2024年6月29日土曜日

南富良野市「ゼロの山(ぜろのやま 743m)」から十勝連峰「三段山(さんだんやま 1748m)」に転進する


6月29日(土) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃

今日は 、南富良野市「ゼロの山(ぜろのやま 743m)」二時間弱の登下降という最近には珍しい山に登る。藪に隠れた「控えめな案内板」で脇に分岐する林道に入る。


林道で七個の熊の糞を確認しながら「尾根コース登山口着」


尾根コース登山口を探すも明確な登山道は無い、恐らくこれだろうという登山道はびっしりと笹が被り微かに登山道の気配があるのみ。登れないことは無いが「ダニ攻撃」との格闘の覚悟がいる。


微かに登山道の気配のある登山口一帯の山フキが、ヒグマが腰を据えて食ったのか見事な食いっぷりの荒らしである。


「森林コース」も夏草の藪で、突入するには「ダニ」との相当な格闘の覚悟がいる


「送電線鉄塔」の刈り払いが行き届いた管理道を利用するしか手がなさそうである、それでも最後の山頂へは「笹漕ぎ」だろう


今日の南富良野市「ゼロの山(ぜろのやま 743m)」の山行は諦める。残雪期に笹を漕ぐでは無く残雪踏んで登り展望を楽しんだ方が良さそうである
林道下ると「エゾシカ」が不思議そうに逃げもせずじっと我が山旅号を見つめる、「そうです、残念ながら我々は次の山に転進です」


90km北上して登り上がったのは「十勝連峰」「三段山(さんだんやま 1748m)」登山口、吹上温泉登山口


「十勝連峰」で唯一登り残した山「三段山(さんだんやま 1748m)」に登る。予定では明日の計画なのだが、通常の登山開始時刻とは3~4時間遅れだが登る
十勝連峰「三段山(さんだんやま 1748m)」への登山口は二ヶ所吹上温泉「吹上保養センター白銀荘」


そして「十勝岳温泉」、十勝岳温泉の標高が250mほど高いので山頂までの所要時間は短い。両登山口とも温泉付だから選択には迷う



十勝連峰「三段山(さんだんやま 1748m)」
歩行距離 6.2km 所要時間 3時間40分 総上昇量 732m

0800時 「吹上保養センター白銀荘」登山口発
1005時~1021時 十勝連峰「三段山(さんだんやま 1748m)」山頂
1140時 「吹上保養センター白銀荘」登山口着

吹上温泉登山口から良く刈り払いされた笹原を登るも直ぐに笹の花が咲いた被り気味の笹原が続く


エゾマツの林の笹原の登りになる、林の中は笹が被らないので歩きやすい


エゾマツの林からいきなりハイマツのトンネルの登りになる、エゾマツからダケカンバそしてハイマツという手順無視でいきなりのトンネル、これが「十勝連峰」だったかも知れないと思い出しながら登る


ハイマツのトンネルの一部がトラバースに掛かるとトンエルが開け展望が効く、見えてきたのは十勝岳の噴煙これまでも短期周期で大災害をもたらした山だが、常時観測態勢が整った現在、この時点ではその警報は出ていない。


そしてハイマツのトンエルの枝先に漸く十勝連峰「三段山(さんだんやま 1748m)の天辺が見える


更にハイマツのトンネルを一段登り上がりトンネルの切れ間から見えるのは、「大雪の山々」残雪にくっきり色分けされた山を見るのは久し振りで少し心が躍る。


足元には磯ツツジ


花・エゾノツガザクラ


花・アオノツガザクラ


花・キバナシャクナゲ


花・ショウジョウバカマ


登り上がった山頂には、大勢の登山者が休憩中である、殆どが「十勝岳温泉」登山口かららしい、十勝岳をバックに一枚撮る


13年前に縦走登山した「富良野岳」「三峰山」


「上ホロカメットク山」


「十勝岳」


十勝岳から時計周りに半周「十勝連峰の稜線」が見事である
振り返れば「富良野から上富良野そして美瑛」の広大な農地と点在する町が広がる



今日の転進は大正解である

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