2024年11月7日木曜日

「三ツ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」に登る


11月7日(木) 0500起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 6℃

 大仁田ダム堰堤下の登山口駐車場に「なんもく(南牧)村」案内図がある。案内図中央下の「三ツ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」に登る。この山の紹介文句は「山肌を彩るアカヤシオ。秋の紅葉もみごと」とあるが、登り下りに通過する尾根上の岩場の悪場も一級品である



  「三ツ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」
歩行距離 2.4km 所要時間 2時間41分 総上昇量 404m

0713時 大仁田ダム下登山口発
0722時 竜王大権現コース分岐
0754時 稜線鞍部
0858時~0902時 「三ツ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」山頂
0930時 竜王大権現社
0949時 竜王大権現社分岐
0954時 大仁田ダム下登山口着

 トイレ完備の大仁田ダム下駐車場から急傾斜の沢に打たれた数段の砂防堰堤を10分上がると、



 尾根コースと竜王大権現コースとの分岐に上がる。沢を直進して尾根コースに入り山頂を越えて竜王大権現コースを下り周回する



 杉林の中のたっぷり水が流れる沢を数回渡り返しながら、アキレス腱が伸びきる急坂を上り上がる



 その急坂を上り上がると稜線下に作業道が上がっている、この急坂の何処をどう算段すれば此所の高さまで作業道を付けられるのかと、林業のプロの経験知に感嘆である



 作業道から一登りで「三ツ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」南西の鞍部に上がる、冷たい北西の風が吹き抜ける尾根は防寒着なしでは歩けない。雨具を防寒着代わりに着る。



  「荒船山(あらふねやま 1422.5m)」が木々の隙間から見えたのも一時、



 その後は、大岩を越える、登る、巻くの連続の岩稜登りが続く



 大岩をトラバースするのだが壁の如き岩壁下を慎重に一歩一歩、乗っ越すにしても根っ子頼りだから普通の登山道ではない。一人旅ではこう云う箇所を丁寧且つ慎重に歩かなければならない。



 と云っても、秋真っ盛りは楽しまなければ勿体ない。余裕も要るのである。



 灌木が行く先の岩場を隠すので、先の岩場を予想しつつ確実に登り上がる。



 山頂稜線に上がるもツツジの灌木の狭い岩稜、その先に山頂標識が建つ



 ツツジの藪で遮る物のない展望全周とは行かないが、西上州の山々が一望である



 「妙義山」「榛名山」遙か遠くには「浅間山」が見える



 南牧村の山々、とても1000m級の山とは思われない峻険さだから驚く、侮ること勿れ
 狭い山頂の岩稜を渡る風は冷たいが、ツツジの灌木の紅葉は最後の輝きだろうか



 山頂の岩稜から竜王大権現コースを下るも、下りつつ岩稜を登り岩壁をトラバースすると云う悪路である



 転ばぬよう、滑らぬよう、躓かぬよう慎重に歩くしまない



 岩場を抜けても杉林の急坂が待っている、ズルッと登山靴が滑るのをコントロールしながらの下りだから最後まで緊張は解けない



 山頂から47分掛かって尾根コース分岐に下り着く。この周回コース覚悟して登らないと「こんな筈じゃなかった、もっと楽しめるはずでは?」等と嘆く羽目になる



 下り着いても苦難は続く、下仁田温泉清流荘に行けば「日帰り温泉」は休館中?よくよく聞くと日帰り温泉の「露天風呂」の落葉処理が間に合わず止むなく休館とのこと。



 ならば行くしかない16km妙義山の麓まで走って妙義カントリークラブの「妙義長寿の湯(800円)」でホッと一湯する



 明日も「なんもく(南牧)村」の山を登らせて貰う、覚悟して登らなければならないらしい

0 件のコメント:

コメントを投稿