2014年10月31日金曜日

「柴倉山1275.7m」に登るも撤退


10月31日 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 2℃

天気予報では、山形は明日から4日間雨予報である。
嵐らしい。
と云う事で、明日は岩手県へ転進することにした
今日が今季最後の山形県の山
手応えありそうな「柴倉山1275.7m」に登る
結果、手応えがあり過ぎて頂上直下1196mで降参、撤退でした。
しかし、手前のピークの展望は抜群、うち重なる尾根と深い谷、延々と続くブナの森、、稜線から垂直に落ちる断崖絶壁、見応え十分でした。

柴倉山 歩行距離 7.9㎞ 行動時間 4時間20分 累積標高差 774m

0630 黒伏高原スノーパーク駐車場発
0635 仮設橋
0730 1101コブ登山道
0815 縦走路分岐
0840 柴倉岳1196m撤退
0900~0920 1209mピーク
0924 縦走路分岐
1000 1101コブ登山道
1045 仮設橋
1057 黒伏ス高原ノーパーク駐車場着

駐車場から作業道を村山野川に下りると仮設橋が架かっている
地元東根山岳会のご厚意、もう雪が来るので撤去も間近い。

















仮設橋を渡り、沢を渡渉する


















渡渉した地点が柴倉山への尾根取付き、案内板が懸っている













取り付きから岩尾根の急登、トラロープが張ってあるが両手両足総動員の方が早く安全。


















ヒバの森からブナ林に変って尾根の斜面を斜上する。半端な傾斜じゃないので一歩一歩慎重な足運び、足を滑らせたら落ち葉の滑り台で谷一直線、気が抜けない登りが続く
















登って行くと綱渡りが待っていた。ツルツルの岩盤が露出しているので張ってあるトラロープ
ロープを掴んで渡る張り方じゃない、カラビナを掛けて渡るスタイルに張られたトラロープだ
此処はトラロープと生えている笹株を握って通過した。










縦走路に合流して柴倉岳に向かう
柴倉岳ピークの基部から登り始めるが、あまりに悪い
ブッシュが混じった岩登りだ、おまけに痩せ尾根なのでバランスが取り難い
足で登るのではなく、ブッシュを握って体を引き上げる登りである。
さらに上部には岩場もあるとか、単独山行の山旅仙人はここで撤退










標高は1196m、がんばりました。















引き返して山頂手前のピークで柴倉山撤退記念の一枚











この山塊の盟主「御所山(船形山)1500.2m」をバックに一枚
下りも慎重な一歩一歩なのでスピードは上がらない
ひやひや下山だった












下りて改めて「柴倉山」を見る
岩峰です、ブッシュが覆っているからやさしく見えるだけでしょう
此れで1275.7mだから驚く。雪の深さと、その雪が作った山です。半端な山じゃありません










アップにすると其の威容がクッキリ、ブッシュの無い山だったらと想像すると挑戦する気になるだろうか。
振り返り振り返り帰りました










温泉はさくらんぼ東根温泉「公衆浴場巽の湯」300円
褐色のお湯の熱い温泉
明日は250㎞走って岩手県
今が旬の牡蠣が待っている
此れに日本酒だから250㎞の道のりもなんのその
安全運転で一路だ

2014年10月30日木曜日

「南面白山1225.4m」に登る


10月30日 0400起床 (124/77)
天気 快晴
気温 2℃

面白高原駅の面白山スキー場から南面白山に登り権現様峠経由で周回した。
落ち葉が登山道に積もる季節の、権現様峠から面白高原駅への下山はお薦めしない。
とても危険度が高い。登山道がふんわり厚く積もった落ち葉に覆われ、落ち葉の下の登山道が、土なのか岩なのか、はたまた根っ子が這っているのか全く分からない。特に崩壊箇所などストックで落ち葉を落として素地面を確認しなければ歩けない有様だった。崩壊箇所も多く時間が掛かる。
落ち葉を登山道で払い除けつつ下りるという経験は初めてだった。
あの高度感のある黒部の水平歩道でもここまで一歩一歩に時間は掛けなかった。それよりも時間を掛けて下りなければ、安心できない渓谷の登山道だった。
くれぐれも安易に歩かない、が一番

南面白山 歩行距離 11.5㎞ 行動時間 5時間52分 累積標高差 920m

0642 面白山スキー場駐車場発
0730 面白山スキー場上部
0820~0842 面白山山頂
0930 権現様峠
1056 長左衛門権現様分岐
1124 面白高原駅
1134 面白山スキー場駐車場着

