2015年4月30日木曜日

日光「男体山」「女峰山」を見ながら完全休養


4月39日(木) 0500起床 (---)
天気 晴れ
気温 11℃

日光「男体山」「女峰山」は大きな山塊だ
圧倒的な存在感である
連休に入り山はきっと大賑わいになるだろう
静かな山をこの時期探すのは難しい
特に「大観光地」日光周辺で探すというのだから、さらに難しい。








首都圏周辺の山登りは、勝手が違う。
沸騰したお湯に卵を入れる得意の茹で方で、茹でつつ山の本のページをめくっている
大混雑の山に登ってみるのも一つの方策ではある・・・
さてどうしよう

2015年4月29日水曜日

「鬼怒沼山(2140.8m)」のロングランを登る


4月29日(水) 0300起床 (---)
天気 晴れ
気温 4℃

長時間の歩きになるので0300時起床の早支度
準備していると「渓流釣りの二人連れ」が到着
「もう何年やってますか」
「40数年でしょうか」
「やはり・・・」
今日はキャリアに縁がある日だった

「鬼怒沼山(2140.8m)」
歩行距離 24.2㎞ 所要時間 8時間58分 累積標高差 1048m

コースタイム
0437時 女夫淵駐車場発
0537時 八丁湯
0545時 加仁湯
0555時 日光沢温泉
0634時 オロオソロシ滝展望台
0800時 急坂終点
0835時 鬼怒沼湿原
0846時 鬼怒沼巡視小屋
0942時~0952時 「鬼怒沼山(2140.8m)」山頂
1020時 鬼怒沼
1100時 急坂終点
1135時 オロオソロシ滝展望台
1215時 日光沢温泉
1226時 加仁湯
1233時 八丁湯
1335時 女夫淵駐車場着

山行記録
*明日のお楽しみ(下山して温泉まで25㎞、さらに25㎞で道の駅すでに1900時お休みなさい)
*「再開」

足元が明るくなるのを待って出発、橋を渡り仮設歩道の階段を登り一旦奥鬼怒スーパー林道に出て鬼怒川に下る。下ると「鬼怒の中将乙姫橋」を渡り鬼怒川左岸へ。






渡りきった橋のたもとで「カモシカ」が迎えてくれ
た。


















まだうす暗い中じっとこっちを見つめ逃げる様子もない。こんな間近で見たのは初めて、まだ成獣では無いようだった。







左岸につけられた遊歩道は、崖下には落石を避けるための仮設歩道が設けられている個所もある。大部分は鬼怒川沿いの疎林の中を歩く。

















遊歩道を4㎞歩くと第一番目の温泉「八丁湯」、朝日が差し込む広場にログハウスが立っている












第二番目の温泉は「加仁湯」、ホテル風の建物である













第三番目の温泉は「日光沢温泉」、木造昔造りの建物である
温泉客の皆さんもこの遊歩道を一時間歩いて湯浴みや宿泊するとか。
「鬼怒沼山(140.8m)」への登山道は、日光沢温泉の渡り廊下を通り登って行く。
登山道脇の小社で山行の安全を祈る。







林に差し込む朝日を背中から浴び急坂を上りあがる













日光沢温泉から40分で「オロオソロシ滝」の展望台に着いた。
今日初めての休憩、谷向かいの滝はまだ雪が詰まった谷を高度差タップリで流れ落ちていた

















展望台から上は残雪が多く、赤テープを探しながらの登行である
傾斜は益々急になり、小さな谷のトラバースは神経を使う。キックステップで通過したが「アイゼン」はあった方が良い。台地の端に出る急坂の最後は、登山道が雪壁になっているので時間を掛けて登る。






台地に登り上げると傾斜は緩くなり、トウヒやモミの大木が林立する林の中を固く締まった雪を踏んで登る


















赤いテープを拾って登って行くと急に視界が開ける
「鬼怒沼」である。真っ白の雪原、一部には雪が融け枯れた草が顔を出していた










この雪原をさらに奥に進むと絶景が待っていた
「尾瀬の山々」がこの雪原の上に突然出現した













まだタップリと雪を被っている
この方向からこの時期、二山まとめての眺望は至福だ













「鬼怒沼山(2140.8m)」は、さらに右手の樹林の中を登る
樹林の中の登りやすい所を選んでほぼ直線的に登って行く
一つ目のピークを巻き、鞍部から二つ目が「鬼怒沼山(2140.8m)」ピーク、一登りで山頂である
山頂は樹林の中である。山頂標識がかろうじて顔を出していた







