5月30日(木) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 16℃
「広島の路面電車に乗りたい」ならば広電で飲みに出ましょう。
と、広島市役所電停で下車「蔵屋本店」で、ホルモン入りのスタミナ焼き、連れは海鮮ドッサリ盛りの海鮮焼き。3~4mはあろうかというに鋼板の一枚板上、目の前で焼いて貰うのは実に楽しい。美味しいという評判とこのパフォーマンスは惹きつける。満員な訳である。
早起きして70km先の江田島の「古鷹山(ふるたかやま 394m)」「クマン岳(くまんだけ 400m)」に向かう。呉港通過が0547時、既に道路はバイクと車で大混雑?何故と思っていると港には「自衛艦」と「数隻の潜水艦」そうなのです此所は「海上自衛隊」の本拠地なのである。
「ご苦労さんです」と頭を下げて林道に乗り入れ林道峠からまずは「古鷹山(ふるたか
やま 394m)、通常は海抜0mの港から歩き始めて周回する江田島の山なのだが、見たいのは江田島の山の山頂から見る「瀬戸内海の絶景」だから林道を使った登路のショートカットには拘らない。
「古鷹山(ふるたかやま 394m)」「クマン岳(くまんだけ 400m)」
歩行距離 3.4km 所要時間 1時間48分 総上昇量 332m
0726時 林道峠発
0756時~0809時 「古鷹山(ふるたかやま 394m)」山頂
0831時 林道峠着
0831時 林道峠発
0857時~0906時「クマン岳(くまんだけ 400m)」山頂
0914時 林道峠着
江田島の海を樹間に左右に眺めながら小さなアップダウンを歩く
登路は遊歩道として整備され「木段」が急斜面に伸びる
山頂下の岩場には鎖が張られ、至せり尽くせりの準備が整っている。
「古鷹山(ふるたかやま 394m)」山頂からは、広島市街地から呉市街地、江田島の海が一望である
広島湾に浮かぶ島々とその背後の広島市街地のビル群が妙にアンバランスである。市街地が瀬戸の海と島々に馴染むには、10年以上あるいはもっと時間が掛かりそう、相当な時間が山と町には必要なのである。
それに引き換え「廿日市市街地と宮島の弥山」はぴったし嵌まっているから面白い
峠に戻り対面する「クマン岳(くまんだけ 400m)」に向かって登り返す
登山道脇に山椿の一群がある、海上自衛隊幹部候補生と云う消えかかった看板があるから記念植樹の一群だろう。第五十期とか数十年にわたる記念植樹が行われている。江田島の海上自衛隊にとって馴染み深いに「古鷹山(ふるたかやま 394m)」「クマン岳(くまんだけ 400m)」だが、広瀬中佐は100回上ったと云うからその思い入れが今に続いているのだろう。
山頂に向かう途中に立つ「帆立岩」、そう云われれば「帆を立てた岩」に見える。ました眼下は江田島と安芸灘だからそう呼ぶに相応しい。
稜線には、ウバメガシ、ヤマモモ等の照葉樹が優勢だが、稜線の登路は明るく左右の樹間から時に見える瀬戸内海がキラキラ光るのが実に気持ちを和らげる
「クマン岳(くまんだけ 400m)」は、西方が大きく伐り開かれて「宮島弥山」と廿日市市そして水道が一望である。瀬戸の海も山も一望360度、中々こう云う展望は得られない
そして、眼下に昨日渡った似島の「安芸小富士」「下高山」、皆仲間の瀬戸内の山である
三山目の「倉橋火山」に向かって31km走るも稜線に至る林道は「全面通行止め」、また登る機会があるさと通常ルートの登りも次の機会に譲って転進する
更に70km西へ走り「竹原市」、登り残した山を明日狙うも雨らしい
ニッカのマッサン、竹鶴酒造の酒でじっくり待つしかないでしょう
以後の展開は、明日起きてからしか分からない