2024年10月5日土曜日

岩手三陸「鯨山 (くじらやま 610.2m)」に登る


10月5日(土) B0500起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 16℃

 登山口は「岩手県立陸中海岸青少年の家」、熊も出るとある



 0642時手書きの「鯨山(くじらやま 610.2m)」コース案内図に従ってハイキングコースを上る、昨日雨で誰も乗っていないにも拘わらず、コースは大勢の足跡で均されている。なんだこれ・・・?



 安直な山では無い、ブナとミズナラ、林立する赤松の登山道が上部に延びる



登山道脇に時期を間違えたヤマツツジが咲き



 時期のキノコが顔を出している(可食かどうかは知らない、名前も知らないキノコ)



 とは云っても「このキノコ、美味しそう」



 赤松の林なので「松茸」もあるだろうと、目を凝らして林床を探すもそう易々と見つかるはずは無い



 この白さ屹度毒キノコだろう



 こんなキノコもある、果たして可食か?恐らく違う



 ブナとミズナラの林を登っていると


 「ウン・・・!」



 これは・・・!
 「舞茸じゃ無いか・・・?」自信は無いが屹度そうだ。ザックを下ろして丁寧に林床から持ち上げ、予て用意のポリ袋に入れる


 「舞茸?」を入れたザックを担ぎ、色付きかけた山頂下の岩場を登る



 「鯨山 (くじらやま 610.2m)」山頂には、女子高校生集団は休憩中である。岩手県高校登山大会らしい。均された足跡はこれだったらしい



競技に集中して三陸海岸の絶景も目に入ってないのでは?



女子が下ったら男子高校生が大挙して上がってくる、50人はいるかも知れない。岩手県はしっかり登山する後継者を育てている



 高校生軍団より先に下るも「サルナシ」と遊んでいる間に追い越される



 伐採地を下っているとキノコ採りのおじさん二人と遭遇する。ザックを下ろして採った「キノコ」を鑑定して貰う。おじさん二人が「白舞茸だ!」と舞う
「やったね!」



曰く「天ぷらか、バター焼きが好い」、バターで焼くと確かに滋味溢れる香り高い秋の御馳走である



 そのバターで紅鮭を焼き



 その後更に「焼きそば」を作る、旨いの一言



今日食べた大株の舞茸は半分、明日も楽しめる
明日もこの美味しい「舞茸」を食べられることは奇跡だ、秋山旅は最高だ

2024年10月4日金曜日

秋雨前線で三陸山田でお酒中


10月4日(金) 0500起床 (ーーー)
天気 雨
気温 17℃

秋雨前線が三陸を斜上している、朝からシトシト雨が降り続くので三陸山田で停滞中である。
その三陸山田で「朝ラーメン」をやっていると聞いてびっくり、「チャーシューラーメン(850円)」を食べていると、高校生とおぼしywhっwywhっwがジャージー姿で入ってくる。朝早い漁師さん向け朝ラーだろうが若者にも愛されているらしい
 秋山旅で撮り溜めた「スマホのビデオ」がブログに移せない、何とか解決したいと努力中


 カメラのビデオは再生できる
スマホの写真は入る


困った・・・?



2024年10月3日木曜日

三陸山田町「クジラと海の科学館」は凄いぞ


10月3日(木) 0500起床 (ーーー)
天気 曇のち雨
気温 18℃

本州最東端「重茂半島(おもえはんとう)」の北にある絶景ポイント「月山(がっさん 455.9m)」に上がるも、宮古市の奥に見えるはずの「早池峰山(はやちねさん 1913.6m)」はガスの中「残念」



 2011年三陸を襲った大津波で被災した山田町「クジラと海の科学館」が甦ったと聞いていたが漸く訪問できた。



マッコウクジラが迎えてくれる



なんとも凄いのは「骨格標本」水深3000mまで潜るまるで深海6500の如き潜水艦、進化の究極を実感する。



更にクジラを我が物として大事に支え続けたのは、クジラの全てを利用し食べ続けた日本の食文化であることを伝えている



この山田町に「海辺の稜線からリアス式海岸を見渡す」と紹介される「鯨山(くじらやま610.2m)」がある。



そしてもう一つ、山田町から太平洋に突き出た船越半島には、海抜0mから登る「怒濤の波打ち寄せ、花咲く漉磯海岸(すくいそかいがん)から山頂へ」と紹介される「霞露ヶ竹(かろがたけ 514m)」がある



