10月13日(日) 0500起床 (124/84)
天気 晴れ
気温 11℃
鬼首カルデラから二時間三十分走ると石巻市「道の駅上品の里(じょうぼんのさと) 」、三連休の初日と知ったのは駐車場満車の不思議を思案したとき、毎日が日曜日の山旅三昧の旅ではカレンダーを見ることも無い。食事にありついたのも0700時「焼き肉+ミニラーメン定食」に持ち込んだお酒で漸くお腹を満たす。三連休などと知る由もなしびっくり仰天の夜である。
今日は名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」に渡る
定期便は、土日祝日の「1030時鮎川港発 1230時金華山発」なのだが、鮎川港の窓口の張り紙に「金華山登山ピストン」は出来ないとある。つまり定期便の二時間では登れないのである
祭礼のある日、あるいは連休で参拝者の多い日は臨時便が運行される。今日は三連休の中日「0930時鮎川港発 最終金華山港1330時発」これなら名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」登山か可能、よって誰も彼も山頂を目指す。
よって本日のこの乗船券はとっても貴重なのである
出航すると同時に船尾にウミネコの大群が舞う、何と「カッパえびせん(200円/袋)」の餌目当て、乗客が投げる「カッパえびせん」を上手に空中で受けるから船内から歓声が上がる。なかなか名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」は仕掛け上手である。
金華山と牡鹿半島の海峡はたった700mだがぐるりと牡鹿半島先端を回り込むので所要時間二十分余り、ウミネコとの戯れが十分な船旅を感じさせる。長い船旅が船旅では無いのだと改めて納得させられる。
金華山港の待合室で「スパッツと登山靴」を黒いガムテープでぐるりと巻き回す。実は名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」は「鹿と猿」の島でもある。結果春から秋山は「ヒル」に油断できない島になる。ダニしかりヒルしかり、山を楽しむには食われない、たかられない準備が必須なのである。
準備万端、海抜0mからいざ名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」である
港から急坂の舗装道路を上がり表参道に入ると「カヤの巨木・ケヤキの巨木」が迎えてくれる
港から十五分上り上がると名所黄金山神社、大賑わいである
名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」に登る登山道は、しっかり藪払いされ道は明瞭、皆さん運動靴で登っていらっしゃる。「ヒル対策十分ですか」と声を掛ける訳にもいかない。楽しい島行き神社参りが暗転する事を少し心配する
岩盤が露出する岩の島故、神域故に残る大木、巨木は地中奥深くに根を張れず浅い地表をのたうっている。厳しい環境がより一層神域を先鋭化している
稜線に上がると「牡鹿半島のリアス海岸と島」の景観が眼下一望、見事だがこれ故の震災被害だからグッと胸に迫る。
港から上り五十五分で名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」山頂着
海上の守護神「大海神神社(おおわだつみじんじゃ)」を祀る山頂は、東西の展望が開ける
山頂の大きく空洞を開けた二つの主幹に分かれた巨杉の年輪が、名所黄金山神社の島山「金華山(きんかさん 445.2m)」の歴史なのだろう
下りは走り下って所要時間三十五分、準備が功を奏したのかヒルに食われることも無く無事下山する
牡鹿半島一帯は「捕鯨」の基地でもあった、キャッチャーボートが今にも出航しそうな気配がある。三陸東方の太平洋で捕獲された「ミンククジラ」「ナガスクジラ」は、日本の鯨文化を伝え続けてくれている
よって、手に入れたのは「ナガスクジラの大和煮」、蕩ける脂とこくのある赤肉が絶妙のハーモニー最高の一日になる
明日は山旅号のメンテンナンスを済ませ、「船形山山塊」にブナを見に行くつもりである
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