展望は、女峰山方向が見えるだけだった
山頂まで5時間のロングラン、林の中の登高が多く日射を避けられたのが幸いして、消耗度はすくない。それでも、急坂の雪斜面の下りとトラバースが待っているので気は抜けない。







太陽が高くなってきたので林の中にも陽が射しこんで、春山の雰囲気が出てきた
上部の急斜面の雪斜面は、後ろ向きで登山靴を深く蹴り込んで一歩一歩慎重に下りた。
この斜面の雪が融けるのは、5月中旬以降だろう。
登り一時間半かかったこの雪の急斜面が、下りは30分だった。







鬼怒川河畔の遊歩道を下っていると、多くの人といき違う。
流石に連休の賑い、さっきまでの雪壁格闘が嘘のようなノンビリだった。












お昼を過ぎて渓流にも陽が射しこみ、水を青々の奔流に変えていた











「キャリアに縁がある日だった」

雪壁下降と微妙なトラバースを終え、ほっとして「オロオソロシ滝」展望台で休んでいると青年が上がってきた
「湿原が良いと来たので見に行く」
足にはズックを履いている
「この上は雪道、急傾斜に谷渡り、無理です。キャリア40年が言うから間違いない」
「ハイ、そうします」
聞いて貰えてよかった
その後、御夫婦とすれ違ったけれど、まさか登ってないだろう。
こんな心配をすることが多くなった

2015年4月28日火曜日

「夫婦山(1341.6m)」山つつじは固い蕾、「月山(1287.2m)」ムラサキヤシオ満開、今だ


4月28日(火) 0500起床 (--ー)
天気 晴れ
気温 7℃

道の駅「湯西川」背後に「葛老山(1124m)」の登山道、所要時間2時間、触手が動いたが、今日は山つつじ)の「夫婦山(1341.6m)」と(ムラサキヤシオ)の「月山(1287.2m)」に登る。
道の駅から20㎞走る、栗山村から牧場への道を登る。
夫婦山と月山はこの道続きで、向かい合った山だ。

「夫婦山(1341.6m)」
歩行距離 2.4㎞ 所要時間 1時間20分 累積標高差 285m

コースタイム
0715時 登山口発
0742時 夫婦岩
0800時~0810時 「夫婦山(1341.6m)」山頂
0820時 夫婦岩
0835時 登山口着

山行記録
牧場への道を登り上げ、登山口近くでは超スローで進む、その気になって見つけないと発見できない登山口だっった。ところがその登山口に先着の先輩御夫婦、登る人がいるんだと吃驚、先に登って行かれました。
いきなりのカラマツ林の笹ヤブ登り、踏み跡も彼方此方にあって探し探しの登りだった。
笹薮から潅木林に入ったのでこれは良いぞと思ったら灌木林はアッと云う間に終わり。


*写真はここまで
電波微弱で載せるのは困難です
明日のお楽しみ


再びの笹薮を登ると、大岩の夫婦岩
















ここまで上がるとこの後登る「月山(1287.2m)」がダム湖の先に見える













笹薮を登ると「夫婦山(1341.6m)」山頂着。潅木に遮られ展望は良くない
それでも、この先登る「赤薙山」に「女峰山」が見える















山頂から下を見ると、日光は山また山の山間地です。













「月山(1287.2m)」
歩行距離 3.8㎞ 所要時間 2時間7分 累積標高差 233m

コースタイム
0904時 ダム堰堤下駐車場発
0919時 バーベキュー広場登山口
1000時 ダムサイト登山道分岐
1010時~1023時 「月山(1287.2m)」山頂
1025時 ダムサイト登山道分岐
1052時 ダムサイト登山口
1110時 ダム堰堤下駐車場着

山行記録
夫婦山登山口で出発準備をしていると、車が何台も通り過ぎて行った。ダム周辺人気なんだなとおもってたら「とんでもない思い違い」だった。
ダム堰堤下がみね桜が咲く広い駐車場になっている


