5月11日(土) 0320起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 9℃
夜明け阿蘇草千里の登山口に走り上がっている道脇の放牧場に、母牛と乳を吸う子牛、座る親牛が、朝ぼらけの中九重連山を背景にぴったし填まった絵になっている
放牧さた乗用馬の脇、草千里の放牧地中央火口丘右を「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」火口の縁取付きにかって歩く
0603時 草千里烏帽子登山口
0618時 取付き
0655時~0700時 「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」山頂
0753時 草千里駐車場
0813時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」遊歩道登山口
0829時~0833時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂
0929時 「杵島岳(きしまだけ 1326m)」遊歩道登山口着
0948時 草千里烏帽子登山口着
歩行距離 8.5km 所要時間 3時間45分 総上昇量 597m
草千里の景色に見とれてばかりでは確実に踏むと思う、足元注意。
「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」の右火口縁の取付きからミヤマキリシマの群落が連続する
此所にも
其処にも
彼処にも
花を楽しんで登ると崩落地、転落防止柵がある山であっても花園では無いのである
「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」山頂、全周の展望が効く
中岳(なかだけ 1506m)の西火口の噴煙、ガスが山頂を越える「高岳(たかだけ 1580m)、雲海に浮かぶ「祖母山(そぼさん 1756.4m)」、此所からはこう見えるのかと妙に納得である
更に「九重連山」
「草千里」と奥に「杵島岳(きしまだけ 1326m)」
此れで終わりでは無い、下りもミヤマキリシマが登山道に迫る
阿蘇山がミヤマキリシマの山だっとは、ごめんなさいである
群落は何処までも広がり、且つ幾筋も広がる
ミヤマキリシマの群落の花に浮かぶ「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」を振り返りながら下る
草千里駐車場に戻り「杵島岳(きしまだけ 1326m)」に向かう
「杵島岳(きしまだけ 1326m)」登山口から山頂まで遊歩道が整備されている。下半は舗装、上半は石段
上半の石段は鍛えてくれる、トレーニングの積りで速歩で登る、所用時間16分まだまだ行けるぞと思いながらも流石に息が上がる
「杵島岳(きしまだけ 1326m)」は全山草原の山、山頂にシートを広げのんびり弁当を食べるなど最高だろう、「中岳(なかだけ 1506m)」も盛大に噴煙を上げ歓迎している
「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂から、「阿蘇烏帽子岳(あそえぼしだけ 1337.2m)」と草千里はこう見える
「杵島岳(きしまだけ 1326m)」山頂火口の縁には、あその山焼きが作った「ミヤマキリシマ白骨の盆栽」が彼方此方にある。
焼いても焼いても再生するミヤマキリシマに脱帽である
阿蘇の山焼きで焼けたミヤマキリシマの枯れ木にだって花が咲く
一方、阿蘇の山焼きを逃れたミヤマキリシマは、かくも華やかに豪華に咲く、暮らしの山のミヤマキリシマは逞しい
阿蘇の山々は、ミヤマキリシマ群落の山で溶岩が流れた筋にミヤマキリシマのピンクが一面に広がる。「杵島岳(きしまだけ 1326m)」の山頂などその恩恵に多いに与っている
今回の山旅は本日で終わる。
祖母・傾・大崩山塊のほぼ全てを完登し、阿蘇五嶽も完登する
九州の山の花「ツクシシャクナゲ」「アケボノツツジ」「ミツバツツジ」「ミヤマキリシマ」を、此れでもかと堪能した山旅だった
暫く休養し5月下旬には北へ北へ向けて山旅三昧は出発する