2025年6月24日火曜日

「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」に登る


6月24日(火) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 17℃

 昨夕1910時日本海の水平線に赤々とした日が沈まんとする。「道の駅 神恵内」の泊の皆さんが護岸からシャッターを押している。

日本海と積丹半島の岩崖を朱に染めて沈む絶景ポイント故の 人気である



 0530時神恵内村から「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」登山口に向って登ると川を渡る。澄んだ水が流れれる如何にも「イワナ」がいそうな流れだが「釣り禁止」、今日も「ヒグマ対策」で笛吹きっぱなしだろう


「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」
歩行距離 5.2km 所要時間 3時間20分 総上昇量 301m

0607時 登山口発
0727時 「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」山頂
0745時~0755時 展望台
0927時 登山口着

 「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」登山口は、昨日登った「当丸山(トウマルヤマ 800m)」と同じ当丸峠広場を利用する。



 「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」登るには当丸峠覆道を横断歩道橋で渡り



 覆道沿いに歩くと



 「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」へ2200m、「無沢Ⅰ(ムサワイチ 833m)へ4900mの案内板がある登山口



笹と樺の見通しの効かない林の中の登山道を、ヒグマ対策の笛を吹きっぱなしで登る。



「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」山頂は、一面笹とハイマツのなだらかな尾根の先



そのなだらかな山頂稜線の奥に「余別岳(ヨベツダケ1298m)」と「積丹岳(シャコタンダケ 1255m)」が並ぶ



 振り返ると「当丸山(トウマルヤマ 800m)」と「当丸沼」、その左奥遙かに「羊蹄山(ヨウテイザン 1898m)」が一人抜きんでおり、右にはニセコ連峰の山塊が連なっている。



 なだらかな尾根が一面笹とハイマツの原っぱ、此所が標高800mだから驚く、本州なら標高3000mの景色である



「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」山頂はその笹とハイマツのなだらかな尾根の高みだが展望はない、山頂の標柱があるのみ。



 それでも人気な訳は、山頂を越えて15分歩いた先の「両古美展望台738m」



「余別岳(ヨベツダケ1298m)」と「積丹岳(シャコタンダケ 1255m)」の展望台である
 


 神恵内村の沖、遙か先に「狩場山」がうっすら見え時計回りに視線を回すと「無沢Ⅰ(ムサワイチ 833m)」の奥に「余別岳(ヨベツダケ1298m)」と「積丹岳(シャコタンダケ 1255m)」、標高800mの展望とは思えない



 南東方向遙か奥には羊蹄山(ヨウテイザン 1898m)」さらに右奥には「ニセコアンヌプリ(1308m)」



「羊蹄山(ヨウテイザン 1898m)から「ニセコアンヌプリ(1308m)」そしてニセコ連峰、遙か先には「狩場山」、つまり展望台からはほぼ全周の展望なのである



 「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」から展望台間で分岐する「無沢Ⅰ(ムサワイチ 833m)」への登山道は藪に覆われている



 大きく下り「無沢Ⅰ(ムサワイチ 833m)」へ辿る登山道も藪故、とても歩く気にはならない。



 笹とハイマツのなだらかな「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」尾根の登山道は、地を這いハイマツの枝が幾重にも横切る、油断がならない。



 花を愛でる瞬間もあるのだが



 その「両古美山(リョウコビヤマ 806m)」山頂の尾根に幾ヶ所もヒグマの掘り返しがある、ヒグマにも油断がならない



 明日は札幌に出る

2 件のコメント:

  1. ぬのにんに2025年6月25日 13:45

    いかにも熊が出そうな感じですね
    巷では熊が車にぶつかって事故になっているケースが報道されております
    熊も山から麓におりてきて、人間を怖がらないようですのでお気をつきてください

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  2. 山の稜線辺りの痕跡よりも山麓の「ヒグマの落とし物」の方が真新しいようなので、活動領域は食の豊富な山の中間域なのでは推察しています。さらに、人家のある里や街に隣接する林に出没しているので「通行止め」「立入り禁止」「キャンプ禁止」「釣り禁止」だから困ってしまいます。今回の山旅三昧、山と海の釣り道具を準備しているので何とか愉しみたい。が、この状況では山は厳しい。

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