2021年4月7日水曜日

イノシシを発見する


4月7日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 6℃

0520時 朝散歩に出発、久し振りに冷え込み気温は6℃、耳覆いに手袋、ウィンドブレーカーを着て冷気をたっぷり吸いながら歩く
東の空には三日月と明星が程良い距離で隣り合って目戦は上を見っ放し



15分歩くと薄っすら明るくなるが、ヘッドライトを点灯して歩いていると道路脇に黒々としたものが横たわっている



近付きながらライトに浮かぶものを確認すると「イノシシ」である。死んでいる訳では無く時々足を動かし頭をあげる。



その場から駐在所に電話すると鳥獣は役場へとのこと、役場のN部長に電話して猟友会員と連絡を取ってもらうも繋がらない。その間にも、朝散歩のお嬢さんが通るので交通整理、イノシシを見て走って逃げていく。結局、連れに電話をして現場に車を回して貰い直接近所の猟師のKさん宅へ行く。現場の状況を説明して現場に戻る。



Kさんが軽トラックをイノシシに寄せて近づいたら、なんとイノシシが立ち上がり歩き始める。Kさんすかさず荷台の鉄の棒を握り眉間に強烈な一撃を呉れる。急所を強打直撃の一発で悶絶、そして首の血脈を断って落命である。




「後ろ足を持て!」
「エッ⁉」
鼻と首から血を滴らせるイノシシの後ろ足を素手で恐る恐る握って荷台に放り上げる。
素手で握ったイノシシの後ろ足は、泥まみれではなく毛艶も良く蹄も黒光りし思わず見入るほど清潔である。
とは云ってもいまだ温かい脚を握ったのは初体験、思わず両手を顔の前でじっと見る
何故イノシシが倒れていたかは不明、車と衝突か?其れも不明
それでも一件落着、良かった良かった。

2021年4月6日火曜日

筍争奪戦が始まっている

 
4月6日(火) 0410起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 11℃

一週間ぶりに竹林で筍を探す。道路脇に頭を出した二本を掘る



先に進むと一週間前には姿が無かった筍が「2.0m」を越える筍に延びてかくも伸びるのかと仰天である




所が竹林の中は掘り返した筍の皮が散乱している。
イノシシは掘って食って食べ残し、筍盗人は掘って皮を剥いて散らかし放題。
イノシシと、筍盗人と筍争奪戦が始まっている
そのお零れが6本残り、辛うじて種子島に送る
イノシシは致し方なし、筍盗人は二年連続だから何とかしなければ、田舎と云えど何とも困った世の中です


庭の梅が膨らんで何とも美味そうです
葉の色との似合いと云い、粒の形(なり)と云い、これから更に大きく膨らむのだが今の姿が実に好い

2021年4月5日月曜日

山が萌え上がる

 
4月5日(月) 0500起床 (ーーー) 
天気 曇りのち晴れ
気温 11℃

我が家の周りの山は、その殆どが雑木林然も常緑の広葉樹である。秋に落葉市内冬じゅう緑の山のままである。
その山が、山桜が散った途端に萌える



否、萌え上ると云ったほうが正解である。山がモコモコと黄金色に萌え上るのである。
山旅で山全体が黄葉に染まる景観に幾度と出会うが、我が家の周りの山の萌え上がる様はそれとは随分違う。
 


活力に溢れ生きる力が漲り油断するとこっちが負ける。
とは云っても、蒼空をバックに藤の花を見せてくれる粋な計らいもする


我が家の周りの山は迫力がある。



2021年4月4日日曜日

種子島の逸品で一杯やる


4月4日(日) 0550起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 18℃

0700時小降りになったので海を見に行く。北からの風がそよそよだが雨が上がると北西風が上がって来る。
種子島東海岸は沖にリーフが広がり其処で東の太平洋からのうねりは砕け 白い帯となっている。
我が家の海にはその白い帯もなく北の岬と西の甑島に囲まれた大きな入り江に見える。
種子島の海の広さと荒さは格段に違う