この二つの山を登りたいが雨で停滞である
明日も雨らしい、明後日、明明後日は晴れの天気予報、其れをじっと待つ

2024年10月2日水曜日

秋山旅云うこと無しの最高


10月2日(水) 0500起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 16℃

 昨夕1740時、田沢湖キャンプ場でBBQを楽しんでいると山旅号のフロントガラスのど真ん中を田沢湖の夕日が沈んでいく、秋山旅頑張れと声援を送って貰っている。



  道路で拾った栗を玉子と一緒に茹でて、小刀で皮を剥いて頂く。野趣溢れる仄かなこの甘さが子供時分の山を駆け巡りゲットした秋の実りを思い出す。



 0740時雨に煙る「田沢湖」、今や幻の魚「クニマス」で注目の的である。クニマスの科学館は次回訪問しよう



秋田県から岩手県に越える、「秋」は来たばっかしのように思える



標高600mを越える宮城・岩手県境ではススキの穂が揺れ色付こうかと思案している森がある



田沢湖から東へ130kmを越えて宮古港まで走った理由は



これです「クジラの刺身」、秋山旅の目的の一つ。幾ら非難されようとも日本の食だ
クジラの焼き肉は又特別、貴重なメニューである



秋山旅が「クジラの刺身」で完結した明日帰っても良いぞと云うと連れは首を振っている
明日は三陸海岸を南に下りながら「三陸」「海」の秋探しだ

2024年10月1日火曜日

秋田駒ヶ岳八合目の秋さがし

 秋田駒ケ岳八合目の秋さがしは大成功なるも、下った田沢湖キャンプ場は電波無し。報告は明日に延期です。

 10月2日(水)0820時再開

10月1日(火) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 13℃

 0700時田沢湖に向け標高1000mのブナの森の中を走る



 森の中の国道341号の路傍にはブナの巨木がごく普通に立っている、この風景が普通では無い事を忘れてしまう。



 ブナの深い森には当然「クマによる人事事故のため入林禁止(仙北市 秋田森林管理署)」となる



 入山しないでも道路には栗が至るところ落ちている、が「キノコ」は無理だ。



 0840時上り上がった「秋田駒ヶ岳八合目駐車場」は満車、山旅号は辛うじて駐車できた。ウィークデイでこれだから「土・日・祝日」は一般車進入禁止でシャトルバスが出る。
 八合目まで車が上がる足場の良さから超がつく人気の山である。


今日、連れと登るのは「秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ 1637.3m)」の最高の展望台「笹森岳(ささもりだけ 1414m)」



 一旦沢に下り渡渉し笹とハイマツ、草原の斜面を登る



 笹とハイマツの中の登山道の一部は、背丈を超える深さに洗掘され抉れ足場選びが難しい



此所を過ぎると笹とハイマツそこに現れた草原の山腹を斜上する、振り返ると「秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ 1637.3m)」から「湯森山(ゆもりやま 1471.5m)」へ連なる稜線下の斜面の黄葉が輝く。



 ヤマハハコの群落あり



 リンドウの透き通る紫あり



 高度を上げると見えてくるには「乳頭山(にゅうとうさん 1477.5m)」たっぷり量感のある稜線がうねっている。「秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ 1637.3m)」の荒々しい山肌剥き出しの山容とは真反対穏やかな山容が好い




 「笹森山(ささもりやま 1414m)」の山頂一帯には多くの花芽を付けた「シャクナゲ」が至る所にある、来春のシャクナゲは期待できる



 「秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ 1637.3m)」をバックに「笹森山(ささもりやま 1414m)」登頂の万歳、確かに最高の展望台である。



 遙かに昨日の「八幡平(はちまんたい 1613.3m)」、西には遠く「鳥海山(ちょうかいざん 2236m)」、奥羽山地のど真ん中から広く深い山々を見ている



 山は一気に秋になる、温泉宿の主人曰く「あと十日だな」山が染まるまで十日らしい
 田沢湖キャンプ場の静かな秋の夕暮れバーベキューをしつつ一杯やる



奥羽山地を東に越えると岩手、盛岡、宮古、そっちの秋さがしに行く