2024年5月4日土曜日

一の鳥居登山口から「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」を周回する


5月4日(土) 0320起床 (ーーー)
天気 晴れのち雨
気温 11℃

「祖母山(そぼさん 1756.4m)」に向かって今は登られなくなった「一の鳥居登山口」から登り、「祖母山(そぼさん 1756.4m)」北谷登山道と4合目下で合流し、四合目上の展望台から北谷登山道と別れ、「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」「松が鼻(まつがはな 1165.3m)に向け支尾根を下り「一の鳥居登山口」に戻ると云う周回である


「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」
歩行距離 5.0km 所要時間 3時間49分 総上昇量 559m

0540時 一の鳥居登山口発
0635時 北谷登山道合流
0652時 北谷登山道4合目上展望台
0702時 神原分岐
0745時 「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」三角点
0810時~0817時 「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」山頂
0858時 「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」山頂
0929時 一の鳥居登山口着

植林地の急坂が此れでもかと連続する、いい加減嫌になった頃尾根筋の自然林になるがお助けロープが張られている急坂が続く


尾根筋にひょこっと露岩の展望台、しかし開けた南東方向の「黒岳(くろだけ 1578m)」はガスの中、残念。


支尾根の勾配が緩くなった途端「北谷登山道」と合流する


ゴールデンウィークの日本百名山「祖母山(そぼさん 1756.4m)」は、大勢の登山者で賑わう、まして昨日山開きだから下山者とも行き会う混雑である。


「北谷登山道」展望台から、昨日周回した「緩木山(ゆるぎさん 1046m)」が手前に尖り、その奥に雲に浮かぶのは「九重連山」、斯くも近いのである。


「北谷登山道」展望台から支尾根を10分下ると「神原(こうら)」からの登山道分岐、長駆の登山道、今その踏跡は消えつつある


支尾根のブナの森は新緑に輝き


シャクナゲが右の急崖の上に咲き


静かな山中に華やか、とは云っても誰に愛でられること無く散る花が多数だろう



ミツバツツジが頭上に咲く


やはりブナは山の王である




そのブナの森の隙間から「越敷岳(こしきだけ 1065m)」がちょこんと支尾根に飛び出し、その奥には雲に「九重連山」が浮かぶ、景色はこうで無くちゃいけません。


一時間下るとこんもりした顕著なピークに「「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m) 
四等三角点」が埋まる。も、地元の皆さんには山頂と認められていない


右植林地、左急崖の自然林の細尾根を下ると突然岩壁にアルミの梯子が掛かる
「此れを登れ、山頂はその上だ」と云う事らしい、



ヒヤヒヤしながら梯子を登り岩に移り藪を急登する


登り上がった山頂は狭い、が低い藪に囲まれているので高度感が無いのが幸い、360度、全周の展望を楽しめる


「祖母山(そぼさん 1756.4m)」が背後に実に堂々だから嬉しい


「越敷岳(こしきだけ 1065m)」も小さな岩峰だが威張っている、その奥雲に浮かぶ「九重連山」が引き立て役に回っている


国見岳だって負けてない


見渡せば全周の展望だから贅沢な山頂である





「筒ヶ岳(つつがたけ 1296m)」から「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」へは、急坂のトラバース、急坂の下りが続く、お助けロープがあるとは云ってもそれは一部、慎重な下りを要求される。今日一番の悪場である。


「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」への支尾根を下りきり、支尾根の岩稜を登り上がる



尾根の突端の岩「松が鼻(まつがはな 1165.3m)」山頂、樹林の中で展望は無い。

          

踏跡の薄い下りを何度も行きつ戻りつ探し出す、が急坂というより急崖の下り、然も踏跡が一本じゃ無いので選択に迷う。ルートファインディングの難しさを痛感するが本筋を下っている。


傾斜が緩くなった杉の植林地を適当に落葉を踏んで下ると、ピンクテープの下がった作業道に下る。踏跡を踏み外さなかったらしい。


作業道をショートカットして登山口に下っていると「エビネラン」の花を発見する
杉の林の中の「華やか且つ豪華な春」




だから登ってみなければ分からないのです
明日は午後から雨らしい、午前中勝負です

4 件のコメント:

  1. やぎちゃん2024年5月4日 18:21

    やっぱり九州の山は花の咲くのが早いですね。奈良の奥山のシャクナゲはまだまだ蕾が多く花を楽しむ事は出来ません。連休中なので登山口の駐車場は超満車です。女人禁制の山上ヶ岳から始まった今回の山旅も明日の大普賢岳で終わります。女人禁制は何時禁制が解けるのでしょうか。そんなに拘る必要が有るのでしょうか。宗教上とは言え拘る必要が解りません。登山口の駐車場が金を取るのもどうにか成らないものでしょうかね。年寄りには困ったものです。

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  2. 花が最高です、此れを楽しみの今の山旅三昧、次に咲くのは「ミヤマキリシマ」、山肌をピンクに染めて咲く様は、山全体が生け花に見えます。
    女人禁制で頑張っている山があって心強いです。今や何処の山も世間に押されて禁を解く中、気骨溢れる山もあって好いのではと思っています。修験道の聖地としては譲る訳にはいかないのでしょう。ゴールデンウィークは、九州の観光地も山も大混雑です。

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  3. ゴールデンウィークはゆっくり一年間の疲れをとることに専念
    動かず、家のこともせずゆっくりまったり
    庭木を切らないと庭草をとらないと・・・と思いつつもやりませんでした

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  4. 一年中山旅している山旅三昧、一年中ゆったりゆっくりじゃ無いかと思いかも知れませんが、どっこい年中忙しい。山旅中は当然、雨が降っても以後の山旅を練る、我が家に帰ると溜まった家事が山と待っている。そこで最近、山旅で訪れた先で歴史・文化・娯楽・伝統技術などの触れる様に心がけている。宮崎の地鶏、土佐和紙、土佐の鰹好いですね。

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