面白高原駅からスキー場駐車場まで登って車を置く。ここからスキー場左端の林道を上部に向かって登る。最終リフト乗り場の先でブナ林に入るもまたコースに出る。このコースを登り上がるとスキー場の最上部、登山道入り口である











此処からブナ林を暫く歩くが、ここからが登りの核心部、一気に頂上へ登り上げる。登路下半は岩が重なった急坂がどこまでも続く。岩が終わるとブナと笹の急坂。一気の登りで頂上稜線。

















南面白山山頂の展望は抜群。潅木に邪魔されることなど気にもならない











初冠雪の朝日連峰

 初冠雪の月山

遥かに白い鳥海山

遂に来ました、冬の雪、もうこれからは白くなるばかり、標高の低い山も次から次へと雪を被って白くなる








南面白山から権現様峠に向かう登山道はブナの森、そのブナもすっかり葉を落として登山道に厚く積もっている。
















四差路になっている権現様峠
















渓谷まで下りて、渓谷に急傾斜で落ち込む斜面を横断しつつ、また谷底に下りて谷川の渡渉を繰り返し下りる。

















急斜面の崩壊箇所も出てくるので気が抜けない。

















まして谷への傾斜が半端じゃないので登山道は落ち葉の溜り場、足元の落ち葉を払いつつ下りるので時間が掛かってなかなか進めない。

















それでも慎重通過でやっと黄葉を一枚撮る余裕が出てきた



















面白高原駅チョイ手前のつり橋、踏板が腐食して穴が開いていた。油断禁物だ。
今日は、神経を使い果たしてお終い。
午前中に下りられればもう1座登る積りだったがとてもとても、今日はお終い。










温泉から出てくると「初冠雪の月山」がお出迎え。
「今日はご苦労さん」と言っているかのようだ。

2014年10月29日水曜日

「面白山1264.4m」「水晶山667.9m」「雨呼山(あまよばりやま)905.5m」に登る


10月29日 0400起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 5℃

寒気流入で、道の駅「天童温泉」の朝は寒い、今日はこの寒さと風に負けず三座を登る
「面白山1264.4m」は天童高原キャンプ場から往復
「水晶山667.9m」は六角堂のある川原子登山口から往復
「雨呼山(あまよばりやま)905.5m」はジャガラモガラ入口登山口先の林道から往復
0627時に面白山を登り始めて雨呼山を下ったのが1415時、少し頑張った感じかな。

面白山 歩行距離 8.2㎞ 行動時間 3時間06分 累積標高差 626m

0627 天童高原キャンプ場登山口発
0725 三沢山
0805~0820 面白山山頂
0846 三沢山
0933 天童高原キャンプ場登山口着

天童高原はゴルフ場みたいに綺麗 芝が一面、冬はスキー場になる、遥か遠くに月山













キャンプ場に売店、設備が整ったキャンプ場から歩きはじめる。
長左衛門道につながる登山道は落ち葉がびっしり積もっている。昨日の嵐で木々はすっかり葉を落としたのだろう











