2013年4月1日月曜日

2013年4月1日知床岳


4月1日 0130起床 (---)
天気 晴れのち曇りのち吹雪のち晴れ
気温 車外-2℃ 車内--

概要
0400 相泊発
1000 標高1160m吹雪ホワイトアウト撤退
1350 相泊着

ルート
相泊から崩浜、30mの崖登り。カモイウンベ川左岸を二股まで。
二股で右股に入り右岸へ、沢が割れているのでそのまま350mで崖尾根に直接取り付く。









630mでアイゼンに履き替える。













崖尾根は左へ左へとブッシュを追って斜上。













崖上のコブ1159mの左肩に登りあがる。
今日の冷え込みでハイマツ帯の中でも踏み抜く事はなかった。
1159mコブを回り込んだところで、ホワイトアウト、吹雪き、烈風。
突然の天候急変。
今日はここまで。







所感
スキーを1160m迄担ぎ上げ、崖右大斜面を滑るつもりだった。
突然の天候急変、そのままスキーかついで630mまで下った。
スキーに履き替え、左へ左へ下ると大斜面末端の緩斜面、そこを尾根伝いに下り、登りトレースに合流。
ホワイトアウトで全く視界が無いので、GPSを左手に握り軌跡を追って下った。
結局、1500時点でもピークはガスが掛かっていた。

その他
ヒグマの新しい足跡が標高400mまで上がっていた。
くだりも笛吹きっぱなしで下らなければならなかった。
今日は午後は大丈夫と思って登った天気だったけれども、突然の吹雪と烈風は想定外だった。
あと100m、一時間でピークだった。


3 件のコメント:

  1. おはようございます。
    お久しぶりに投稿させていただきます。

    もう4月に入り、こちらでは、サクラも散ろうとしていますが、知床岳は白銀の世界?
    投稿写真を拝見して、ビックリしました。

    知床岳はどの辺りなのかマップを検索すると、目の前にはオホーツク海と国後島、北、北、北に更なるビックリ!でした。

    ホワイトアウトにも納得です。
    (視界ゼロですか?)
    GPSを頼りに進行されるのですね。
    視界を確保されてからの移動が安全かと思いましたが、一定の場所にとどまる方が、リスクを追うことになるのでしょうか?
    (経験がなくて、うまく想像が…?)

    知床岳の先に知床岬があるようですが、人が行けるところですか?
    (道があるのですか? 気になったもので。)

    本日も楽しんでください。

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  2. ゆめとせなさん、昨日はお疲れ様でした。
    スキーかついで、アイゼンに履き替えたりスキーにしたり、体力が持つもんですね。
    先輩はちゃんちゃんこ=還暦です。
    天候の激しい変化もですが、疲労回復はちゃんとできていますか?

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  3. *流石に昨日は報告するだけでとてもコメントまでは手が届きませんでした。0.1%の条件が揃わないと上手く行きません。疲労困憊で相泊着。温泉、報告、ビールで1800就寝、今朝0430まで爆睡。起きたらカンカン晴れ、だから天気は難しい。
    *知床岬には相泊から海岸を歩いたり、海に阻まれると崖によじ登ったりして一泊二日でたどり着きます。更に帰らなければならないので二泊三日か三泊四日でしょう。帰りには漁船を予約して帰る人もいるとか。しかし、ヒグマが濃い世界だから這い出す前がいいけど、寒い雪の世界だからどっちもどっち。
    *今日は、コインランドリーとシール金具の修理を工夫のため中標津に移動して、その後、疲労回復、筋肉に栄養補給のため奮発の予定。還暦なんて忘れてしまいました。

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