2019年5月8日水曜日

「山上ヶ岳(さんじょうがたけ 1719m)」から「稲村ヶ岳(いなむらがたけ 1726m)」を巡る


5月8日(水) 0330起床 (136/93)
天気 晴れ
気温 2℃

吉野熊野国立公園、紀伊山地の霊場と参詣道、
















清浄大橋を渡る


















「女人結界門」




















 
山上ヶ岳は1300年の「歴史」と「伝統」を持つ「女人禁制」の山である
「女人禁制」の立て札が立ち











「登山者へのお願い」の看板に「女人結界を持つ聖地」、1300年の歴史と宗教的伝統とある

















「山上ヶ岳(さんじょうがたけ 1719m)」「稲村ヶ岳(いなむらがたけ 1726m)」
歩行距離 20.1㎞ 所要時間 7時間25分 総上昇量 1062m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 2.7m)

0543時 母公堂駐車場発
0603時 清浄大橋「女人結界門」
0637時~0642時 一本松茶屋
0709時~0715時 お助け水
0735時 洞辻茶屋
0745時 だらすけ茶屋
0810時 鐘掛岩
0817時 等覚門
0825時 西ノ覗岩
0845時 大峰山寺
0849時 「大峰山・(山上ヶ岳 さんじょうがたけ 1719m)」山頂
0923時 「稲森ヶ岳」分岐
0930時 蓮華辻
1008時~1013時 稲森小屋
1032時 「大日岳」基部
1046時~1105時 「稲森ヶ岳(いなもりがたけ 1726m)」山頂
1126時 稲森小屋
1223時~1232時 法力峠
1259時 母公堂分岐
1308時 母公堂駐車場着








参詣道を登ると「一本松茶屋」の中を参詣道が走る
其処に「皇太子殿下行啓記念」の石柱が建つ








更に登ると「お助け水」、たっぷり補給して再出発
















参詣道は、急斜面の山腹に見事に付けられた道である













山腹道から尾根道に上がると「洞辻茶屋」















「洞辻不動尊」が建ち、いよいよ霊場に入る









更に登ると「松清茶屋」、














其処に第126代今上天皇「皇太子殿下御着座」の但し書き


















そして平成2年6月13日の彫りこみがある
恐れおおくも座る



















ツララが下がる岩場を登り



















鎖を手繰って上がる





















「鐘掛け岩」を登り上がる

















更に登ると「大峰山 等覚門」











左手岩場が「西の覗」















とても下を覗く勇気はない














山頂の宿坊が見えてくる












山頂には「大峰山寺」














「燈明」が燈る本堂が暗い















「山上ヶ岳(さんじょうがたけ(1719m)」は、大峰山寺の背後の木立の中である















山頂は広い笹の原「お花畑」とある


















「弥山」と「八経ヶ岳」「釈迦ヶ岳」














「大菩薩岳」



















「稲村ヶ岳」











「山上ヶ岳」から「稲村ヶ岳」へ「クサリ」、「鉄製階段」、岩壁下のトラバースを下ると

















「蓮華辻」の「女人結界門」、結界の門を出る














更に、「クサリ」「鉄製階段」「ロープ」「岩壁トラバース」を繋ぎ、美しい森から「稲村ヶ岳」へ登る













「稲村小屋」が稜線鞍部に見えてくる
















更に先の進むと「大日岳」の岩峰

















谷には「雪」が残る 
















「ブナ」の道を先に歩く















「稲森ヶ岳」山頂には展望台














三角点で一枚













展望台から「大普賢岳」













「弥山」「八経ヶ岳」「釈迦ヶ岳」 



















「大峰山(山上ヶ岳)」










遥か下に「奈良の町」展望は全開である














「しゃくなげ」は、蕾はまだ硬い













「稲村小屋」分岐に戻り、左へ「洞川」へ向かって下る














下りもなかなか難しい、くさりば、桟橋、鉄製階段が連続する














下って行くと「桟橋」に水場、暫し休憩














更に桟橋を下り











下りつつ「大日岳」が木立の中遠くなる













しかし、「山上ヶ岳」への登りも「稲森ヶ岳」への下りも、見事に道が付けられている













登山口に下る「法力峠」、観音岳への分岐である




















「大峰山」は「熊」らしい























漸く「母公堂」へ下る
「霊場」を守る努力に感服である
長丁場を十二分に楽しんだ

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    今日のブログは大作ですね。
    途中の氷柱にも驚きますし、写真写真ひとつひとつが主張してますね。
    まだ、枝ばかりの木ももう少ししたら新緑にのるんですね。

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  2. 流行り廃りは有るでしょう。1300年も生き残るからにはそれを越える「力」があるのでしょう。今でこそ歴史と云うけれど、始まった最初は「歴史」などある訳がない。其処には「これが本物だ」と云う確信のみではないでしょうか。
    だれがいつ、どのように、造るのか知りませんが、気付いた誰かがやらなければ今は無いと云う事でしょうか
    恐るべからず。

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