2023年10月31日火曜日

湯沢市「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」「雄長子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」に登る


10月31日(火) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 7℃

「道の駅東由利」から40km東へ走り、「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」が背後に控える奥羽本線三関駅の踏切を渡る


リンゴ園内の林道を上り上がった貯水タンクの、更に奥まで上がれば登山口駐車場らしいが踏跡薄い藪の林道をあがる勇気は無い。0627時、貯水タンクから出発する



「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」
歩行距離 8.3km 所要時間 2時間53分 総上昇量 563m 移動平均速 4.8km (全体平均速 2.5km)

0627時 貯水タンク広場発
0710時 老杉
0735時 福田神社
0753時 「東鳥海山神社奥宮」
0806時~0809時 「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」山頂
0818時 「東鳥海山神社奥宮」
0839時 福田神社
0854時 老杉
0920時 貯水タンク広場着
 
案の定林道は荒れ急勾配で抉れている、手前に留めて正解、林道終点の先にもう一世代先の林道が杉の植林地の中続いている。とても車は無理歩いても藪の朝露でスパッツ下はびしょ濡れである。一世代先の林道終点から更に杉の植林地を上がると歩き始めて45分、単調な杉の植林地歩きをハッとさせる「老杉」が立っている。主幹の半身は白く枯れ残る半身も辛うじて太く大きな空洞で生き残っている。
更に二十分単調な杉植林地の登りは辛いが、この老杉に慰められる


0730時、登り初めて1時間漸く杉の植林地から解放され、黄葉に朝日が差し込むこれぞ秋真っ盛りという稜線に上がる。


ブナの森の秋の色は良い。


小さな祠を過ぎ登り上がると「福田神社」の小さな社が建っている。その後ろに北面から林道が上がっている、1時間頑張って登った先で林道と合流するとは分ってはいても興を削がれる。
それでも残されたブナの森の秋は昔々と少しも変わらない。


登って見てみたいのはやはりこの黄色の輝きである


登り上がるとブナの林の中に「東鳥海神社奥宮」が建つ
秋田県南部の鳥海山と神室山、東鳥海山で三姉妹と言われ、最も小柄なこの山が長姉だとの伝えらしい、山名は南から眺めると鳥海山に似ているとか、山頂に「鳥ノ海」と呼ぶ窪地があるとか、鳥海権現を祀る「東鳥海神社奥宮」は、地元では「相川の権現山」と呼ばれ信仰を集めているという。


その「東鳥海神社奥宮」からさらに林道を400m進むと終点広場が「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」山頂


山頂下に、これから登る「雄長子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」が、田んぼの中に散在する屋敷と屋敷林を裾野広げて屹立している



「雄長子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」
歩行距離 2.9km 所要時間 1時間56分 総上昇量 321m

1017時 三吉神社駐車場発
1050時 頂上稜線
1117時~1131時 「雄長子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」山頂
1149時 頂上稜線
1213時 三吉神社駐車場着

「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」登山口の貯水タンク広場から、赤く熟れたリンゴがたわわに実るリンゴ畑を下り、反時計回りに18km大きく迂回して、「東鳥海山(ひがしちょうかいざん 777.4m)」山頂から見下ろした「雄子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」に回り込む。


小さい山ながら雪に削れられた斜面がいかにも豪雪を物語る。


登山口から10分歩くとその雪崩斜面が滑り台のように見える


沢筋の濡れて湿り滑る急斜面の踏跡を上がる


頂上へ繋がる稜線に上がると日差しが入り乾いた快適な歩きなる


そして、雪崩斜面を外れ此所まで生き残った大ブナの黄葉が迫力満点実に好い


しかし、山頂への稜線は壁で更に急崖のエッジを歩く、そのエッジが背丈ほどの藪なので辺りを見回す余裕はない、只管足元を確かめながら上へ上へを上がるのみ


「雄長子内岳(おちょうしないだけ 470.1m)」山頂には小さな「三吉神社奥宮」が建ち、眼下に屋敷林を持つ屋敷が盆地に点在する小さな庭園風の景色が広がる。此れに雪が重なると更に庭園の風情は深まるのだろうか


山から下りて「雄」と「雌」の「長子内岳」が二つ並ぶと納得の山姿である


里から見上げて登ってみたくなる山である

2023年10月30日月曜日

由利本荘市「東光山(とうこうざん 594m)」「八塩山(やしおさん 713.4m)」に登る


10月30日(月) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 6℃

0350時起床、0440寺「道の駅東由利」から30km弱逆戻りし、由利本荘市街地経由で「東光山(とうこうざん 594m)」に向かう。登る山の位置関係から行ったり来たりは当たり前、それでも最近楽になったのが「朝食」、町を経由すると「24時間営業の牛丼屋」が開いている。味噌汁ソーメンの朝食を食べて登る山旅は今や昔かも知れない。が、しっかり味噌もソーメンも山旅号には積み込んでいる。牛丼屋さんの「朝定食(420円?)、御飯、味噌汁、牛皿、半熟卵とオクラ、漬物」、山旅号の中で此所までの朝飯は準備できない。此所二~三年で山旅の環境は激変している


道案内の看板の「東光山(とうこうざん 594m)」は、標高が592.6m?随分違うが良いのだろう。「赤田五峰山」として信仰の山として崇敬されてきたとある


「東光山(とうこうざん 594m)」
歩行距離 5.4km 所要時間 2時間14分 総上昇量 458m 移動平均速 4.0km (全体平均速 2.3km)

