2025年7月9日水曜日

北海道を一周し「大雪山」着


7月9日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃

 留萌市神威岩キャンプ場の縁石とアスファルト舗装の隙間に薩摩言葉で「ほときんみ(和名 スベリヒユ)」が生えている。てっきり暖地の雑草と思っていたので氷点下の世界で生きるとはと吃驚である。果たして北海道の皆さん、この「ほときんみ(和名 スベリヒユ)」が超美味な雑草だと ご存じなのだろうか。知りたい。



 今朝の気温は15℃、留萌市神威岩キャンプ場下の駐車場には山旅号のみ、皆さんキャンプ場上の駐車場に停めてテント泊らしい。漸く北海道の夏が戻ったような朝を迎える。
キャンプ場に林を透かして朝日が射込み始めると、風に揺れる木の葉と露に濡れた芝がキラキラ光る、風と光の爽やかな朝の映像が見事だ。



 留萌道、道央道と乗り継ぐとドーンと大雪山が壁となって迫る。


 大雪山「東川旭岳青少年野営場」に向かう最後のスーパーでキャンプ飯の買い出し。今夜も「ホタテ+エビ入りすり身+もやし+えのき」の鍋の予定である。そこに圧力鍋で炊く十穀ごはんが加わると完璧なキャンプ飯になる。
 


 左端の鋭鋒が「愛別岳(あいべつだけ 2113m)」、「旭岳(あさひだけ 2291m)」を主峰とする山塊でこの山だけが岩累々の尖がりである。高さでも険しさでも負けない峰故楽しみは取っておきたい、先延ばしして今季も登らない。



「東川旭岳青少年野営場」の標高は1100m故に山麓とは優に5℃は低い、「寒い」と云うと連れが上着をどうぞと差し出す。


 「東川旭岳青少年野営場(大人一泊500円)」のすぐ隣は「旭岳ロープウェイー」の下駅なのだが静寂そのもの、山旅三昧から少し離れて旅にシフトすると自然に寄り添う人の営みという違う北海道が見えるような気がする


 明日は思う存分大雪山の花を楽しめそうである

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