2024年5月3日金曜日

「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」「長尾山(ながおやま 1106m)」「越敷岳(こしきだけ 1061m)」を周回する


5月3日(金) 0320起床 (ーーー)
天気 曇のち晴れ
気温 10℃

「祖母山(そぼさん 1756.4m)」は、5月3日(金)宮崎県高千穂町の山開きである。登山口周辺は大混雑だろうと大分県竹田市に越え「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」「長尾山(ながおやま 1106m)」「越敷岳(こしきだけ 1061m)」を周回する



「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」「長尾山(ながおやま 1106m)」「越敷岳(こしきだけ 1061m)」
歩行距離 8.2km 所要時間 5時間08分 総上昇量 852m

0546時 周回登山道駐車場発
0602時 作業道終点「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」登山口
0722時~0730時 「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」山頂
0834 「祖母山(そぼさん 1756.4m)」と「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」「長尾山(ながおやま 1106m)」「越敷岳(こしきだけ 1061m)」分岐
0900時「長尾山(ながおやま 1106m)」三角点
0950時~0954時「越敷岳(こしきだけ 1061m)」山頂
1034時 林道登山口
1054時 周回登山道駐車場着

時計回りに周回する
「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」に向かって杉の植林地を緩く登り上がる


次第に勾配がきつくなると大岩が行く手を阻み、右に左にロープを掴みながら大岩を巻いて登る


登山道が最急勾配になった地点が、「祖母山(そぼさん 1756.4m)」への周回路と山頂への分岐、山頂へは5分


「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」山頂は、樹林の中全開の展望は無い



天文19年(1550年)時代の城跡とあるから歴史は古い


「祖母山(そぼさん 1756.4m)」山頂へ突き上げる稜線が見えるのみだが、この展望は此所でしか見られないから登った甲斐がある


「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」から「祖母山(そぼさん 1756.4m)」に向かう稜線は、自然林と人工林が交互で展望は無く、稜線の岩場を数カ所越えアップダウンを繰り返す我慢の稜線歩きである。


時に現れる「ミツバツツジ」に癒やされる


杉と檜の人工林と自然林が交互に姿を現す稜線を2時間20分歩くと、稜線の最低鞍部が唯一の展望が効く箇所、「祖母山(そぼさん 1756.4m)」がガスに見え隠れする。この最低鞍部から見ても「祖母山(そぼさん 1756.4m)」の新緑に覆われた大自然林は一望の価値がある。


最低鞍部を上がると稜線の辺り一帯は「ブナの森」になる
一抱えも二抱えもあるひねたブナが稜線の彼方此方に立っている。ミツバツツジ、アケボノツツジ、ツクシシャクナゲが終盤のこの稜線では、このブナの森は見頃である。
0834時、「祖母山(そぼさん 1756.4m)」分岐に上がる


山頂は、山開きでさぞ賑やかなことだろう


「祖母山(そぼさん 1756.4m)」分岐から「長尾山(ながおやま 1106m)」「越敷岳(こしきだけ 1061m)」に向かって尾根を下ると、展望は一気に晴れる。
背後に「祖母山(そぼさん 1756.4m)」に向かって押し上げる稜線がなんとも力強い


下る稜線の正面には山頂部をガスに隠す「阿蘇五嶽」と外輪山が煙る


「越敷岳(こしきだけ 1061m)」は、下山路分岐から大岩の山頂に向かって登り上がる


山頂の大岩下に「真っ直ぐ登れ」の矢印があるが、この岩壁は登れない


山頂岩壁を右に巻いて上がると


「御神水」、山頂岩壁下の磐座から浸み出す水は涸れることが無いという、有り難く頂く


登り上がると狭い山頂から、


藪越しに「祖母山(そぼさん 1756.4m)」、障子岩尾根、由布岳が見える。阿蘇五嶽はガスの中である。


「越敷岳(こしきだけ 1061m)」からの下り木に掛かった「名札」を一本一本確認しつつ、頭に知識を詰めつつ下る



花も終期の周回ながら、たっぷりの自然の森を味わわせて貰う


林道に降りて本日も無事下山する


竹田市の温泉に向かう道から「奥に祖母山」その手前の尾根の台形のピークが「緩木山(ゆるぎさん 1046.0m)」で右へ尾根続きで右端の「小さな台形」の岩のピークが「越敷岳(こしきだけ 1061m)」、里から斯くも一望だから皆さん登る訳だ、本日も20数人と行き会う。


