2025年6月18日水曜日

狩場山登山口「ブナ遺伝資源保存林」を歩く


6月18日(水) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 18℃

 早起きし函館から80km、0600時一時間走り八雲町へ、狙いは「ラーメン山岡家の朝ラーメン」だったのだが開店は1000時。今朝も失敗である。
 だが、「室蘭のチキウ岬と渡島半島」に囲まれた穏やかな噴火湾をみて「ギダン」が止む。



 0910時、島牧村着で「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に向かい林道を上る



 道中林道には「熊出没注意」の立て看板



 さらに「山菜よりも大切な命」の立て看板が立つも、「おじん」と「おばん」は関係無いとばかり軽自動車を藪に突っ込み、雨合羽、帽子、頬被りの完全装備で藪に入っている。然も藪に突っ込んだ軽自動車の天井では、熊避けのサイレンが唸っているから魂消た。



 「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に向かう林道は、「賀老高原キャンプ場」先で「通行止め」の看板が立っている。「狩場山(かりばやま 1520.2m)」の新道登山口は4km先だからチョイ辛い。
 「ブナ遺伝資源保存林」は、少し歩くだけだから助かる



 其処は「狩場山・大平山周辺森林生態系保存地域」である 


 
そして「ブナ遺伝資源資源保存林」




 遊歩道には昨秋のブナの殻がびっしり積もっている。昨秋は大豊作だった故に優に数十頭の熊を飼えたに違いない。どうりで渡島半島の熊害のニュースが絶えなかった訳である



 今夏山旅何故此所が一番先かという訳だが、実は2012年9月7日(金)「狩場山(かりばやま 1520.2m)」に登った際に「ブナ遺伝資源保存林」を知らず見過ごした。其処に「corvette82」さんから「ブナ遺伝資源保存林」有りのコメントを頂いた。以後訪れる機会が無く13年振りに訪問する。



 ブナの森は圧巻の巨木




且つ「高い」、九州のブナは横広がりだからこの高さには驚愕である。然も北限のブナ故の強靱且つ不屈の根性もある


              

 さらに、水が豊かかなのは北海道故かも知れずブナの森かも知れず



 その林床には「ワラビ」が芽を出し



 「根曲り竹の筍」が至る所に出ている



 「ハクサンチドリ」の紫だって負けてない



 北海道に上陸し豊かな森を一番目にした算段は大成功である
 ニセコに向かって北上途中「寿都温泉 ゆべつのゆ(600円)」で汗を流す。天然温泉掛け流し、癒やしの湯船の湯温43.5℃だから日焼けした上に茹で上がってしまった。



 明日はニセコ周辺で山を巡る

2025年6月17日火曜日

出発して一週間、北海道函館着


6月17日(火) 0345起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 18℃

 昨日は弘前城天守に上がり追手門場外に出ると「昔ながらの弘前アイス(200円)」を道売りしている



 ザラザラ感のあるあっさりアイス、そう云えば昔々自転車で道売りしていたアイスだ。



 0650時発「大間港発~函館港行き」フェリーに「山旅号+二人(17500円)」に乗船、大型トラック無しの乗用車のみの朝第一便である。



 低気圧通過後の北からの風は強いもののフェリーは揺れることもなく0820時函館港着



 弘前城天守の余韻のまま「五稜郭」訪問



 「特別史跡 五稜郭跡」、幕末の箱館港開港に伴い設置された箱館奉行所の防御施設で、西洋式土塁とある。



 「堀」と「石垣」を巡らせているが「現存十二城」とは趣を異にする




 五稜郭公園の中に「箱館奉行所」がスケールを縮小し復元されている。「天守」ではなく「政庁」である。



 「特別史跡 五稜郭跡」の堀の外に「五稜郭タワー」が建つ、現代の「天守」かも知れない。
外国からの観光客が大挙してタワー入っいく。



 タワーに上がることもなく北海道上陸第一番は「天然温泉掛け流し 花園温泉(480円)」で朝湯する。低温の湯船の湯温が44℃、高温の湯船の湯温は46℃流石に足を入れただけでアッチッチで撤退する。



