2019年5月28日火曜日

雨降り「コインランドリー」と「買出し」


5月28日(火) 0400起床 (---)
天気 曇りのち雨
気温 14℃

降り始めたのは明け方、ぽつぽつ降り出す
山は雨に煙る中でも見えるので本格的降りは此れから
手持ちの食料が昨夕の「ウィンナーと玉葱炒め」で無くなる
とは言っても、缶詰等長期保存可能な食料は積んでいる、が、生の食料が尽きる
買出しに下るとは言っても半端な距離ではない。
たっぷり60㎞下る。



コンビニで聞いたコインランドリーで一週間分の洗濯を済ます
山装束の着替えは六日分は準備して積み込んでいるが、その前にコインランドリーをすることが山旅の常識。「靴下」「ズボン」「シャツ」「Tシャツ」「パンツ」「帽子」「手袋」「タオル」、洗濯、乾燥の所要時間はほぼ一時間、貴重で且つ大事な雨降りの一日である。






買出しも重要な雨降りの仕事
蚊取り線香が切れた。味塩、ティッシュ―ペーパー、ソーメン、カットワカメ、スティックコーヒー、焼酎も買う
山を歩き休憩時に口にする「行動食」は、決まっているようで買出しが難しい
登山口を出発して帰り着くまで5時間であろうと10時間であろうと腰を下ろすことはない。




歩きっぱなし立ちっぱなしの5時間であり10時間だから、立ったまま口にすることが出来るものがザックには入っている。
「醤油漬けニンニク」「ミニチーズ」、「栄養ドリンクゼリー」は常時入っている。「お握り」がある日はそうそう行動食には悩まない。ご飯を炊かず「お握り」が無い日が悩み。今日は、「アメリカ産ピーナッツ(決して中国産は買わない)」「カリフォルニヤ産干しブドウ」「甘納豆」「国産もち米の柿の種」
塩分、ミネラル、糖分補給、山歩き中決してお腹が膨れることはない、出発して帰るまでお腹は空きっぱなしである。
その中でも強力な味方は「醤油漬けニンニク」、これは有難い代物なんたって口に入れた瞬間から元気が復活する。
明日天気は回復する、再度白山山麓「市ノ瀬ビジターセンター」に上がり残雪とブナの新緑の山を楽しむ
卵を茹でつつ山の計画を練っている



2019年5月27日月曜日

「鳴谷山(なるたにやま 1597m):じぶね」に登る


5月27日(月) 0400起床 (---)
天気 晴
気温 12℃

巨大な天然杉とシャクナゲの尾根、そして水芭蕉を楽しめる山「鳴谷山」に登る
歩きながら仰ぎ見る天然杉にくらくらするなぞ思ってもいなかった
手に取るように近い白山の展望全開に絶句する

「鳴谷山(なるたにやま 1597m)」
歩行距離 10.7㎞ 所要時間 5時間54分 総上昇量 729m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 1.8㎞)

0623時 林道終点駐車場発
0658時 尾根
0714時 鎧壁
0733時 砂御前山分岐
0910時~0940時 「鳴滝山(なるたきやま 1596.6m)」山頂
1106時 砂御前山分岐
1115時 鎧壁
1148時 尾根
1217時 林道終点駐車場着

市ノ瀬ビジターセンター駐車場から白峰温泉に下り桑島大橋を渡る。林道百合谷(びゃこだん)線を上がる、大嵐山分岐迄完全舗装、分岐した後は砂利洞、其処迄荒れてはいない、林道終点が登山口
途中「クマ出没注意」の看板、故に今日は「熊鈴」「笛とホイッスル」「熊スプレー」腰に「山刀」の完全装備である








登山道は良く踏まれ、沢には丸太が架かり全く問題なし
















谷から尾根に上がると「天然杉」と「しゃくなげ」の群落の道が続く、見事と云うしかない

















尾根に上がり暫くで「鎧壁」に出る、砂御前山山腹の岩盤が露出した岩壁、岩壁の中段にバンドが下るように走る。そのバンド伝いに慎重に歩いて渡る。













 
「鎧壁」から直ぐで「砂御前山」分岐の標柱がたつ、帰りに登る積りで通過する


















此処からの尾根の左右に立つ天然杉は、見事と云うしかない
よくぞ残った、残してくれた、切らなかったこと大正解。切る側にとっては捻くれて切る価値の無い木であって良かった。









