2019年3月27日水曜日

大塔山系次鋒「法師山(ほうしやま 1121m)」に登る


3月27日(水) 0410起床 (140/90)
天気 晴れ
気温 2℃

昨日昼過ぎ「法師山」タテマツ尾根登山口に上がる
峠先の林道が災害復旧工事で全面通子止めのため、ほとんど車は通らない、静かに夜が更ける












「法師山(ほうしやま) 1121m」
歩行距離 6.2㎞ 所要時間 4時間28分 総上昇量 648m 移動平均速 2.9㎞(全体平均速 1.4㎞)

0603時 タテマツ尾根登山口駐車場発
0608時 トウベ谷出合登山口
0700時 縦走路合流
0740時~0750時 岩塔下トラバース
0900時 宗小屋橋登山口ルート合流
0908時~0930時 「法師山(ほうしやま 1121m)」山頂
0953時 1006m峰タテマツ尾根下降点
1031時 タテマツ尾根登山口着

大塔山系は、北登山口も南登山口も「熊出没注意」の看板が立つ、今日も「熊スプレー」を持って入山する















トウベ谷、タテマツ尾根登山口の「法師山」案内板は小さく控えめ、見逃す恐れ充分













トウベ谷登山口から杉の植林地急坂を登り尾根に上がる。杉の植林から灌木の尾根に変わる.右側の谷越しに「法師山」から落ちる尾根を見ながら快調に高度を稼ぐ















百閒山、三ッ森山から法師山へ続く稜線が近くなると、シャクナゲの群生の林、そしてトンネルを潜る
















シャクナゲが混じる灌木の尾根が縦走路のある1008m峰の稜線である














縦走路のある稜線は、自然林が残り小さなアップダウンも楽しく歩く












岩稜に突き当たる、取付いてクラックを登り上がるも先の様子が分からない
岩稜乗越を諦め、岩稜の基部を大きく下りトラバースする。
















初心者に果たしてこの岩稜こなせるのかのだろうかと思ったが、予想通り岩稜基部を巻く踏み跡には案内テープが続いている


















岩稜先の稜線は、大きいブナが林立する。そのブナの枝先に「果無山脈」がくっきり稜線を見せる。一際目立つところが素晴らしい

















小広い自然林の稜線から、左下から突き上げる宗小屋橋登山口ルートの尾根が急勾配で上がっている。その急尾根と合流する。「法師山」山頂への稜線でもある










「法師山」山頂へ続く灌木のトンネルを歩きは、山頂が直ぐの先なので気持ちが華やぐ

















そのトンネルの先にグイっと上る一登り、山頂が光る



















登り上がると山頂は開けている













「法師山(ほうしやま 1121m)」山頂の先に主峰「大塔山」の双耳峰が黒々、そして












「法師山から大塔山」への縦走路が大きくくねって続く。
「大塔山」の山体の大きさは別格、その左に南紀州の山々が幾重にも重なる。紀州は、幾重にも山が深い






西へは百閒山、三ッ森山への山稜がのびる。緑の濃い尾根が如何にも紀州らしい














下る先の尾根も黒々としている、自然林が濃い













下ると予想だにしない「ブナの原生林」
















「大ブナ」が林立する
黒々とした尾根、濃い緑は、「ブナの原生林」である
全山、稜線まで悉く杉と檜の植林地の紀州で、「ブナの自然林」に出合えるとは、思っても居ない。このルートの核心部は此処である














1008m下降点から杉の植林地を下りタテマツ尾根登山口駐車場に下る
手応え、見応え、山も、自然林も、原生林も、展望も十分です。これから「ミツバツツジ、アケボノツツジ、シャクナゲ」の花街道ともなる。
華やぐ山もまた良し









山旅号で林道を下る。その途中に「見事な伐採地」がある。「一面の伐採地」と「植林地」のコントラスト、そしてその先の谷向には稜線まで一面の植林地が突き上がる。
「法師山のブナ原生林」の貴重さが沁みる

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    フェイスブック拝見しました。眺望は綺麗ですね。
    空気も澄んで、春らしく清々しい風景に癒されました。連日の連投のお酒が抜けないままに、またお酒を入れる。途中調子良くなりますが、また、朝から夕方まで辛い!
    繰り返し繰り返し、、、、。今週末は花見今度は昼からの宴。夜まで続くかな。。
    先輩は汗をがっつりかいてしっかりアルコール抜きもできて、毎日美味しいお酒を飲まれていることでしょう。
    異動発表したもあり、7年半を過ぎました。
    短期中期と計画を作れば、短期中期は終わり長期のチェックと次の計画を作らねばならない。
    頑張ります。

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  2. 毎日山に登り、毎日違う感動を貰う。山の高い低いは関係ない、其処にどういう山の世界が広がっているかのみである。自分に新たな感動は有りや無しやの毎日です。
    「新しい感動を生む」ことを自分でできる今は最高です。
    我が町も、「新しい感動を生む」べくページを開く瞬間にあるのでは、時代はそうやって繋がるのでは。山という現場を歩けば歩くほど、そう思います

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