2025年6月28日土曜日

南日高「横山中岳(ヨコヤマナカダケ 724m)」・中日高「笹山(ササヤマ 806m)」に登る


6月28日(土) 0330起床 (ーーー)
天気 快晴
気温 18℃

 昨夕1500時、突然の轟音雷光土砂降り果ては嵐だった



 新冠から50km走って0440時三石町豊岡着 、中日高「笹山(ササヤマ 806m)」山頂が尖っている



 登山口に向かっていると牧草地に「日本キジ」がのんびり歩いている、昨日から日本キジに出会うのはすでに三回目、朱が映えて格好いいので好きだ。



 ガイド本通りの控えめな案内板を見つけて登山口着




南日高「横山中岳(ヨコヤマナカダケ 724m)」 
歩行距離 4.7km 所要時間 3時間14分 総上昇量 634m

0517時 駐車場発
0615時 極楽平
0722時~0738時 南日高「横山中岳(ヨコヤマナカダケ 724m)」山頂
0807時 極楽平
0831時 駐車場着

 3台~4台停めたら満車という駐車スペースに山旅号を停めて出発。



朝露をたっぷり被った旧放牧場の笹藪、刈り払ってあると云えども既に登山靴とスパッツはびしょ濡れである。



 笹が少し煩いところもあるが道は明瞭、林床の笹原に射込む朝日が樺の木の皮で乱反射して光る。オヤッと目を向けるほどの輝きである。




 尾根に生える巨木は、700mクラスの山に生える木とはとても思われない大きさである。昔々はこのクラスの巨木が林立していたのだろうか。



 その巨木の道に「ヒグマの落とし物」が三ヶ所、旧いと云っても一週間くらいだろう



 山頂斜面に掛かると傾斜は更に増し殆ど壁に近い、余りの急坂にお助けロープが掛かっている。



 然も山頂まで緩まない急斜面が一気に上がっている、左右のアキレス腱の古傷を傷めぬよう登山靴を横にしてじわりじわり登っていく



 登り上がった南日高「横山中岳(ヨコヤマナカダケ 724m)」は樺の林に囲まれている



 空は快晴だが昨夕の雷雨の名残のガスが湧いて展望が効かない。
ガイド本によれば「ニシュオマイナイ岳」~「神威岳」~「ソエマツ岳」~「ピリカヌプリ」、以前は「ペテガリ岳」まで見えたという。



残念、こんな日もあるさ!


 南日高「横山中岳(ヨコヤマナカダケ 724m)」山頂から下り、昨日に引き続き中日高「笹山(ササヤマ 806m)」に向かう。と、道のど真ん中に「食われ骨だけになった鹿の足」が転がっている。自然界の生存競争の果てではあるが、直接目にすると「弱肉強食」の北海道の山にぞっとする。




 快晴且つガスが切れた、中日高「笹山(ササヤマ 806m)」の伐採が終わっておれば「今日はいいかも!」



 
 

 山旅号は再び中日高「笹山(ササヤマ 806m)」登山口ゲート着



登り上がると展望を邪魔していた山頂の伐採が完了していた。



 展望全開

同定出来ないが恐らく「二岐岳」~「北戸蔦別岳」~「戸蔦別岳」~「幌尻岳」~「イドンナップ岳~「エサオマントッタベツ岳」~「札内岳」~「十勝幌尻岳」~「カムイエクウチカウシ山」~「コイカクシュサツナイ岳」~「1839峰」~「ヤオロマップ岳」~「ペテガリ岳」まで一望、日高の山を北から南にまで見ているのかも知れない。



 こん好い日もあるのさ!
だから登ってみないと分からない

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