2024年6月20日木曜日

渡島半島先端「恵山(えさん 618m)」の対面の山「海向山(かいこうざん 569.4m)」に登る


6月20日(木) 0230起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温15℃

渡島半島東端、恵山岬の名峰「恵山(えさん 618m)」には、山旅三昧を始めた当初に登っているも、真向かいの「海向山(かいこうざん 569.4m)」には目も向かない、無視を決め込んでいたのだろう。


山旅三昧13年の時を経ると名山を引立てる周囲の山に目が行く。
恵山中腹の火口原駐車場から「海向山(かいこうざん 569.4m)」を一周するコースが開かれている


こんもりした台形の山頂の山が「海向山(かいこうざん 569.4m)」、その左の456mピークに登って時計回りに一周する


「海向山(かいこうざん 569.4m)」
歩行距離 5.6km 所要時間 2時間26分 総上昇量 392m

0647時 火口原登山口発
0705時 右回り・左回り分岐
0730時 456mピーク
0810時~0820時 「海向山(かいこうざん 569.4m)」山頂
0858時 右回り・左回り分岐
0913時 火口原登山口着

要所には案内板、踏跡は明瞭迷う心配は無い、時計回りの右コースに入り疎林を緩く登り上がる


最後の急斜面を一気に登り上がると456mピーク、青森下北半島が近い泳いで渡れそうなくらい近い。この近さの感覚は今も昔も変わらないだろうから、昔々からワクワクする「蝦夷地」だった訳である。


456mピークからガスが覆う函館湾を挟んで「松前半島の盟主・大千軒岳(だいせんけんだけ 1072m)」が格好いい、秀麗な広がる裾が実に美しい。


456mピークから急斜面を一気に下り「海向山(かいこうざん 569.4m)」へ更に急な斜面に重なる大岩ゴロゴロを避けつつ登り上がる


登り上がった「海向山(かいこうざん 569.4m)」山頂は、登山口から見た台形通りの平坦な灌木と草原の広場、





三角点も草藪に隠れる絵に描いたようなマイナーな山である。
しかし、名山に隠れながら此所までマイナー感を出すこの山は好い

           

然も、硫黄臭と共にガスを吹く「恵山(えさん 618m)」にはとても望めないシャクナゲが咲く


これで「恵山(えさん 618m)」には勝ったようなもの、山に勝ち負けは無いだろうが此所まで対照的な山が相対していると誰が知ろう。




真正面に「恵山(えさん 618m)」を見ながら山頂から急坂を一気に下り


火口原の木立の木陰を気持ちよく歩い登山口着。津軽海峡から渡り来る風も爽やか好い山である。


下り着いてザックを肩から外し片付けをしていると、「ズボンにダニ」が付いている。よくよく詳細に、ズボンの縫い目まで目を凝らして確認すると「6尾」、張り付いている。
下半身、ゴム長靴を含めて徹底的にアースジェットを振りかけて登ったにもか拘わらずであるから一層ガックリする、昨日から「ヒグマ」と「ダニ」の洗礼をしっかり受けている
13年前のダニの噛み跡が、今でも時々思い出したように痒くなる、実際には痒くないのだろうがその当時のあの痒さが甦る。「ダニの亡霊」かも知れない。よって、「ダニ」には余計神経質になり下ってからの点検は徹底的に怠りなしである。


「道南唯一 明礬緑瀊泉 100%源泉掛け流し 恵山温泉旅館 (300円/人)」で湯浴みする


が、「石けんは使用できません」、石けんを受け付けない泉質でただただ入るのみの温泉である。所が、お湯に入るとお湯が肌に纏わり付く感は無くさらりとした感触だけである。
石けんも付けずタオルで体を洗うと云うことがこんなに快適だと初めて知る。体に優しい、美味しい温泉である。


明日はこの山に登る


問題は「クマ」と「ダニ」である

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