此れもそうです。方言で「サンカンスギ」と云うらしい














此れもそうです






















此れもそうです













此れもそうです














此れもそうです

















此れもそうです


















此れもそうです












此れもそうです。見上げながら歩き「くらくら」「ふらふら」する


















「ブナ」と「ダケカンバ」と「ハイマツ」と「天然杉(サンカンスギ)」を一目で見るなぞ思ってもいない。贅沢極まる風景にうっとりする










所が事は此処で終わらなかった
山頂に上がると眼前目一杯白山が広がる












山頂はハイマツが這う草原で遮るもの無しの大展望である

















展望は両手を目一杯広げての全開200度を越える、両手を広げる範囲全て白山の展望である
















左も白山

















右も白山












見事な白山を見せる












間近ではなく眼前に手に取る近さで全開である
この展望、日本の山で十指に入る
此処まで見せる山は無いだろう、一人山頂で斯くの如く喋っている
絶句ではなく、語り切れない、語り尽くせない展望にただただ独り言である
「展望の百名山」入り間違いなし








結局この脳裏に残る景色を失わないがために帰りは「砂御前山」スルー。
花も半端ないからこの山の凄さはまだあるのかも知れない
シャクナゲの群落、今年は裏年群落が咲いてはいないが見事だろう










タムシバは登山道脇で咲き、何処までも付いてくる











水芭蕉は、大きな沢、小さな沢、雪解けを待つように開いている
月曜日、一人旅かと思いきや下って行くと登って来る、登って来る
御夫婦と石川、福井の山談義、鹿児島は随分遠いらしい
女性三人男性一人のパーティーが休憩中、聞くと「鎧壁」の下りバンドで撤退との事
是非あの絶景、あの展望に再挑戦して欲しい。絶景ですぞ!








林道を下るにつれて熱風が襲う
とても下界には下れない、結局「白峰温泉総湯」で湯浴みしてまたまた「市ノ瀬」に上がる、気温25度快適、ビール中。

2019年5月26日日曜日

「指尾山(さしおやま 1418m)」に登る


5月26日(日) 0330起床 (---)
天気 快晴
気温 15℃

昨日、白山「御前峰」から下った観光新道は「旧越前禅定道」である
「旧越前禅定道」は、福井県勝山市「平泉寺白山神社」が起点で、市ノ瀬から「六万山」経由「指尾山」から観光新道分岐「別当坂」「殿ヶ池」を経て白山室堂、そして山頂に到る
今日は、この旧越前禅定道を、「六万山」から「指尾山」に登る

「指尾山(さしおやま 1418m)」
歩行距離 9.2㎞ 所要時間 4時間07分 総上昇量 516m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.2㎞)

0520時 市ノ瀬ビジターセンター駐車場発
0536時 登山口
0545時 六万山取付き
0558時 作業道
0636時 シマイ馬場
0643時 「六万山(ろくまんざん 1260m)」
0735時~0750時 「指尾山(さしおやま 1217.96m)」山頂
0823時 「六万山」
0828時 シマイ馬場
0903時 六万山取付き
0914時 登山口
0927時 市ノ瀬ビジターセンター駐車場着

白山禅定道(旧越前禅定道)登山口は、釈迦新道登山口を兼ねている
釈迦新道登山口が湯之谷橋で通行止めなので、登山口には進入禁止のロープが張ってある
これを潜って「白山禅定道(旧越前禅定道)」に取付く









ワラビやイタドリ、山ウド等の山菜が彩る杉の林を進むと、苔むす石段が残るブナやミズナラの森に変わる












砂防工事の作業道と交差しますます傾斜を増す「六万山」の急坂を登る、ブナとミズナラの森は緑が鮮やか且つ豪雪の痕跡を残す








「六万山」から「指尾山」の稜線に上がると、朝日が射し込み白山山頂から吹き下ろす冷たい風が吹き抜ける















「六万山(ろくまんざん 1260m)」は、稜線のコブなどではなく顕著な山頂である
展望は無い











稜線には、ブナ、ミズナラの巨木に混じり「檜」の「巨樹」が幹をくねらせ、枝を四方に張り、岩を抱き立つ、この尾根の雪の重さを体現している
















その稜線の梢の間から「別山」を見る















「指尾山」山頂付近は、稜線に大岩がゴロゴロしており、その大岩の間を跨ぎ、潜り、擦り抜けて歩く














ブナの大木が登山道を塞ぐ
















「指尾山(さしおやま417.96m)」山頂は、白山釈迦岳から白山が正面に開ける










正面に白山「(御前峰)・(大汝峰)」が真正面に見え右手梢の先「別山」が見える
「指尾山」が、山を遥拝する「伏拝(ふしおがみ)」であるのも容易に察しが付く大展望である
「旧越前禅定道」が上部に伸びている







