2026年3月8日日曜日

「野蒜を食す」此れが春だ


3月8日(日) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 0℃

 朝散歩の帰り夜が明けると世間は霜が降りて真っ白、冬の寒さがドンと戻りまだまだ春の勝手にはさせないと云う寒さである。
 それでも陽が上がると木々の緑、草の若芽がキラキラ陽を弾く
 藪の中の野蒜も鮮やかな緑の葉を伸ばし圧倒的存在感である



 その中の地面際の軸の太い野蒜を選んで抜く
 屋敷周りに群生している野蒜だが、軸の太い野蒜が一面に在る訳じゃ無い。一年・二年・三年と年を経ると太るらしい。



その野蒜の泥を洗い流し、根塊部の薄皮を剥ぐとキラリ光る白い玉が現れる。



玉から切り離した軸と葉は、泥を落とし枯れた先端を指で切り落としくるりと結ぶ



此れをぐらぐら沸いたお湯で一分、二分は茹ですぎ、加減が難しい
茹でた野蒜を酢味噌で頂く
生の玉はシャキシャキで少し辛い、茹でるとトロリだが口で融ける訳じゃない。らっきょうや玉葱の食感、匂い、味とは全く異なる。
 くるり結んだ軸と葉は、茹でると白い軸は瑞々しさを増し葉の緑は鮮やかに変わる


酢味噌をチョイと付けて口に入れる、微かにそして仄かに野っ原の香りが広がる。
「此れが春だ」と云いたい



掘って採って拵えて茹でて頂くまで、軽く一時間を越える手間を口に入れた瞬間に消し去る「春の御馳走」である

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