する