駐車場からダム道路をバーベキュー広場に歩むと、それはそれは広々としバベキュー炉が数えきれないほど並んだ広場に到着した。
この広場から「月山()1287.2m」の山腹を見るとピンクの彩り。
「ムラサキヤシオ」、九州では「アケボノツツジ」かしらん。
この咲きっぷりなら、車は通り過ぎるわ。





登る登山道は、「ムラサキヤシオ」満開、花びらがゆらゆら、風に踊っている













登るに従って、目の前に「ムラサキヤシオ」の花びらが、碧空と、光り輝く太陽光が透き通った光を投げていた











「月山(1287.2m)」山頂にも満開の「ムラサキヤシオ」、花の先に遠く「赤薙山と女峰山」
だから登ってみないと分からない。
出会ったおじさん曰く「毎年咲く時期が早くなる。今年は十日早い」
もう六年続けてお登りらしい。
「この色を、「ムラサキ」と詠んだ先達の感性に感謝です」と感想を述べる。







下りはダムサイトへ。
こっちの登山道も花盛り
花のトンネルを下って行った
見事な「ムラサキヤシオ」の群落だった。
「よくぞ残った」と称賛したい
聞くと、「もう此処だけだよ」とのことだった
連休の谷間、混雑していないのもラッキーだった。







その後
県道に下りさらに20㎞奥の「鬼怒沼山(2140.8m)」の「女夫淵温泉(めおとぶちおんせん)」駐車場を確認に行く。電波がないと思っていたら「1x」が立つ。この電波ならプリンターで山地図が得られる。
安心してみね桜が咲く「露天風呂」で汗を流した
高温熱々、風は爽やか谷渡り、鶯の声を聴きつつの「」露天風呂だった





案の定、地図二枚は時間が掛かったものの、見事に打ち出せました
偵察の積りが、明日は「鬼怒沼山(2140.8m)」に登れそうです
午後降水確率30%と予報されているので、午前中勝負、早出の予定
そんなこんなを考えつつ、今夜のオカズは「ツナカレー」







ツナもこうなると主役になる。
やっと飲めます。








2015年4月27日月曜日

黄金伝説の山「南平山(なんだいらやま)1007.4m」に登る


4月27日(月) 0500起床 (ーー-)
天気 晴れ
気温 6℃

天気は上々、完全休養の積りだったがこの天気ではそうもいかない。
40㎞走れば、黄金伝説の山「南平山1007.4m」がある。
温泉付き道の駅もある。行かない訳にはいかない。









「南平山(1007.4m)」
歩行距離 5.4㎞ 所要時間 2時間7分 累積標高差 387m

コースタイム
0850時 県道23号川冶第二トンネル出口登山口
0856時 尾根登山道合流
0935時 東屋
1002時~1020時 「南平山(1007.4m)」山頂
1033時 東屋
1055時 尾根登山道合流
1057時 県道23号川路トンネル登山口着

山行記録
国道121号を川治温泉へ、温泉手前交差点を県道23号に入り二本目のトンネルを出た左側が登山口、駐車スペースは2~3台。
何時もの標準装備ザックを担いで登山口から一登りで、送電線鉄塔の建つ尾根登山道と合流する。
この登山口なら、温泉登山口に比べると40分の時間短縮。


登山道は芽吹き始めた落葉樹の疎林
その林床には笹が無いので、すっきり。









こんな綺麗な林床はそうそう見ることは出来ない。
登山道全行程この林床とケヤキ、ブナ、ミズナラの潅木林が続いていた。
貸切で静かな山だった。










登山道には200mおきに、山頂への残り距離標識が立っている
登山道は、山腹にジグザグに刻まれており、勾配は緩い。










淡々と登り上げると「南平山(1007.4m)」の山頂
残念ながら展望は良くない。














それでも昨日登った「釈迦ヶ岳(1794.9m)」は、林間を透かしてすぐそこだった












今日の花
花の名を知らない















花の名を知らない









その後
10㎞さらに上流へ走ると道の駅「湯西川」、温泉付きの道の駅
湯浴みして「鹿肉コロッケ」でビール
グビッ、グビッ

2015年4月26日日曜日

高原山の最高峰「釈迦ヶ岳(1794.9m)」に登る


4月26日(日) 0500起床 (---)
天気 晴れ
気温 5℃

昨日は、植物を愛した昭和天皇が登った「安戸山(1151.5m)」で随分絞られたので、今日は、日本初の自然研究路(塩原自然研究路)の「富士山(1184.1m)」と「大沼」を巡る積りだった。
0500時の天気予報を開くと、雨の気配皆無の天気予報
昨夕は午後は俄雨もありそうだったのだ
急遽、予定を変更、高原山の最高峰「釈迦ヶ岳(1794.9m)」に登ることに。

