2024年6月25日火曜日

「冷水山(れいすいざん 702.6m)」で化石を拾う


6月25日(火) 0500起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 17℃

今朝も雨が残り登る天気じゃ無いと諦めのんびりする。 
登る山は夕張市の「冷水山(れいすいざん 702.6m)」、0720時千歳から夕張に向けて出発する。走るほどに天気模様が好くなる、ひょっとして登れるんじゃ無いかとの期待を抱かせる。
雲の間から日も射す天気に行き先を「道の駅 夕張メロード」から「冷水山(れいすいざん 702.6m)」登山口に変更する
0900時登山口着、ザック左ベルトに「赤いボディーの熊スプレー」をセット、ザック右ベルトには「黒ボディーの熊スプレー」を掛ける。ザック右ポケットにはダニ対策の「最強のアースジェット」を入れ準備完了


「冷水山(れいすいざん 702.6m)」は、「ほぼ全山がゲレンデ化され殆ど自然味ない山である」と山の本に書いてある


更に「スキー場内の車道を上り上がるのが最も確実である」とも紹介されている


「冷水山(れいすいざん 702.6m)」山頂まで上がるゴンドラ駅まで車道を1時間10分歩く


ゴンドラ駅前の小さな高みが「冷水山(れいすいざん 702.6m)」山頂、


三角点が埋まっている。


夕張岳方面には、このように山が連なっているとある


札幌方面は、余市岳も見えるとあるもガスで遠望は効かない


やはりこの山の魅力は、「化石」と「石炭」だ。
車道で発見


ゴロゴロ転がっているという訳じゃ無いが、下を見て歩けば「オヤッ?」と思わせる石がある。


確かにこれまでの山旅三昧で自ら化石を拾った山は無い。下を見て歩いただけで見つけるのだから、腰を据えて掛かれば大物も発見できるかも知れない


「石炭」も彼方此方に黒い塊が散在する。登ってみないと分からないのである


下って片付け山旅号を走らせていると雨が来る、危機一髪だったらしい。
明日は天気は回復しそうなので登れそうである

2024年6月24日月曜日

山旅号を洗車する


6月24日(月) 0500起床 (ーーー)
天気 雨
気温 18℃

雨は小降り霧雨程度これなら大丈夫と北海道の洗車場「水ー泡ー水の延長コース(400円)」で山旅号を洗う、バケツ一杯10円の自動販売機の水を5回組み替えてピカピカに磨き上げる。
雨の中走り汚したくないので本日は停滞している


その山旅号の中で、登り残し且つ現時点で登山道が藪化しておらず、登る事ができそうな山を探す。札幌市周辺、ニセコ、道南以外の道央・道東・道北に12山残っている。
随分距離が離れ点々と点在している、一日一山としても12日は掛かる
のんびりと登るしかなさそうである。


それにしても今朝食べた「山岡家 特製味噌チャーシューラーメン」は、悪魔的に美味しかった。カウンター席はお客さんが満席という盛況ぶりに朝ラーメンの力を思いする


明日は曇り予報ながら所によって雨が残る
夕張市にこれまでの山旅三昧では経験したことが無い山があるらしい

2024年6月23日日曜日

「赤いボディの熊スプレー」を遂に手に入れる


6月23日(日) 0500起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 16℃

久し振りの朝寝坊、と云うのも「赤いボディーの熊スプレー」在庫確認の電話は0900時か1000時それまでは動けないので諦めた朝寝坊である。案の定、0900時も1000時の電話も留守電である。函館で「赤いボディの熊スプレー」を購うのを諦め「石井スポーツ札幌店」に電話を入れると「有ります」、「今函館ですがストロンガー一本確保お願いします。此れから行きます」1020時出発。


道央自動車道を豊浦ICで下りて中山峠越で札幌市入り、亀田半島の七飯町から238km、3時間40分走って「石井スポーツ札幌店着」
お願いしていた「赤いボディーの熊スプレー」然も最強の熊スプレーなので手に取ってニコニコである。


其処に店員さん曰く「アプリを入れるとポイントが得られ即使えますが?」
ならばとメールアドレスを入れると既に登録済みらしいが「暗証番号」等覚えているはずも無く、あとはお決まりの再設定で25分格闘の末無事、ポイントゲットまで行き着く。
「赤いボディーの熊スプレー(23100円/本)」と「熊スプレーホルダー(3190円/個)」の積りが「22285円」の支払いだから驚く
「若い者の意見」には耳をしっかり傾けることです


札幌から更に54km走ると道の駅「サーモンパーク千歳」、其処は良くしたもので千歳ICで下りると其処に「千歳の湯 えん(490円/人)」、運転の疲れがすっかり取れる。


