10月31日(木) 0500起床 (ーーー)
天気 快晴
気温 2℃
雨が上がりそうな気配、ならば行くしかあるまいと奥只見湖経由檜枝岐へ向かう
とは云っても走る距離は半端無い137km、道中は秋真っ盛りの尾根を眺めつつ感嘆の声を上げながら、時間などあっという間である
長岡から檜枝岐まで掛かった時間は3時間40分、気温はグッと下がって羽毛服を着る
起きると、天気予報通りの快晴、眼前に「燧ヶ岳」此れはなかなか見られない絶景である
狙い通り「秋の尾瀬沼」が、快晴抜けるような青空の下で味わえる
御池から沼山峠間は一般車は通行禁止で「シャトルバス」が運行する。往復「1200円/人」、所要時間20分ながら車窓から眼下に展開する黄葉は見応えがある
標高1600m~1700mの沼山峠から尾瀬沼では「大シラビソ(青森トドマツ)」が優勢で巨木と林床は笹一色
その森の中沼山峠から尾瀬沼までの全線が木道整備されている。今朝の気温が檜枝岐で2℃、尾瀬沼で-4℃故に木道には霜が降り、氷が張ってカッチン、コチンの氷道である。山旅仙人は三回スリップ危機一髪姿勢制御、連れは転倒一回無傷で済んで何より。木道歩き易きにあらず、岩道、地道、急坂、粘土道よりずっとずっと難しいと知って欲しい
標高1784m沼山峠から120m下ると「尾瀬沼・大江湿原」、一時間歩くと別世界が広がる
湿原の中に延びる木道、その遙か先に青く光る尾瀬沼音とて無い静寂な時間を楽しめるのである。
少々焦点の定まらない動画ながら山の秋の静寂は伝わるかも知れません
なんと仕掛けてくれるのは「尾瀬沼湖畔の三本のカラマツ」、そりゃ写真に収めるでしょう。「美瑛の丘」の「尾瀬沼」版かも!
秋の尾瀬沼などその気にならないとなかなか見られるものじゃない、と云う事が分かってか分からずか大満足らしい
尾瀬沼の奥に広がる大江湿原を撮った一枚、どうだと云わんばかりの尾瀬沼の秋の一枚である
尾瀬沼を挟んで聳える「燧ヶ岳(ひうちがたけ 2356m)の存在感は少々ぼけるも、秋の尾瀬沼の静寂、蒼天、秋色がどうだと言っている
大満足の秋の一日、蒼天下の尾瀬沼は秘宝に等しい
そして木道脇の小さな苔叢の紅葉、見ようと思わなければ見えない紅葉も愛おしい
尾瀬沼に流れ込む小沢
画面左上隅で遊ぶイワナの幼魚など儚い命を育む沼の豊かさもここにはある
木道脇柄は」「ゴゼンタチバナ」が、これ見よがしに紅葉しており
白キノコがどうだと云わんばかりに茶色一色の林床で華となっている
秋は真っ盛りで正に生き物万歳である
秋は探せばきりがない楽しい