2024年6月19日水曜日

渡島半島「毛無山(けなしやま 750.4m)」に登る


6月19日(水) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 15℃

函館と江差を結ぶ国道227号に入ると暫くで「毛無山登山口」と大書きされた看板が立っている 


国道から下ると紅い吊り橋が掛かっている、渡ると踏跡が人工林の中に入っていく


其処に「檜沢の滝 770m」、「大石の沼 1785m」の案内板が置かれている



「毛無山(けなしやま 750.4m)」
歩行距離 9.1km 所要時間 4時間13分 総上昇量 634m

0512時 登山口発
0528時 旧道・檜沢の滝分岐
0時 檜沢の滝
0625時 5合目大石の沼
0654時 7合目
0745時~0752時 「毛無山(けなしやま 750.4m)」山頂
0826時 7号目
0840時 5号目大石の沼
0913時 旧道・檜沢の滝分岐
0925時 登山口着

沢を離れ斜面を登ると「旧道」・「檜の滝」の分岐を滝へ直進する


沢筋を丸太の橋を何度も渡りながら行き着いた先が「檜沢の滝」、三段に落ちているが何せ水量が少ない、迫力に欠ける


滝右岸の急斜面をロープと階段をたよりに一気に登り上がる、夏草の煩い藪を進むと旧道と合流する3合目。


以後も踏跡は明瞭ながら夏草が覆い被さる登山道を上ると水面が現れる
5合目「大石の沼」、静か


鳥の声が聞こえるのみ


5合目から7合目までは最近刈り払いされた快適な登山道を歩く、しかしそれも7合目まで


7合目から上部の藪が凄い、背丈を超す夏草の藪、足元は見えないのでストックでかき分けて足元を確認しながら登る。


其処に「真っ黒な大きなな熊の糞」


更にその先にも「真新しい熊の糞」


山頂まで笛はくわえっぱなし、笛吹きっぱなしで登る


山頂下稜線から「駒ヶ岳」と「羊蹄山?」か
 

「毛無山(けなしやま 750.4m)」山頂は平坦なブナが立つ広場



登る際は無かった藪の中の熊の踏み分け、笛を吹きながら山頂に向かって登ったあと、登山道の左の藪から右の藪へ入っていったらしい。


夏草の藪には、巨体が押し通った藪は、夏草が押し拉がれている。なんとも怖い瞬間だった


以後、登山口に到着するまで笛は咥えっぱなしの吹きっぱなし


何とか無事下山するも、ゴム長靴にダニ、靴下にダニ、Tシャツを脱ぐと左肩にダニ、手荒い歓迎を受けた。

3 件のコメント:



  1. 早速熊に遭遇されかけたみたいですね?  怖〜は!
    よくそんな見通しもきかない夏草ボウボウの中歩くんですね。
    素人ながら 止めれば良いのにと思ってしまいます。ベテラン山男に失礼かな?と思いながら。
    北海道山旅三昧始まったばかりくれぐれもご注意下さい
    奥様はそんな山は同行されないみたいですね?

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  2. 夏草ボウボウの斜面をクマが歩くと小型重機が歩いたが如く夏草が押し拉がれているので、その迫力に度肝を抜かれると同時に巨大さと山の主の力が迫ってきます。昨夕、今後のクマ対策を考えているとスーパーカブのおじさん「鹿児島から?」「山登ってます、登山家です」。と云った途端クマ談義が始まりました。500kgのクマを撃って新聞にも載ったというお父さん曰く「クマスプレーは好い、あれは効く」「俺は二回吹き付けた」「クマが前腕を振って顔面攻撃を受けるくらいの近さでクマスプレーを吹く」「これは実に良く効く」「顔面を狙って吹き付けるに限るのだが、クマが顔面を掻き毟り逃げた」「鼻から肺へ、そして目にも激辛、激甚のスプレーが効いたのだろう」「黒いスプレー缶より紅いスプレー缶が効果が高い」「吹くならクマとの距離は2m位だろう」「犬を連れて行くと唸ってくれるからスプレーを構える時間がある」「獣臭がする時は用心することだ」「クマも通り易い場所を選ぶから沢筋は危ない、イワナ釣りをして食われるのは当然だ」等と平然とお喋りになる。そして最後の一言に驚愕「笛吹いて歩いて安全を確保しているのですが?」と問うと「笛を吹いている人間は餌も持っていると寄ってくるクマもいる」・・・
    どう対処すれば正解か?
    経験など積みたくもないけれど、今持っている二挺の黒いクマスプレーから紅いクマスプレーに交換することが最優先です。12年~13年前の北海道とは「クマ」の密度は濃くなっていることは確かなようです。兎に角会わないように「熊鈴は鳴らして歩け」と云うお父さんの言だけは守って山旅です。

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  3. 熊笛に効果があるのでしょうか?
    スプレーも本当に効くのか?わかりまえんね
    とても自分はいけないです。対応の仕方がわかりません。

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