高原山の最高峰「釈迦ヶ岳(1794.9m)」
歩行距離11.0㎞ 所要時間 4時間45分 累積標高差 801m

コースタイム
0715時 大間々台登山口発
0727時 見晴コース登山ポスト
0804時 八海山神社
0826時 大入道分岐
0938時~1013時 「釈迦ヶ岳(1794.9m)」山頂
1109時 大入道分岐
1125時 八海山神社
1200時 大間々台登山口着

山行記録
道の駅「湯の香しおばら」から塩原温泉経由八方ヶ原へ登って行く。
一車線のクネクネ県道且つ急勾配、30㎞弱をたっぷり一時間かった。
大間々台の駐車場は、7~8台の車が既に先着。
すでに出発の模様だった。
其処へ、ベテランが到着、「ハイゼットですか、良い出来ですねー」
「はい、これに限ります」
と挨拶して出発
登山口から八海山神社まで「見晴コース」と「林間コース」の二コース
登りは「見晴コース」、登山ポストで登山届して見晴コースに入って行く。
岩ゴロゴロのコースを登って行くと「釈迦ヶ岳(1794.9m)」が藪を透かして見えてきた
さらに登り上げると、「真正面」にデンと座っていた。谷向こうなので此れからこの谷を躱して登る。
遥かな道のりである。







八海山神社から一つピークを越えて一旦下って登り返すと大入道分岐
雪は所々に残っているが踏み抜くほどではないので助かる
大入道分岐からは、細い尾根を辿って行く、危険個所にはトラロープを張ってある















慎重な歩きがしばらく続く、そこに残雪に白樺のコントラスト、癒されます


















此処から、見晴コースで真正面に見た「釈迦ヶ岳(1794.9m)」の右斜面の急傾斜に入る
藪を透かしても、見上げるほどの急傾斜、慎重に上がって行く











頂上直下は、さらに急傾斜、既に崖状態、ロープが下がっている、泥崖に岩崖の混在。
昨日に続き今日もタップリ絞られました















山頂の展望は、全方位なのだが生憎の「霞」、春霞なのか、黄砂なのか残念。
それでも、会津から新潟にかけての山々は、遥かに遠く真っ白だった。
そこに、登山口で会った「ベテラン」さんが登ってきた。
暖かい「珈琲」を頂く。もっぱらペットボトルに作った「スポーツドリンク」なので、山頂で温かい飲み物など久しぶりの御馳走だった。
「東北中心」「よくアルプスへ」「飯豊や朝日にちょいちょい」「プリマハム串木野も良くご存じ」とのことだった。栃木の山や日光の山の情報を頂きました。


下山していくと、登ってくる人と多数遭遇、日曜日、天気は上々だから皆さんお出かけでした
林間コースをもう木漏れ日とは云えない、日射を浴びながら汗たっぷりかいた下山。
登山口で、トレイルランの集団が出発するところだった。
皆さん元気いっぱい走って登って行きました。様々な登り方が出てきた。新時代だ。







その後
登山口は車が満車状態だった。登った人、走って登る人、散歩で上がってきた人など様々












大間々登山口から少し下ったた八方が原の「山の駅たかはら」で、久しぶりに「ミルクソフトクリーム」を頂く。どこでもお姉さんが売っているがここは「おじさん」。「おじさん」お薦めが「ミルク」だった
乾いた喉と、絞られた体に浸みた。
「ベテラン」に教えて頂いた矢板市の「城の湯(500円)」の露天風呂でタップリの湯浴み
温泉の受付のお姉さんに教えて頂いた「ヨークベニマルの(コインランドリー)」で3日分の洗濯完了
やっとビールだ。