種子島で手に入れたものが二品
一品は、中村屋の「(いり)落花生」当然種子島産、我が家周辺で国産落花生を探すのは大変ですが種子島では店先に普通に置いてあります。
種子島産があるのは知りませんでした。油が違う、コク違う、小味がある
もう一品は、沖ヶ浜田の黒糖、沖ヶ浜田集落が昔ながらの伝統製法で手作りした黒糖です
昔々、子供時分に口にしていた優しい滑らかなそれでいてキビの汁を感じる黒砂糖です
落果性も黒砂糖も麦酒に、焼酎によく合います



更に一品冷蔵庫に仕舞っている
「茹で落花生」、粒が大粒です、ふっくら焚き上がっていますがシッカリ噛み応えがあります。微かな塩味で杯が進みます
これらを知ったのは大きな財産です

2021年4月3日土曜日

大泣きして呉れて有難う

 4月3日(土) 0600起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 17℃

種子島で刺身を食べたい、それも島でしか味わえない物をとお店を覗くと有ります。「コーメ」「アカバラソージ」「キンメダイ」「黒魚」、白身で脂が乗って歯応えがありそれぞれ味が違うどれもこれも美味しい。「コーメ」がニザダイ、「アカバラソージ」がカンパチ、「黒魚」は?美味しさに脱帽です
キャンプ場の隣に「熊野温泉」で孫と湯浴み、「電気風呂」の宣伝文句にビビッて恐る恐る入って固まっている



バーベキューの具材で一番好きな物が「生シイタケ」と云うから驚く、まるで焼酎飲みのおじさんだ。
深夜激しく降っていた雨も0800時には上がる
1105時発ロケット2で帰る
帰り道四歳が得意の鉄棒「空中逆上がり」を披露してくれる



お見事、
更に、雲梯でじゃじゃ馬ぶりを実演する



兄貴は○○○の高登りである



二人ともにじっとして居ない、走り回っている
1105時発鹿児島行き「ロケット2」、見送りの皆さん、送られる人でごった返す


ほぼ満席、帰りは海面が飛び去る高速を体験したいと一階窓際席に座る
帰りの海面はうねりと風で大荒れ、ドン、ガガガ―と高速船らしからぬ轟音と窓の外を飛ぶ白い飛沫に成程と時化に強いジェットホイルに納得です



大時化の波を楽しんでいる所にメールが入る
「二人が大泣きして大変です」
別れを惜しんで泣いているらしい、二日のキャンプで随分楽しませて貰ったと思ったら、小さい胸に響くものがあったらしい。
大泣きして呉れて有難う。

2021年4月2日金曜日

種子島宇宙センター「宇宙科学技術館」で未来を学ぶ


4月2日(金) 0530起床 (ーーー)
天気 曇り時々雨
気温  17℃ 

遊び疲れてキャビンの中で親も孫も婆も爆睡、然も外は大荒れの東からの暴風が吹き荒れる
良く寝られるもんだと呆れかえる程の前後不覚だから驚く、



0530時、キャビンの外に出ると東の強風で海は大荒れ、聞くところによるとフェリーは欠航と云う



予約して貰っていた「種子島宇宙センター 宇宙科学技術館」へ
「はやぶさ」だ、「はやぶさⅡ」だ、「HⅡ」だ、といつもテレビでネットで馴染みなので知っているとばっかし思っている、いや思っていた。



「HⅡ」ロケットの実物大の模型が迎えてくれるのだが、打ち上げるロケットの重さが衛星を除いて「260トン」と云うから頭がパンクする。つまり、260トンの重量物をまっつぐ真上に打ち上げる力「エンジン」があると云う現実を目の当たりにする。海の上で260トンを動かすエンジンは知っている、道路で20トン、30トンの車を動かすエンジンは想像できる。がしかし、260トンを真上に如何にどうしてと云う疑問をこの宇宙科学技術館は解決してくれる
今や260トンを遥かに超える重量物を打ち上げる射場が「大崎射場」、遥か遠い