長左衛門道から離れ面白山山頂への登山道を登る、道は白くなってきた
寒い筈だ、雪がびっしりだもの。

















山頂は西風が強く、雲が低く押し寄せると雪が混じる












山頂からの展望は云う事無し、黒伏山から御所山(船形山へ)の稜線がクッキリ、葉山に月山
南面白山への稜線、全周見事の一語













下山しながら顔を出した太陽に照らされた黄葉は見事だった















水晶山 歩行距離 2.6㎞ 行動時間 1時間6分 累積標高差 319m

1025 川原子登山口発
1105~1113 水晶岳山頂
1131 川原子登山口着

水晶山は1300年前の開山と云われているとか
その謂れはこの案内板にしっかり















そして今でも、この山を愛する地元の人たちによる事業が行われている
道の駅「天童温泉」にも、水晶山の紹介ポスターが貼ってある
山は結局どれだけ愛されるかだ










途中に見晴らし台があり、切り開かれた方向に月山が雲の中
今日は今年の初冠雪、雲が切れると白と黒の斑模様の月山の一部が見える










山頂直下に大和神社、1300年の歴史が山と共にある
東北の山巡りは歴史との遭遇でもある











山頂はこの神社の背後展望が開ける














ついさっき登った「面白山」が目前だった














雨呼山 歩行距離 3.5㎞ 行動時間 1時間40分 累積標高差 421m

1235 ジャガラモガラ入口先林道発
1328~1331 雨呼山山頂
1415 ジャガラモガラ入口先林道着

林道終点の登山口までは、路面が流出、本格四駆以外は無理、此処から出発













車を止めたところから気持ちいい黄葉の中を暫く林道を歩く













林道終点の登山口からカラマツ林に入ると厳しい登りの始まりだ
落葉松にブナが混じる混淆林に慰めながら我慢の登り












稜線に上がって巨木の杉の根元に「竜神の池」がる
直径1mもない池、この池の龍神に雨乞いするのだ
龍神を怒らせるらしい
歴史の中で果たしたこの小さな池の役割、池面に写るあらゆる物と事が龍神だったのかもしれない。






山頂はブナの森、展望はない
強風が吹き抜ける山頂は、木々の枝がぶつかって、カンカン、ゴンゴン、ギシギシ、バリッと云う音が頻りだった。
冬はそこまで来ている











下山して、冷え切った体を温泉300円でメンテナンス、たっぷり汗を流した

2014年10月28日火曜日

山は雪が降った


10月28日 0500起床 (---)
天気 雨&強風
気温 7℃

昨夜から降り続いた雨は、今朝になっても降り続けている
おまけに風も強くなってまさに冬の様相だ
青森県八甲田酸ヶ湯では積雪19㎝だ
天童の雲も、高度800mから900mを飛ぶように流れている。
山は雪がっ降っているだろう
山に雪が降る分には一向に構わないけれど、路面に積もると登山口まで入れないのが困る
夏タイヤを履いているので、雪はお手上
明日までは雨が残る地域もあるという予報である
明日は、天童高原から面白山を往復したいが、果たして天童高原まで辿りつけるかどうか。
路面に雪が残っていたらアウトです


道の駅「天童温泉」は、他の道の駅が郊外に設置されているのに対し、街中、中心市街地に近接して設置されている。
これはチャンスとばかり、焼肉店を探すと300m南に発見、早速訪問した
文芸春秋と、焼肉、お酒があれば話し相手は要りません
読みつつ、焼きつつ、飲みつつ、時間はあっという間に過ぎます。




最後に、石焼ビビンバを食べて大満足
今期初めての焼き肉店でした
明日は天気回復とは言っているけれど、所によっては昼まで雨が残る所も有るらしい。
きっと、此処がそうだ。

2014年10月27日月曜日

寒冷前線が通過、明日は?


10月27日 0530起床 (---)
天気 濃霧のち雨のち曇り
気温 8℃

昨日は、尾花沢、新そばまつりで「もりそば」を食べて、市内でコインランドリーを済ませた。
次の山は、村山市民の皆さんの山、「甑岳1015.5m」の予定なので、そのまま道の駅「むらやま」へ15㎞南下した。この道の駅は、中央分離帯のある国道13号の上下車線に駐車場を持ち、この上下車線の駐車場を屋根つき歩道橋で結ぶと云う全国でも珍しい道の駅である。
道の駅に着いたのは1800時、既に売店終了
そのまま寝る訳も無く、近くのスーパーマーケットで「ツマミ」をゲット。
明日は雨で休養、日本シリーズ第二戦をワンセグで見ながら、ビール、日本酒、マッサンウィスキーと久しぶりの痛飲だった。因みにウィスキーは「マッサンオンリー(ニッカオンリー)」、旨いもの。特に余市に行ってからは拍車がかかっている。

道の駅「むらやま」の目の前の山が、「甑岳1015.5m」、今朝0800時はまだ濃霧の切れ間から朝日が射し稜線がクッキリだった












ところが、0930時雨が降りだす。
山頂はガスに隠れ、ガスが飛ぶように流れ始めた。アッと云う間の天気変化だった。
こんな天気に山に行っていたら凄い目に遭う。
今日はゆっくり休養だ











ラ・フランスが解禁された。
山形県「東根市・天童市」、ラ・フランスの生産が盛んなところ
道の駅「むらやま」から21㎞南の道の駅「天童温泉」に行き、その売り場を覗く。
今年は出来は最高だけれど、台風などの影響で量が少なく価格はチョット高めだとかと云う事だった。





空は、雲が厚く垂れこめ薄暗くなってきた。
明日は雪が降ると云っている
寒い時は、酒飲んで温まるに限る。
酒の故郷で今日はのんびりだ