イワカガミが足元に咲く
一帯が群落、楽しみながら下る
たった一人静かな山を味わう








市ノ瀬の「永井旅館の温泉」は、下流の白峰温泉「わかば祭り」に「岩魚の塩焼き」を出店で臨時休館
10㎞下ってその「白峰温泉総湯」で湯浴み、「わかば祭り」出店の「岩魚の塩焼き」と「ヤキトリ」「マイタケごはん」「山菜の天ぷら」を買って市ノ瀬ビジターセンター駐車場に戻る。白峰温泉で30度を越えた気温は、市ノ瀬では25℃快適な風の中ビールをやっている

2019年5月25日土曜日

白山「御前峰(ごぜんがみね 2702m)」に登る


5月25日(土) 0230起床 (---)
天気 快晴
気温 12℃

白山「御前峰(ごぜんがみね 2702m)」に別当出合いから(砂防新道)で上がり(観光新道)で下る。連れが一緒なら一泊二日小屋泊まり白山の花を楽しむところだが、花には早い残雪シーズン日帰りである

白山「御前峰(ごぜんがみね 2702m)」
歩行距離 15.8㎞ 所要時間 9時間00分 総上昇量 1343m 移動平均速 2.9km(全体平均速 1.7㎞)

0340時 別当出合駐車場発
0348時 別当出合吊橋
0421時~0431時 中飯場
0545時~0553時 甚之助避難小屋
0651時 黒ボコ岩
0720時~0730時 室堂
0814時~0844時 白山「御前峰(ごぜんがみね 2702m)」山頂
0905時~0925時 室堂
0944時 黒ボコ岩
1044時 殿ヶ池避難小屋
1151時 観光新道別当出合分岐
1231時 別当出合
1249時 別当出合駐車時着


0230時起床、根曲竹入り味噌汁ソーメンを食べ市ノ瀬から別当出合駐車場、二人先発そのあとをヘッドランプを付けて出発する
吊橋も足元だけを見て渡り砂防新道の石畳も足元のみ。
0430時、ヘッドランプを消す。漸く回りが見えるようになり山肌に残る残雪が多い
0500時、登りながら振り返る谷向の「大長山」の山頂に朝日が射し込む瞬間、よくぞ振り返った









0600時 別山の稜線を越えて雪原と山肌に朝日が射す。残雪と褐色の山肌が似合う















雪渓を登っていると其処に朝日が射し込む
早起きのご褒美である















登り上がると「弥陀ヶ原」の雪原が目一杯広がる。残雪を楽しむには十分すぎる








その「弥陀ヶ原」の雪原の先に朝日の逆光に黒々目指す山頂が見える
「御前峰(ごぜんがみね 2702m)」の山頂が雪原と這松の先、蒼い空の下丸く見せている









室堂センターで一休みして山頂へ向かう
傾斜は緩い登りをのんびり上がる。とは言っても高度は2700mだから酸素は薄い。息があがる。振り返ると「室堂の小屋群」が雪の中に赤い屋根、そして別山が別格の険しさを見せ屹立している。確かに「別山」は見せる風景が違う。










岩を踏んで登ると「白山奥宮」
















其の先に「霊峰白山 御前峰 2702m」白山最高峰の標柱











北アルプスが「北方稜線」「剣岳」「立山」「薬師岳」「槍ヶ岳」「穂高連峰」「乗鞍岳」まで一列一望、こう見せるか。















「小槍」まで見せるから憎い











昨年登った尾根続きの山々は、春がまだ浅いたっぷりの残雪を被っている
たっぷり展望を楽しむ、白山の花はまだ一ヶ月以上先、その時期の白山の賑わいは別次元だろう







下山しながら見る山は、蒼く黒く空も蒼く黒く深く、久しぶりに見る景色にニンマリ














白山「御前峰」の南に対峙する「別山」
険しさも稜線の鋭さも突き上げる壁も谷も険阻そのもの
確かに別の山で別の風格、別の雰囲気を持っている。







「観光新道」を下る、雪が残る急斜面をアイゼンを履いて慎重に下山する、下る先には「殿ヶ池避難小屋」その先の細尾根にルートが付いている











「観光新道」の稜線から見る「白山釈迦岳」が綺麗。登山道が閉鎖だから余計綺麗に見える












稜線の両脇に「みねさくら」が咲く、小さいピンクの花びらが如何にも厳冬を潜り抜けてきたと主張する、ならば「別山」をバックに撮ろうじゃないか










別当出合へ向け稜線から分岐する
その分岐から振り返る「白山」が遠い
まだまだ雪が残る、豪雪故の景色が此処で見納め










観光新道の「滑落注意」の看板を見つつ無事別当出合に下り立つ
静かな早出ではあったが、山頂から下りにかかると「続々」と上がってくる。
「日帰り組」も「小屋泊まり組」も、それはそれは大勢である
やはり、人気の山である。気掛かりは足元「アイゼン無し」もあるように見受ける
安全第一で楽しんでもらいたい