2020年2月15日土曜日

「梅ヶ谷山(ばいがたにやま 1316m)・うなめご(うなめご 1284m)」に登る


2月15日(土) 0400起床 (---)
天気 曇り
気温 2℃

松山市の南に位置する標高400mの久万高原町の朝は2℃、下界では暖かい朝という予報もここでは関係なし。0400時起床、天気予報とアメダスを確認すると1200時までは天気は大丈夫と見て地図をプリントアウトする







 

「梅ヶ谷山(ばいがたにやま 1316m)・うなめご(うなめご 1284m)」
歩行距離 7.1㎞ 所要時間 3時間36分 総上昇量 681m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 2.0㎞)

0742時 井内峠隧道登山口発
0752時 井内峠
0842時 「梅ヶ谷山(ばいがたにやま 1316m)」山頂
0845時~0858時 「梅ヶ谷山」山頂先展望台
0904時 「梅ヶ谷山」山頂
0935時 井内峠
0956時 うなめ峠地蔵尊
1021時 上木峠・皿ヶ峰分岐
1023時~1032時 「うなめご(うなめご 1284m)」山頂
1035時 上木峠・皿ヶ峰分岐
1053時 うな目地蔵尊
1109時 井内峠
1118時 井内峠隧道登山口着

久万高原町の道の駅から28㎞走り上がった井内峠隧道の東温市側出口は大きな落石で塞がれている
隧道入り口側登山口から出発、登山口から井内峠までは10分。

















右が「梅ヶ谷山」左が「うなめご」、先ずは右手「梅ヶ谷山」へ向かう
足元は笹薮、薄いところもあり足元が全く見えない藪有り、小さなアップダウンを繰り返しながら高度を上げる









北に高縄半島の今治市の背後の「高縄山」「楢原山」の山群が大きく広く高くスカイラインをくっきり浮かび上がらせている
山の展望の醍醐味、浮かれてしまう










山頂下の急な山稜を登っていくと山頂は足元が全く見えない笹薮














反射板が建つ山頂は1315mとある
反射板と灌木で展望ない















小さく下って登り返した50m先が展望台











「石墨山1457m」の奥に「石鎚山」が見事な姿を見せる
見えるとはガイドブックで読んでいるも「ここまで」とは予想していない
だから登ってみないと分からない。現場が一番です。





南東に目を凝らすと遥かに高知から太平洋が見えているかも?
きっとそうです













山頂から下りつつ右下に見えるのは松山市の隣町「東温市」の山間の集落が山裾に綺麗に広がる。峠を越えつつ見る風景はこうであったのだろう。日本の「原風景」である













井内峠に下り左へ「うなめご」に向かう













緩く登っていくと「うなめ峠」、山界万霊の台座に地蔵尊
山の本にこうある「昭和初期まで続いた預け牛の習慣の名残に由来する峠名、里が田植えを終わるころ農繁期を迎える久万高原の直瀬へ峠を越えて牛を預けた。この習慣から両地域は血縁が深く(幼くして嫁ぐ(うぶ)な女子(めご)へのはなむけの地名)」とか。峠に残る昔々の情けの深い物語





山頂下はこれでもかと云う急坂「元気坂」と云うらしい、一足0.5mの登りが20分、顎が出る



















そこを癒してくれる「ブナの大木の枝越しに見えてくる石鎚山」












つい先ほど登った反射版の建つ「梅ヶ谷山」越しの「石鎚山」がこれまた美しい
なんたって「西日本の雄」、見事の一語である









「皿ヶ峰」への縦走路から分岐して「うなめご(うなめご 1284m)」山頂
自然林に囲まれ展望は枝透かし











縦走路分岐に戻り「皿ヶ峰(さらがみね 1278m)」のまん丸い山頂のドームが稜線に拡がる
天気が良ければ今日これからでも登ってみたいと思わせる山容である










ブナの大木が建つ稜線を一歩一歩、

















久しぶりの山の気を味わいながら下る。
四国八十八カ所巡りも煩悩が晴れるも、数時間の山歩きは煩悩をすっかり払ってくれる。
こう云うと「弘法大師」に怒られるかな?
否そうではなく「そうであろうよ」と云って貰っているかもしれない












久万高原町から「大洲市」に向かって下っていると「小田川」が流れる
透明な川水が綺麗、清らか、なめらかで美しい、この水が、この川が暴れるとは想像ができない。目当ての温泉は先の洪水で閉鎖
「大洲市」の温泉で湯浴みする

1 件のコメント:

  1. こんにちは、Facebookでパノラマ拝見しました。今日は単独行動だったんですね。
    また、すぐに天気は崩れ、月曜日は大荒れの冬らしくなるという。
    お遍路さんも少しお休みになり、骨休めも必要では?
    大洲市に入られるとか、清水市長さんも亡くなられて災害も来たり、けあらしの交流もあります。

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