0610時 「東光山(とうこうざん 594m)」登山口発
0635時 五合目「毘沙門堂」
0700時 七合目 稜線
0729時~0736時 「東光山(とうこうざん 594m)」山頂
0755時 七合目 稜線
0808時 五合目「毘沙門堂」
0824時  「東光山(とうこうざん 594m)」登山口着

0610時、「東光山(とうこうざん 594m)」登山口、ここに至る道すがら「キジが三羽」「カモシカ 一頭」と遭遇する。里で「カモシカ」とは少し自然度が違いすぎやしないだろうか。


信仰の山とあって合目表示も一合目「賽の河原」、五合目「毘沙門堂」、此所までは嘗ての作業道があがっている


五合目から六合目、稜線に上がった七合目間のブナの林が面白い、すっくと伸びた背の高い白い肌のブナは無い、地上付近で枝分かれしたブナは、更に枝分かれしながら苔むし、黒い枝を縦横に広げたブナは個性豊かなブナになる。


稜線上のブナも変わらず個性豊かな姿形と高さだが色白になる


いつか何処かで見たようなブナ、すっくと伸びないで「雪と風に居苛められれるとこうなるの」と云っている


稜線に上がると鳥海山は眼前に広がる、が今日はその日じゃ無い。霞む先の山頂はガスの中である。ブナと楽しむだけで十分、鳥海山のくっきりシルエットなど望みすぎ。だが海に向かって次第に高度を下げる緩やかなこのカーブは素晴らしい


社殿の建つ「東光山(とうこうざん 594m)」山頂、十合目の標石が立ててある。
山と信仰と農作業と暮らし、切っても切れない山との関係が濃く残る山である


それにしても、「東光山(とうこうざん 594m)」の山のブナは暴れている



「八塩山(やしおさん 713.4m)」
歩行距離 5.3km 所要時間 1時間40分 総上昇量 367m 移動平均速 4.0km(全体平均速 2.6km)

1025時 「八塩山(やしおさん 713.4m)」鳥居の沢登山口発
1041時 風びらコース分岐
1116時   風びらコース合流
1122時 「八塩山(やしおさん 713.4m)」山頂
1136時 「八塩神社」
1154時 「前平コース」登山口
1205時 「八塩山(やしおさん 713.4m)」鳥居の沢登山口着

「八塩山(やしおさん 713.4m)」に向かう道中眺め上げるブナ立ち並ぶ稜線が魅せる
これだけでもブナの森の豊かさが知れる


1025時、登山口には先着五台だが、秋田杉の国故うち二台は林業作業者の車である。東北の山は産業の山でもある。


「八塩山(やしおさん 713.4m)」登山口、鳥居尾根コースをブナを愛でつつ上り前平コースのブナの森で感動しようとの算段で出発する


「東光山(とうこうざん 594m)」のブナとは異なる樹種かと思うほど、


「八塩山(やしおさん 713.4m)」のブナの姿形は美しい。


太く、大きく、真っつぐで高い


見応え十分


「鳥海山展望地」から見る山頂がガスに隠れた今日の「鳥海山」は、山頂一帯のブナに負けている


ブナが輝いている


「八塩山(やしおさん 713.4m)」山頂は、ブナの森の中展望は無い。厚く積もったブナの落ち葉の中を歩くカサカサと鳴る音がいかにもブナの森の山らしい、実に好い。


「八塩山(やしおさん 713.4m)」山頂先の「八塩山神社」のブナが、大きい太い覆い被さる


下りに「前平コース」をとるが此れが大正解、本日二山中最大、最高のブナの森
此れを見ずして「八塩山(やしおさん 713.4m)を語るなと云いたいくらいのブナの森である。


今朝見た「東光山(とうこうざん 594m)」の雪と風にひねたブナも味はある、がブナの本来はこの密度のこの森でこの高さでこの明るさ、此れが東北の山々のブナの森である。


ブナの森を下ると「御林堂 八塩神社」、550年に亘り幾度も建て替えられた「御林堂跡地」と紹介されている。歴史が今に生々しいのも東北の山の印でもある


下りついた前平登山口、その登山道の紹介にこうある
「古道」「山越ルート」「馬の競り売り」「飢餓を救う救援米の道」「矢島酒の買い出し」「海と山の幸の交流」、連綿と生活を支えた道、暮らしの息づかいが聞こえる道である


明日は横手市で登るつもりなれど、東北日本海側の晴れの天気も明日までらしい

2023年10月29日日曜日

奥羽横断駅伝競走大会に遭遇する


10月29日(日) 0530起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 12℃

朝から妙に「道の駅 東由利」の駐車場が忙しい。派手なランニングシューズを履いた若者達が集まり始めている


其処に、国道107号に「奥羽横断駅伝競走 中継点」の横断幕が掛かり、テントが建つ。


ネットで検索すると「第63回」と云うから歴史は古い、今回は「県対抗 6チーム」「一般 19チーム」「高校 3チーム」となっているが、ゼッケン29もあるから1チーム増えているらしい。昨日、岩手県西和賀~横手まで55.9km 6区間で争い、今日は最終日、横手~由利本荘まで56.4kmを6区間で争う。


1030時、先頭が襷をリレーすると30秒おきに次々に襷が渡っていく


その僅か10分後、4区の選手達が一列に並ぶ。
悔しいかな「繰り上げスタート」である。


63回の大会の歴史の中で繰り返されてきた景色だろうが、此れは切ない
チーム競技はこの切なさや悔しさを共有して再び立ち上がるのだろう
山旅三昧の単独山行は、ただ只管山と向き合い山と語らう旅だ
山を駅伝しているのかも知れない


明日は晴れる、二山駅伝しようと準備している