2019年5月13日月曜日

「玉置山(たまきやま 1077m)」に登る


5月13日(月) 0430起床 (148/90)
天気 晴れ
気温 11℃

熊野三山「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の奥、「大峰奥駈道」の南端が「玉置山」であり、「玉置神社」が祀られている
「大峰奥駈道」北は「大天井ヶ岳」に登ったので、南の「玉置山」に登らない訳にはいかない
山旅号で「玉置神社」駐車場に登り上がる
「玉置山」に登ると云うには大げさであるも、登山靴にザックを担ぎ何時もの支度で山頂へ向かう

「玉置山(たまきやま 1077m)」
歩行距離 3.2㎞ 所要時間 1時間24分 総上昇量 125m 移動平均速 4.3㎞(全体平均速)

0723時 「玉置神社」駐車場発
0743時~0745時 「玉置山(たまきやま 1077m)」山頂
0810時~0825時 「玉置神社」
0847時 「玉置神社」駐車場着

「玉置神社」駐車場の標高は1011m、駐車場正面は切り開かれているので十津川が一望である














右に「護摩壇山」、左に「果無峠」
果無の集落が小さく見えている














「玉置神社」駐車場から山頂に向かって広い遊歩道を歩く
ブナにアカマツの大木の混じる森に朝日が射す、緑が映える早朝の散歩と云う雰囲気である















登り上り尾根が平たんになった地点に「大峰奥駈道」の石柱が立ち左「釈迦ヶ岳」、右「玉置神社」「熊野本宮大社」とある
南の「熊野三山」から北の「大天井ヶ岳」まで「八経ヶ岳」「弥山」「行者還岳」「大普賢岳」「山上ヶ岳」と繋がった







山頂はシャクナゲ満開、花のトンネルである













鮮やかで濃くかつ照り輝くピンクが好い












山頂一帯のシャクナゲが満開、行者さんこの満開にはきっと笑みだろう















山頂は意外と質素、これでいいのかも知れない












山頂から南へ展望が開けている、ひょっとすると「太平洋」を見ているかもしれない












山頂から杉の古木、大木、巨木の森を下り「玉置神社」に参拝する
駐車場から神社まで歩いて30分は掛かるから、神社一帯は静謐、「神域」である
今朝も、神職の皆さんが「お祭り」の準備をしている








神職の白い装束が、鎮とした杉の古木に見え隠れする様は千年前も同じだろう
その杉の古木の筆頭が「神大杉」

















幹回り8.5m、樹齢三千年とある
「大峯奥駈道」を北から南まで、山」を登りながら歩いた
奈良の都の手の届くところに全貌が知れない霊峰「紀伊の山」があったのではないか。
「紀伊の山」に分け入る事こそ「神」との遭遇だったのではないだろうか
そんなことを考えながら「大峰奥駈道」の山登りが完結する









下って「十津川温泉郷 源泉かけ流し 庵の湯(500円)」で湯浴み













ダム湖畔の湯舟が一人貸し切り
高温の源泉、人によっては水を足すらしい。
「水を出したら必ず閉めよ」と注意書きがある
今日のお湯は、とても高温ながら入れない訳ではない
じっと動かず浸かった

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    今度はシャクナゲに神社に神木にと、日本にはたくさんの神社仏閣がありますね。

    最近では神社仏閣にいった証のものが、ネットで売っているという、先輩もこれまて行った神社仏閣行ってらしゃるので、相当貴重なものもあると思います。

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  2. 玉置神社も、早朝にも拘わらず、しかも延々と山道を運転して参拝されています。
    驚くのは、紀伊半島の神社仏閣その歴史の深さと神職、お坊さん等の若い事です。
    歴史を伝える守ると簡単に言うけれど、小都はそれほど簡単ではないでしょう。守る側と詣でる側がきっちりタッグを組まないとこうはいかない。
    其処が、山旅していると見えてくる。こうでなくてはならないと切に思います

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