2024年6月5日水曜日

「御在所山(ございしょやま 1079m)」に登る


6月5日(水) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 13℃

昨日は「添蚯蚓」を歩いたあと黒潮本陣で湯浴みし、64km西に走り高知市北東の香美市香北町「美良布」で泊、「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」があることで有名。0530時「美良布」発、物部川右岸に渡り梅久保集落の案内標識に従い右へ、[御在所山(ございしょやま 1079m)]上の登山口「境内広場」を目指す


ぐるりと車道に囲まれた境内には「奉納相撲の土俵跡」と石の鳥居が建ちその先には自然石を割った急な石段が伸びている



[御在所山(ございしょやま 1079m)]
歩行距離 2.2km 所要時間 1時間55分 総上昇量 345m

0630時 境内登山口発
0700時 展望所
0730時~0750時 [御在所山(ございしょやま 1079m)]山頂
0712時 展望所
0725時 境内登山口着

大正十二年奉献の石の鳥居の先には自然石の急な階段が大杉の中を上部に伸びている


文久二年(1861年)奉献された狛犬もあるから歴史は古い
お助けロープが掛かった自然石の石段は初めてお目に掛かる、確かに不規則な蹴上げと一定しない踏面は、制御しがたいかも知れない。


山頂「韮生山祇神社(にらうやまずみじんじゃ)」の参道の石段両側には大杉が林立する


見事な大杉が立っている


此れでもかと大枝を四方八方に自由自在広げたい放題である


お助けロープに掛かった石段が次から次に現れる。


石段を登り上がり山腹を右に斜上する道になる、登り上がった先にあるのは岩窟の奥の湧水の水場、1分間に一合にも満たない湧水だが貴重な水場である、端麗、爽やかで旨い。


ジグを折り返し登り上がった先が檜の人工林を切り払った「展望所」、高知市街地と先に広がる土佐湾が木の葉の枠に縁取られた小さな展望である。


展望所の先は、この参道最急勾配の自然石の石段で名付けて「尻見坂」、前を登る参拝者の尻を見て登る坂と云うことだろうか。登るにも要注意だが下りは危険この上ない。


石段脇には四国霊場八十八ヶ所巡りの石仏群、それを見ながら急な自然石の石段を一歩一歩用心しながら登り上がる


石段を登り上がると石の鳥居と社殿が建つ山頂に上がる


石の鳥居の先、急な石段上に大きな「韮生山祇神社(にらうやまずみじんじゃ)」の立派な社殿が建つ、二礼二拍手一礼夏山旅の山行無事をお願いする


[御在所山(ございしょやま 1079m)]山頂は社殿の裏、三角点が建つ


展望は三角点の建つ山頂の先
左から「三嶺」「網付森」「尖った白髪山」「その隣奥が剣山」そして「次郎笈」





下りの石段は更に危険度が増す、お助けロープを握って下るしかない


明日は安芸市から伊尾木川を遡ること1時間30分先の登山口から、「希少なブナ林が広がる奥深い名山(西又山 1360m)に登る。早起き早出である。

3 件のコメント:

  1. 自然石を割り積んだ石段と石畳、確かな石積みの技術もさることながら、これだけの仕事を為すための「財」が有ったことに驚きます。今なら「公共事業」でしょうが、「ちょんまげ」の時代の「財」の豊かさは想像を超えるものがあった

    返信削除
  2. すみません コメントが消えてしまうので、どうしようもありまません この石積みの技術は本当に頭がさがりますね

    返信削除