25km下って竹田市「岡城天然温泉(月のしずく)、JAFとモンベルカードで50円引きの450円」で、たっぷりゆっくり湯浴みする


明日も「祖母山(そぼさん 1756.4m)」の山麓で遊ぶつもりである

2024年5月2日木曜日

「三尖(みっとんぎり 1474m)」「黒岳(くろだけ 1578m)」「親父山(おやじやま 1644m)」「障子岳(しょうじだけ 1703m)」を周回する


5月2日(木) 0320起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 11℃

四季見原キャンプ場から親父山林道橋の登山口、精々三台から四台の駐車スペース、あとは林道路肩駐車だろう。登山口から「三尖(みっとんぎり 1474m)」「黒岳(くろだけ 1578m)」「親父山(おやじやま 1644m)」「障子岳(しょうじだけ 1703m)」を時計回りに周回する




「三尖(みっとんぎり 1474m)」「黒岳(くろだけ 1578m)」「親父山(おやじやま 1644m)」「障子岳(しょうじだけ 1703m)」
歩行距離 8.0km 所要時間 5時間32分 総上昇量 763m

0646時 林道登山口発
0752時 「三尖(みっとんぎり 1474m)」
0802時~0815時「黒岳(くろだけ 1578m)」
0908時 「親父山(おやじやま 1644m)」
0938時~0948時 「障子岳(しょうじだけ 1703m)」
1012時 「親父山(おやじやま 1644m)」
1110時 「親父山(おやじやま 1644m)」登山口
1118時 林道登山口着

取付きから急坂の連続で止むことが無い、落葉が積もった黒土の急坂をスリップせぬよう慎重に小幅でコツコツ登り上がる事一時間


シャクナゲが迎えてくれる、一気に目が覚め元気が出る


「三尖(みっとんぎり 1474m)」山頂は、シャクナゲが咲く山頂でもある


山頂からは、左に「黒岳(くろだけ 1578m)」右に「親父山(おやじやま 1644m)」稜線繋がりである


稜線は、シャクナゲの群落が連続する


稜線の右も左もシャクナゲが満開



アケボノツツジも負けてはいない


そのシャクナゲ越しに「阿蘇五嶽」



さらに「九重連山」が雲霞の上にくっきり


黒岳山頂直下の岸壁にアケボノツツジが映える、今しか見られない黒岳の景色である 


「黒岳(くろだけ 1578m)」山頂、


山頂脇の展望台から「阿蘇五嶽」「九重連山」が雲海の上に一望、なんとも贅沢な景色



シャクナゲに彩られた「祖母山(そぼさん 1756.4m)」は、古風堂々の山には珍しく華やかな景色である。


その「祖母山(そぼさん 1756.4m)」を横に見ながら「シャクナゲのトンネル」を歩く。





「バイケイソウ」と「シャクナゲ」の取り合わせ、この山ならではだろう


「親父山(おやじやま 1644m)」山頂、祖母傾縦走路の障子山、黒岳、四季見原への分岐点でもある



「親父山(おやじやま 1644m)」山頂稜線から、左端「障子岳(しょうじだけ 1703m)」、その遙か奥に小さく「傾山(かたむきやま 1602.0m)」、そしてどっかりと座る「本谷山(ほんたにやま 1642.9m)」、そして存在感が半端ない台形の山が「古祖母山(こそぼさん 1633.1m)」、祖母傾の縦走路が一望である


自然林に厚く守られ花に囲まれる「祖母山(そぼさん 1756.4m)」は、やはり九州の名峰である


「障子岳(しょうじだけ 1703m)」山頂、54年振りに「祖母傾縦走路」に立つ





ブナは変わらず堂々と立つ


迷い込んだら出るのも困難な「スズタケ」は全滅、54年間の山の変化は想像を超える


シャクナゲを思う存分楽しませてもらい


ミツバツツジも此れでもかと楽しむ





「スズタケ」が全滅と云っても「祖母傾山塊」の奥の深さと華やかさは変わらない
「天岩戸の湯(70歳以上400円)」で湯を浴びながら花の色気に浸っている


明日も祖母山麓の山を楽しむ