ところが山旅号がすっきりとは行かない、フロントにはびっしりと虫が張り付いている。山旅号もスッキリさせたい


明日、明後日は雨で停滞なので山旅号をスッキリさせる積りである

2024年6月22日土曜日

「赤いボディの熊スプレー」を探して函館市内を走り回る


6月22日(土) 0430起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 15℃ 

溜まった山装束のコインランドリーと熊撃ちのおじさん推薦の「赤いボディーの熊スプレー」を購う為、今日は山行きは無し。
ホームセンターにも売っていると云う情報があるため「全国展開のホームセンター」を二軒はしごする。「15000円(/本)」という高額商品なので陳列棚には写真入りのカードが置いてある。残念ながら「熊スプレー」は置いてあるも「赤いボディ」は無い。
北海道展開の地場のホームセンターに行くも「在庫切れ」、「赤いボディーの熊スプレー」は北海道でも手に入れるのは難しいらしいと此所で気が付く。
ならば「スポーツ専門店」のアウトドアコーナーなら可能性があると四店をはしごする。一店目は「黒いボディーの熊スプレー」はあるも「赤いボディの熊スプレーは無い」、二店目は「臨時休店」、三店目は「在庫切れ」、四店目は「扱ってない」。
四店目の「蔦屋書店」の店舗に店を構える「ザ・ノースフェイス」で、此所ならと云うお店を二軒紹介して頂く


内一軒は、二軒目の「臨時休店」のお店で、もう一軒は「ノースマン」
丘の上の森と畑の中の一軒家、お店の駐車場入り口の丸太ん棒に「臨時休業」の札が下がっている。その脇の札には「定休日・月曜日・火曜日・水曜日」と記されている。あっても四日後の木曜日にしか手に入らない。


「赤いボディーの熊スプレー」は、午前中函館市内を走り回っても手に入らない。
「函館竹田 深み旨いか塩辛 酒粕熟成」をつまみながら一杯やりつつ、如何にしたら手に入るかと算段している


「熊撃ちおじさん」の忠告通り「赤いボディーの熊スプレー」無しでは、山に入る気にもならない

2024年6月21日金曜日

渡島半島「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」「西円山(にしまるやま 544m)」に登る


6月21日(金) 0250起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃

0403時、登山口の望洋の森公園に登り上がる、既にこの時間で世間は明るい九州とは一時間近く朝が早い


0415時、望洋の森公園登山口で出発準備していると東の空には陽が上がる、そして立派な朝焼けだから「ファイト一発」、少し古い気合いだが行くっきゃない。



「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」「西円山(にしまるやま 544m)」
歩行距離 9.9km 所要時間 5時間37分 総上昇量 993m

0431時 登山口発
0545時 西丸山分岐
0607時 五合目
0702時 八合目
0721時 九合目
0852時~0805時 「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」山頂
0822時 九合目
0835時 八合目
0859時 五合目
0909時 西丸山分岐
0922時 「西円山(にしまるやま 544m)」山頂
0926時 西丸山分岐
1008時 登山口着

秀峰「駒ヶ岳」のメイン登山口は大沼公園、その秀峰の紹介の案内が登山道脇に立っている
そもそも、「駒ヶ岳(こまがたけ 1131m)」は駒ヶ岳の一峰に過ぎない、「隅田森(すみだもり 892.2m)」「砂原岳(さはらだけ 1112.2m)」「西円山(にしまるやま 544m)」を含めた全体の呼び名の筈であるが、大沼側から見上げると「駒ヶ岳(こまがたけ 1131m)」一峰の山に見える。よって、他の峰があるなど知らない人が多い。


登山道は明瞭、標識や案内板も充実しており只管歩けばいい山である。


藪を抜けるのは五合目、


ここまでは登山道は明瞭とはいえ胸までの藪はうるさい


五合目からグズグズの砂礫登りが始まるのだが「駒ヶ岳の剣ヶ峰」が見え始めるので元気が出る


とは言え楽しんでばかりではない、登山道は岩場に突き当たる


下から見ていかに突破するのだろうと上がっていくと、上手くしたのもで手ごろなルンゼを初級の岩登りで越える。



岩場の斜度は次第に緩むも油断はならない


砂礫交じりの岩場斜面の落石には要注意である、緊張の岩場だが頑張りどころである。


登りあがった頂上稜線の最先端が「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」山頂


「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」の展望は360度全周、しかしガスと靄で遠望は効かない。それでも眼前の「駒ヶ岳の岩峰」「火口原」「大沼」「森町とガスに覆われた噴火湾」の景色は登ってみないと分からないだろう。


