5月25日(金) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 10℃
「乗鞍岳(のりくらだけ 3025.6m)」
歩行距離 7.1㎞ 所要時間 2時間55分 総上昇量 655m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 2.2㎞)
0755時 畳平発
0830時 肩の小屋
0924時~0944時 「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」山頂
1020時 肩の小屋
1050時 畳平
朴の木平バスターミナル(1500台駐車可)を0655時発の一番バスで、標高2700mの畳平へ

40分で2700mの残雪の畳平へ運んでくれる
畳平から「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」へ、標高3026mの山頂へ90分で登頂できる、唯一の3000m峰である。
旧コロナ観測所への車道や広い歩道を歩くが、歩道を残雪が覆う個所はステップを確かめながらの微妙なトラバースもある。
スキー斜面は頂上直下の雪面、畳平手前の肩の小屋バス停で下車して直接斜面に取り付くのがベストのようだ。スキーを畳平まで揚げたが今日は山で手一杯である。
頂上稜線にのるまで雪面をこなすようである
残雪斜面をトラバースすると肩の小屋が見える
肩の小屋は、日の出も、日の入りも絶好のポイントと云う
肩の小屋から「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」への登りが始まる

小屋からザレた歩道を登り頂上稜線下の雪面を登る
ステップは切ってあるものの我が歩幅とマッチしないので、新たにステップを切りつつ登る。
所が久し振りの3000mは空気が薄い、所謂軽度の高度障害と云う所である。
それでもきっちりステップを刻むところが山屋である

雪斜面を登り上がると「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」がドンと真正面に座っている
たっぷり汗をかいたので、アッという間の山頂でも目にすると充実感がある
山頂直下は、岩山の登りである、鳥居と祠が建つ
山頂は、360度全方位の展望が開ける
御嶽山をバックに一枚
右から「笠ヶ岳」「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」
アップで「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」「」西穂高岳
更に「笠ヶ岳」から「双六岳」
大天井から蝶ヶ岳も黄砂の先に見える
たっぷり全周の眺望を楽しみ下る
畳平の「鶴ヶ池」の奥に再びの「槍・穂高」、やはり3000mという標高は見せるものが違う。
北海道から南下して初の「3000m峰」でもある
「魔王の園地(まおうのえんち 2761m)」
1103時 畳平
1115時~1125時 「魔王の園地(まおうのえんち 2761m)」山頂
1135時 畳平

畳平で待っていた奥さんと共に目の前の「魔王園地(まおうのえんち 2761m)」に登る
階段遊歩道を15分で山頂
畳平からは前山に遮られて見えない「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」山頂も直ぐ其処である
そして「笠ヶ岳」「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」「西穂岳」「焼岳」の展望が眼前一杯だから感激である
「あれは何?」「こっちは何?」「あの遠いのは?」、しっかり目に焼き付いたことでしょう

下りのバス便は、最前列に座り余韻を楽しむ。