2024年11月3日日曜日

「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」・「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」に登る


11月3日(日) 0430起床 (138/92)
天気 快晴
気温 14℃

 群馬県の名山赤城山は、最高峰の「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」「駒ヶ岳(こまがたけ 1685m)」「荒山(あらやま 1571.9m)」「鍋割山(なべわりやま 1332.3m)」「鈴ヶ岳(すずがたけ 1564.7m)」「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」・「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」のカルデラの外輪山とその周囲の山の総称であり、カルデラの中に「大沼」「小沼」「覚満淵」の三湖がある。

 2015年5月8日に「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」「駒ヶ岳(こまがたけ 1685m)」「鈴ヶ岳(すずがたけ 1564.7m)」を登り、2017年4月10日には「荒山(あらやま 1571.9m)」「鍋割山(なべわりやま 1332.3m)」を登っているので、今回は三回目の赤城山である。赤城山の東半分、登り残した「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」・「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」をのんびり周回する。



「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」・「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」
歩行距離 6.7km 所要時間 3時間10分 総上昇量 480m

0748時 赤城公園ビジターセンター発
0834時~0852時 「小地蔵山(こじぞうさん 1574m)」山頂
0901時~0909時 「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」山頂
0939時 八丁峠
1002時~1015時 「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」山頂
1048時 大洞駐車場登山口
1058時 赤城公園ビジターセンター着

 周回するコースの要所には、コースの略図を刻んだ案内板が建ち



 コースの案内標識も分岐分岐に建ち致せり尽くせりの歓待である



 「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」の尾根上の小ピーク「小地蔵山(こじぞうさん 1574m)」に寄り道


小広い平坦な山頂の奥に灌木を透かして、木の葉を落とし灰色と化した「駒ヶ岳(こまがたけ 1685m)」が見える。晩秋の山然としている



 傾斜の緩い灌木の尾根を登り上がると「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」、「小沼」をはさんでアンテナ群が立つ「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」が真っ正面に見える。アンテナ群がある故に興醒めとばかり登らなかった山だが、赤城山では第二の高峰流石に存在感は抜群である。



 「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」山頂から南に広がるのは、真っ平らの関東平野でその先端は霞んで見えない、だだっ広さでは流石他に負けていないその中に光る筋は「利根川」だろうか?



 時刻によって七変化するという「小沼」だが、本日は「長七郎山(ちょうしちろうさん 1578.9m)」山頂から見た「コバルトブルー」の湖面と、下って湖畔から見た「濃い碧の湖面」の二色だった。



 小沼から赤城山を周回する県道の駐車場に出て一登りするとゲートのある「八丁峠」、此所が「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」東の「八丁峠登山口」、山頂まで30分とある



 整備された木道が山頂に向かって延びる



 木道が途切れると笹原の中、岩ゴロゴロの急坂、運動靴の観光客の皆さんと行き会いながら、呼吸を整えながら登り上がる。どっちかというと木段より岩ゴロゴロが山旅三昧には合う。



 確かに30分で赤城山第二の高峰「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」山頂に立てる



 「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」とその直下に広がる大沼の湖面は納得の「絵」である。人気がある訳だ。そしてその「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」の左肩遙か奥に見えるのは会津の名峰「磐梯山(ばんだいさん 1818.6m)」である。そうなのだ、お隣さんなのだ。



 北に向かって西から東へ半周の展望、これだけで十分でしょう。



 「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」左肩をアップすると独特の山稜の「磐梯山(ばんだいさん 1818.6m)」がある。「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」が目一杯いい絵を見せてくれている



 「黒檜山(くろびさん 1827.6m)」を真っ正面に見ながら、大沼に向かって一直線の急坂を下る、ところがこの急坂を若者、年配者が続々上がってくる。ずるずる滑る岩ゴロゴロの地道、「地蔵岳(じぞうだけ 1673.9m)」の別の顔だが楽しむには少しハードだろう。






 直下降35分で大沼湖畔の大洞登山口着、降り立った駐車場も県道も車の往来が忙しい。



 三連休の赤城山は、山中も賑やかだが下った大沼とその周囲の駐車場は車が行列をなし、道路は渋滞している。山旅三昧はこう云う混雑が苦手なのだ。

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