2019年5月7日火曜日

「行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ 1547m)」に登る


5月7日(火) 0400起床 (130/91)
天気 ガスのち晴れ
気温 7℃

吉野郡上北山村から国道309号を行者還トンネルに向かって登り、トンネル手前の90番距離ポストに駐車、此処から鉄の階段を上って尾根に取付く。先日「八経ヶ岳」からの下り此処に停車中の登山者に最近地図に記載されたと聞いた道である。








「行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ 1547m)」
歩行距離 9.7㎞ 所要時間 4時間23分 総上昇量 1076m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 2.2㎞)

0654時 国道309号90番距離標発
0752時 大峰山奥駈道合流(1458m小ピーク)
0834時 天川辻
0901時 行者還岳分岐
0911時~0920時 「行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ 1547m)」山頂
0929時 行者還岳分
0948時~0951時 行者還ノ宿
0954時 天川辻
1028時 大峰山奥駈道合流(1458m小ピーク)
1117時 国道309号90番距離標着

大峰山奥駈道の「1458m小ピーク」に向かう支尾根にルートが付けられている

林業作業道と思しき作りながら、急斜面をジグを切って登り、左の緩斜面に移るなど実務作業者の道づくりは実に巧妙である。
尾根筋に残された自然林を鑑賞しながら登る余裕がある














見応えのあるブナの巨木がずらり





















縄文杉を思わせる「巨大な檜」




















双胴の巨木である。辺りにはこれには及ばないが「巨木」の切株が朽ち残っている。
かっては巨木の尾根であったのだろう













森を楽しんで登って行くと作業道が上がりトラックが倒木に押し潰されている













巨木の針葉樹が伐採され、ブナなどが残された尾根である
尾根の左右は檜の植林地、伐採した後の植林地の名残の尾根なのだろう
とは言っても、巨木の立つ本物の自然林である













「大峰山奥駈道」の走る稜線に登り上がる











北風が吹き抜ける稜線は寒い、防寒着のフードを被る。
「八経ヶ岳」稜線は霧氷が輝いている

















稜線のヤマシャクヤクの蕾は、再度固く閉じられたことだろう














剣ヶ峰と思っていた「行者還岳」が、稜線南からは意外や意外、丸く大人しい穏やかな山に見える















天川村から上がる登山道との合流点「天川辻」、石柱が建ち地蔵が祀られている

















200m先に「行者還ノ宿」

















小奇麗な板間が二間、水場も近い















「大峰山奥駈道」のイラストが板壁に貼ってある
行者さんはこのイラストを持って歩くのだろうか










そんなことを考えていると、其処に行者さんが二人現れる
暫く同行する
















水場のルンゼの左手に架かる木の階段を登る


















「行者還岳」山頂にも霧氷が付いている
今朝は本物の寒さだったのである












「行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ 1547m)」山頂は、シャクナゲの群落の中、















南側絶壁上から「八経ヶ岳と弥山」がドーンと見える













北側、木立を越えて「大普賢岳」の鋸状の峻峰が険しい












帰り道、「大峰奥駈道」から「八経ヶ岳と弥山」が見事な姿を見せる
登っているから尚更其の「姿」「形」に思い入れてしまう














日が射す「大峰奥駈道」の苔生す露岩とバイケイソウが鮮やか、雨上がりの贅沢を味わう












ノンビリと90番距離標に向かってブナの尾根を下る

















昨日の「大普賢岳」の周回とはまったく異なる「大峰山」を楽しむ。













登山口に下り行者還トンネルを越えて、女人禁制「山上ヶ岳」の登山口である 天川村に入る
明日から天川村を起点に登る積りである

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    最近は、Facebookでも頻繁にアップされてますね。動画は非常にわかりやすいですね。
    ここに誘導するアドレスを入れて、アップされてはどうでしょうか?
    その標高ではまだ寒いんですね。
    月末には帰られる時には、梅雨、らっきょうも最盛期にはいりつつあります。一年のルーチンは早いですね。

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  2. 「何をしているか」「それは何なのか」「現場とはこうだ」とアピールです。
    「山旅三昧」も、アメリカでヨーロッパでアフリカで東アジアで南米で見てもらっているようでうれしい限りです。日本の山の豊かさを知って貰いたいので「山旅山網」をもっとアピールしますか

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