斜里岳が一番きれいに見える山「サマッケヌプリ山」

4月6日　0500起床　(127/84)
天気　濃霧
気温　車外－1℃　車内＋4℃

今朝は流石に両腕がパンパンに張っている。
スキーを押すのに消耗した結果だろう。
林道を下る途中でスプレーワックスを塗ってみたけれども、勾配が無いのでさほど効果はなかった。
林道6932mの往復に一寸やる気を削がれながらの歩きだった。
しかし、ピークから周囲の山々の最高の展望があって納得だった。
サマッケヌプリ頂上は、特に斜里岳の姿が一番綺麗に、秀麗に見えるポイントだろう。
左右のバランス、山肌に刻まれた谷筋の襞模様は此処からしか眺められないものだ。
これを見るだけでも登る価値がある。
この姿を支える最も重要な要素がある。
それはサマッケヌプリ山と斜里岳の間に広がり、斜里岳の山すそを黒々と取り巻いている鬱蒼たる自然林である。大きく、広くそして斜里岳中腹まで駆け上がる自然林は、斜里岳の全てを支える堂々たるキャンバスだ。
斜里岳が一番綺麗に見える山「サマッケヌプリ山」、今そう言える。