2019年3月17日日曜日

「光ヶ峰(ひかりがみね 686m)」に登り「大門坂から那智の滝」


3月17日(日) 0400起床 (---)
天気 晴れ時々雨
気温 5℃

山旅の不思議の一つ「大観光地の山が土日に重なる」、今日は「日曜日」、大観光地「熊野那智大社&大門坂」と「光ヶ峰(ひかりがみね 686m)」が重なる。
とは言っても、我々は0615時大門坂駐車場着朝一番乗り、大門坂無料駐車場はガラガラ。










「光ヶ峰(ひかりがみね 686m)」
歩行距離 6.0㎞ 所要時間 3時間52分 総上昇量 329m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.5㎞)

0635時 大門坂駐車場発
0858時 登山口
0720時 登山口発見
0858時 崩壊沢撤退


登山口が砂防ダムリニューアル工事中、急坂コンクリート舗装が堰堤へ上がっている

















「光ヶ峰入り口」の案内板はあるも切土羽の上、ステップ無しなので周辺を探し回るもそれらしき登山口はない。















やはり此処らしいと標識の先をよくよく見ると、落ちた岩、倒れた竹林、荒れ放題の窪みが登山道らしい、

















入ってみると確かに登山道らしい。探す事20分ヤレヤレ。
しかし、その登山口は難所、倒れた竹を越え、潜り、落ちた岩を越え、避け漸くそれらしき登山道に入る






それも束の間、シダが覆う登山道をゆっくり登る













それでも、朝日射す中の「山桜」は美しい



















登って行くと其処にも「山桜」、朝日の中の楚々とした主義主張しない桜が良い













更に、山桜が咲く急坂を登る


















シダが茂る沢の崩壊地に出る、慎重に通過する










次に出てきたのは「沢の大崩壊地」とは言っても距離にすれば「10m」、手掛かり、足掛かりに乏しい崩壊地、「山旅仙人」は普通に通過なのだが、「連れ」はそうはいかない。大崩壊地の直下は滝の如き落差、一旦恐怖を覚えたら進めない。
今日は此処まで「撤退」
それでも十分な「挑戦」です








所が下りが半端なく急だから「連れ」は手古摺る
















其れを癒して呉れるのも「山桜」、見上げる余裕があれば楽しめる






















下りも楽じゃないけれど、









「大門坂」と「那智の滝」
歩行距離 3.4㎞ 所要時間 1時間38分 総上昇量 260m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速2.0㎞)

思いがけなく早く降りてしまったので「大門坂」を歩く























「連れ」も此処は軽快に登って行く


















道中の石畳の道では「記念撮影」のパーティーがある
















巨杉と石畳の大門坂は、数百年の杉と苔、そして大門坂を手入れする山上人で成り立っている。ここの大門坂はアジア人が目立つ、それだけ大観光地。










石畳みの石一枚一枚が参詣者一人一人の祈りなのだろう
















昔々の祈りの道を踏んでいる感がある














登りついた「那智山青岸渡寺」の檜皮葺が迎えてくれる
殊更に優しい山上の風景に感動である






そして此処から見る「光ヶ峰」は、堂々とした山体、なだらかで優しい稜線が惹きつける












境内から下ると「那智の滝」が落ちている



















「滝水」が風に舞う











大門坂に戻り「那智勝浦漁港」に行く、巡視船が停泊その先にはマグロ船が舫っている
那智勝浦は大リゾート地である















それよりもなりより「生マグロ」は絶品、これまでの「マグロ」の概念が覆る
生に勝るものなし
今日で那智勝浦が終わる

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    パソコンにて対応中。
    滝も奇麗ですね。また、生マグロは最高でしょう。
    焼酎や酒が進んだことでしょう。
    那智勝浦は大阪から近く、昔から京や堺に繁栄をもたらしたんでしょう。

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  2. 那智の滝から山が見える。その山から朝日が上がる。名付けて「光ヶ峰」、その山に向かって祈る「光ヶ峰」の岩が那智の滝に鎮座する。恭しく手を合わせて「敗退」が「完登」になる。
    那智勝浦とくれば「生マグロ」、マグロの概念を完璧に覆されます。此れまで食べていたマグロとは別物です。「甑島」の「たいら」のお父さんに笑われるかもしれない。

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