9月26日(木) 0500起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 12℃
今朝の酸ヶ湯の気温が12℃、雨が降り肌寒い等と云うとなんと贅沢なと怒られそうだが快適な朝を迎えている。今日こそ八甲田ロープウェイで「秋探し」と山麓駅に行くも、「山頂駅風速25m/S」で運行休止決定、風が弱まり次第運行するらしい。
待ち時間は、駐車場脇の藪でアケビ探し、色付いて少し割れて食べ頃
野ブドウも蔓の至る所に下がっている、紫色の熟れる寸前の房あり黒々と食べ頃の房あり
ロープウェイ駐車場の「秋探し」が面白い、そして美味しい。アケビの甘ったるいトロトロと野葡萄の酸っぱ甘いを交互に口にすると「秋」です。
1020時「運行を開始します」のアナウンスがある、眼下のブナの森は今色づき始めたばかり、一週間後二週間後は真黄色のブナの森になっているのだろう
ロープウェイ山頂駅を起点に一周30分と60分の木道を歩くコースが設けられている。
少しのアップダウンで根曲り竹とハイマツ、青森トドマツ、ハクサンシャクナゲ、そして高層湿原を楽しめる。
30分も歩くと「田茂萢岳(たもやちだけ 1324m)」直下の高層湿原から左「赤倉岳(あかくらだけ 1548m)」「井戸岳(いどだけ 1577m)」「大岳(おおだけ 1585m)」が湿原の上に浮かぶ、人の声とて無く風が渡るのみ一級の山は寸部の隙も見せない。見事な山容に声も無い。
「秋探し」の黄ガポツポツポツポツ、しかしこれがまた秋の初めらしくて好い
のんびりと木道を歩く「秋探し」、途中の高層湿原観察台でお昼休憩する。ジェットボイルをでお湯を沸かし「チキンラーメン」を食す。連れ曰く「初めてです!」山旅三昧は13年目に入るのだが昼食休憩で「お湯を沸かしてラーメン」は初めてのことらしい。確かに立ったまま休憩し行動食を食べ即歩くが常態化している。偶にはのんびりも好いもんです。
山の天気は一瞬で変わるが「大岳(おおだけ 1585m)」もあっという間にガスの中である。然も次第にガスは下りてくる。
「田茂萢岳(たもやちだけ 1324m)」は、木道脇に山頂があるはずだが藪の中僅かな高みで一枚撮るのみである。
秋は未だ少しばかりの八甲田山なるも「静かなること」「深きこと」「大きく開けること」やはり歩くと一級だ。連れにに見て貰いたかった「八甲田山の秋」、これで十分だろう。
八甲田から30分下ると「黒石・温湯温泉(鶴の名湯 300円/人)」、熱い湯船でたっぷり汗をかき流す
八甲田山はまた温泉の山でもある
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