 今夜は箱館上陸祝い、北海道の山旅の作戦を練る

2025年6月16日月曜日

「重要文化財 弘前城」に上がる 


6月16日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 19℃

 昨夕は秋田庄内のお酒を頂いて



 爆睡、0430時起床するも小雨が降り山がガスの中



 月山をあっさり諦めて、0620時残雪が少し残る鳥海山を見ながら北上する



 1000時白神山地の入り口「二ツ井」着、ここまで北上すると空は晴れガスも切れ白神山地が黒々と横たわる。山に入るとブナの新緑が鮮やかなことだろう



 鶴岡から300km北上し1140時、「弘前城 追手門」着、掘は外堀で桜の木が掘を囲んでおり、桜の季節の華やかさが知れる



 弘前城は「石普請」の真っ最中、はらんだ石垣が崩壊の恐れがあるという調査結果だったとか。



 故に、石垣の上の「重要文化財 弘前城」は「曳家」ならぬ「曳城」で移動されている。小さな天守だが背後の岩木山が引立役だから他の「現存十二城」に負けるはずがない。



 「重要文化財 弘前城天守」
 文化七年(1810年)完成
 慶長十六年(1611年)完成の天守が落雷で焼失、二百年後に再建するという津軽の根性に拍手である。



 銅瓦も豪華なら



 開け放たれた「黒光りする扉」が実に好い


その天守は目下鋼材で補強されての「曳城」なるも、天守の窓からの「岩木山」は空前絶後の美形である



さらに「重要文化財 弘前城」から眺める広大な広がりの中の「岩木山」の姿は津軽の自慢な訳である。



 明日北海道に渡る

2025年6月15日日曜日

「国宝 松本城」に上がる


6月15日(日) 0430起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 22℃

 0430時起床し昨日の動画をブログに載せる。昨日中に載せられないのは、動画アップに時間を要する。その時点で程良い酔い加減故に間違いがあってはならいという遠慮故である。決して飲み足らない訳ではない 。動画アップが終わって0620時、恵那SAの「濃厚味噌ラーメン(870円)」で腹ごしらえを済ませ



 147km走って信州松本着、内堀に浮かぶ「国宝 松本城」を見上げる



 城内「二の丸跡」から見る「国宝 松本城」の天守と左右の後付けされた櫓とのバランスが実に微妙、しかしこの左右の櫓無しでは「国宝 松本城」たり得ないだろう



 天守から「常念岳」「大天井岳」が望めると云うだけでも日本一の天守だ。しかし今日は梅雨の雲に隠れて見えないのが残念。



 天守から「常念岳」「大天井岳」が望める故の「国宝」ではないが、天守には「昭和二十七年 国宝指定」の額が掛かっている



 天守の狭間から眺める「天守と櫓と屋根瓦」の繋ぎの妙に見入ってしまう



 松本から416km走り「山形県鶴岡市」着、さて明日はどうする。天気が思わしくないが「月山スキー場」まで上がってみるか
動画は明日です

2025年6月14日土曜日

「国宝 彦根城天守閣 付櫓及び多門櫓」・「重要文化財 丸岡城」・「国宝 犬山城」に上がる


6月14日(土) 0500起床 (ーーー)
天気 雨
気温 22℃

 「国宝 彦根城天守閣 付櫓及び多門櫓」

 堀に映る木々と石垣



 そして巡らせた石垣



 そこに「国宝 彦根城天守付櫓及び多門櫓」だ、一級の仕掛けがずらり揃っている



 慶長9年(1604年)から20年近い歳月を掛けて完成したという天守から「彦根の街と琵琶湖」が一望、この高さから見るこの景色は山の天辺から見る景色とは異なる。天下人の見る景色である。
 

「国宝 彦根城天守閣 付櫓及び多門櫓」の動画は昨日同様明日にでも・・・。




「重要文化財 丸岡城

 山上の石垣に天守が姿形良くスックと聳える



 何と云っても圧巻は「石瓦と鬼瓦」、四千枚を超える石瓦の重量は、優に百トンを超えるというから、構造計算が成り立つ話しではない。



 その実物を狭間から見る。
石の瓦がきっちり組まれ流れている、あな恐ろしやこんなことが出来るとは



 「重要文化財 丸岡城」のもう一つの「重要文化財・・・?」
「一筆啓 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

 
歴史はものに触れるだけではないこと、この一筆で知る

重要文化財 丸岡城」の動画は昨日同様明日にでも・・・。





「国宝 犬山城」
 
 戦国絵地図のど真ん中の「国宝 犬山城」である。



 天守が現存十二城のうち、最も旧い形式を伝えているという



 室町時代の1537年、大河川木曽川のほとりの小高い山の上に築かれた「後堅固の城の天守」からの眺めは絶景。 
 「信長」「秀吉」「家康」の三英傑が奪い合うと云うのも頷ける



 現存十二城の中で此れまで上がった城の、柱や桁の「手斧」の痕は何処の城も見事な痕である。此れを見るだけで技術と技の水準の高み知る


「国宝 犬山城」の動画は明日にでも・・・。




 明日は「松本城」に上がる