「宇宙科学技術館」は、知恵と技術と、そして宇宙空間と云う現場の経験の塊である
月へ降り立ったのは何時でしょう、火星へ降り立つのは何年先の未来でしょうか
宇宙の年齢が、恐らく「138億歳」だろうと紹介されていてもそうかと思うばかり
しかし、ロケットエンジンを見て目が覚める



宇宙へ飛び出すには途轍もなく高出力の「エンジン」が要る、そのエンジンは溶接,ロウ付け、配管工に鍛冶屋無くしては造れない町場の力・技術の塊である。
LE-7エンジンの主燃焼室のスカートは技術、手仕事そしてその技の粋である



美しい曲線をぜひ見て欲しいと思う
バーベキューをしつつ種子島の焼酎を飲みつつ「水金地火小木土天海冥」小学二年生と宇宙を語っている
種子島に来てよかった

2021年4月1日木曜日

初上陸の種子島で二山を訪ねる

 
4月1日(木) 0330起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 14℃

川内駅発朝一番0602発九州新幹線で鹿児島中央駅へ、桜島東口からタクシーで鹿児島本港南埠頭高速船乗り場、九州新幹線から海の新幹線トッピーに乗り換え種子島へ渡ると云う現代版海渡である



開聞岳を右手に眺め



、左手に佐多岬灯台を見るなど屋久・種子に海で渡らないとみること叶わない。



鹿児島湾内は穏やかだが外洋に出ると東風で3.0mの時化、ジェットホイルは大きく揺れることもなく、自動車運搬船と行き交いながら海面を飛ぶように走る
昔々海と戦う時代の男たちの覚悟と厳しさが偲ばれる海である



西之表港ではたった今船から下りた種子島高校へ赴任した先生の歓迎セレモニーが行われる、楽しい種子島暮らしが待っているのだろう



娘曰く「何処行く?」、「山へ‼」、「ウンッ?其れ何処?」、自らナビを探して目的地をゲットしてどうぞと促す。娘曰く「行った事無い、通ったことない」と云うもいざ出発
西之表の町から農道をくねくね「天女ヶ倉(237m)」へ上がること25分で「天女ヶ倉公園」



既に山頂直近、広場の先に階段その奥に神社がある




神社脇の急な坂を上がる大石の下に祠が祀られてる




広場から祠まではお参りがあるのだろう綺麗に踏まれている。祠の脇の岩を越えると二等三角点 「天女ヶ倉(237.9m)、」祠奥の三角点は訪れる人もないのか常緑樹の林に中踏み跡は薄く展望は無い。




県道76号に戻り西之表から中種子に向かう県道の最高所が一等三角点「回峰山(282.3m)」であり、気象庁のレーダードームが建ち種子島の最高点でもある
その最高点が一等三角点「回峰山(283m)」で県道脇100m地点、レーダードームのフェンスを半周回った裏、蕨の中に三角点がある。



伐り開かれて東西に展望が効くが今日はガスで展望ない。県道が種子島丘陵の中央を縦断しているので東西の展望は県道から効くのかも知れない。
海岸近くに降りると既に田植えが終わった田んぼが県道わきに続く。所謂超早場米、三月に田植えするのである。



季節は三ヶ月も二ヶ月も早くやってきている
種子島中央に位置するの中種子町の商店街で買い出しを済ませて今日の泊地へ南下する



泊りは「熊野海水浴場」のキャンプ場、事前予約通り受付の女史二人が準備済み、そこを雷雨予報を勘案してテント泊からキャビンに変更、合わせて連れとの二人から孫を入れ総勢五人泊に変更して貰う。



キャンプ場の女子二人曰く「今日は四組、何時も賑やかです」
バーベキューをしつつお隣さんが云うには「僕らは今日で二十日目ですが、先日まで滞在二ヶ月の女子がいました」と云うから驚く



この風と雨でフェリーは欠航らしい、島暮らしの厳しさは今も昔も変わらないのかも知れない
それでもたった数時間の滞在で屋久島とは異なる種子島を楽しんでしまう
明日は雨らしい。