長居は無用と慎重に一気に下る


下って「西円山(にしまるやま 544m)」山頂から眺め上げる「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」は、知る人ぞ知る秀峰なのである


麓から見る「駒ヶ岳」は、左「砂原岳(さはらだけ 1122.2m)」、右「駒ヶ岳(こまがたけ 1131m)」で左右対の山であり、左右登ってこその「駒ヶ岳」である


クマと会うかもしれない藪山、ダニを被る低山、岩ゴロゴロの秀峰と続いているが、目下の課題は「赤い熊スプレー」これを見つけないと次の山はない。2mの近距離で吹き付け撃退する「赤い熊スプレー」を贖わなければならない。

2024年6月20日木曜日

渡島半島先端「恵山(えさん 618m)」の対面の山「海向山(かいこうざん 569.4m)」に登る


6月20日(木) 0230起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温15℃

渡島半島東端、恵山岬の名峰「恵山(えさん 618m)」には、山旅三昧を始めた当初に登っているも、真向かいの「海向山(かいこうざん 569.4m)」には目も向かない、無視を決め込んでいたのだろう。


山旅三昧13年の時を経ると名山を引立てる周囲の山に目が行く。
恵山中腹の火口原駐車場から「海向山(かいこうざん 569.4m)」を一周するコースが開かれている


こんもりした台形の山頂の山が「海向山(かいこうざん 569.4m)」、その左の456mピークに登って時計回りに一周する


「海向山(かいこうざん 569.4m)」
歩行距離 5.6km 所要時間 2時間26分 総上昇量 392m

0647時 火口原登山口発
0705時 右回り・左回り分岐
0730時 456mピーク
0810時~0820時 「海向山(かいこうざん 569.4m)」山頂
0858時 右回り・左回り分岐
0913時 火口原登山口着

要所には案内板、踏跡は明瞭迷う心配は無い、時計回りの右コースに入り疎林を緩く登り上がる


最後の急斜面を一気に登り上がると456mピーク、青森下北半島が近い泳いで渡れそうなくらい近い。この近さの感覚は今も昔も変わらないだろうから、昔々からワクワクする「蝦夷地」だった訳である。


456mピークからガスが覆う函館湾を挟んで「松前半島の盟主・大千軒岳(だいせんけんだけ 1072m)」が格好いい、秀麗な広がる裾が実に美しい。


456mピークから急斜面を一気に下り「海向山(かいこうざん 569.4m)」へ更に急な斜面に重なる大岩ゴロゴロを避けつつ登り上がる


登り上がった「海向山(かいこうざん 569.4m)」山頂は、登山口から見た台形通りの平坦な灌木と草原の広場、





三角点も草藪に隠れる絵に描いたようなマイナーな山である。
しかし、名山に隠れながら此所までマイナー感を出すこの山は好い

           

然も、硫黄臭と共にガスを吹く「恵山(えさん 618m)」にはとても望めないシャクナゲが咲く


これで「恵山(えさん 618m)」には勝ったようなもの、山に勝ち負けは無いだろうが此所まで対照的な山が相対していると誰が知ろう。




真正面に「恵山(えさん 618m)」を見ながら山頂から急坂を一気に下り


火口原の木立の木陰を気持ちよく歩い登山口着。津軽海峡から渡り来る風も爽やか好い山である。


下り着いてザックを肩から外し片付けをしていると、「ズボンにダニ」が付いている。よくよく詳細に、ズボンの縫い目まで目を凝らして確認すると「6尾」、張り付いている。
下半身、ゴム長靴を含めて徹底的にアースジェットを振りかけて登ったにもか拘わらずであるから一層ガックリする、昨日から「ヒグマ」と「ダニ」の洗礼をしっかり受けている
13年前のダニの噛み跡が、今でも時々思い出したように痒くなる、実際には痒くないのだろうがその当時のあの痒さが甦る。「ダニの亡霊」かも知れない。よって、「ダニ」には余計神経質になり下ってからの点検は徹底的に怠りなしである。


「道南唯一 明礬緑瀊泉 100%源泉掛け流し 恵山温泉旅館 (300円/人)」で湯浴みする


が、「石けんは使用できません」、石けんを受け付けない泉質でただただ入るのみの温泉である。所が、お湯に入るとお湯が肌に纏わり付く感は無くさらりとした感触だけである。
石けんも付けずタオルで体を洗うと云うことがこんなに快適だと初めて知る。体に優しい、美味しい温泉である。


明日はこの山に登る


問題は「クマ」と「ダニ」である