3月17日(日) 0400起床 (---)
天気 晴れ時々雨
気温 5℃
山旅の不思議の一つ「大観光地の山が土日に重なる」、今日は「日曜日」、大観光地「熊野那智大社&大門坂」と「光ヶ峰(ひかりがみね 686m)」が重なる。
とは言っても、我々は0615時大門坂駐車場着朝一番乗り、大門坂無料駐車場はガラガラ。
「光ヶ峰(ひかりがみね 686m)」
歩行距離 6.0㎞ 所要時間 3時間52分 総上昇量 329m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.5㎞)
0635時 大門坂駐車場発
0858時 登山口
0720時 登山口発見
0858時 崩壊沢撤退
登山口が砂防ダムリニューアル工事中、急坂コンクリート舗装が堰堤へ上がっている
「光ヶ峰入り口」の案内板はあるも切土羽の上、ステップ無しなので周辺を探し回るもそれらしき登山口はない。
やはり此処らしいと標識の先をよくよく見ると、落ちた岩、倒れた竹林、荒れ放題の窪みが登山道らしい、
入ってみると確かに登山道らしい。探す事20分ヤレヤレ。
しかし、その登山口は難所、倒れた竹を越え、潜り、落ちた岩を越え、避け漸くそれらしき登山道に入る
それも束の間、シダが覆う登山道をゆっくり登る
それでも、朝日射す中の「山桜」は美しい
登って行くと其処にも「山桜」、朝日の中の楚々とした主義主張しない桜が良い
更に、山桜が咲く急坂を登る
シダが茂る沢の崩壊地に出る、慎重に通過する
次に出てきたのは「沢の大崩壊地」とは言っても距離にすれば「10m」、手掛かり、足掛かりに乏しい崩壊地、「山旅仙人」は普通に通過なのだが、「連れ」はそうはいかない。大崩壊地の直下は滝の如き落差、一旦恐怖を覚えたら進めない。
今日は此処まで「撤退」
それでも十分な「挑戦」です
所が下りが半端なく急だから「連れ」は手古摺る
其れを癒して呉れるのも「山桜」、見上げる余裕があれば楽しめる
下りも楽じゃないけれど、
「大門坂」と「那智の滝」
歩行距離 3.4㎞ 所要時間 1時間38分 総上昇量 260m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速2.0㎞)
思いがけなく早く降りてしまったので「大門坂」を歩く
「連れ」も此処は軽快に登って行く
道中の石畳の道では「記念撮影」のパーティーがある
巨杉と石畳の大門坂は、数百年の杉と苔、そして大門坂を手入れする山上人で成り立っている。ここの大門坂はアジア人が目立つ、それだけ大観光地。
石畳みの石一枚一枚が参詣者一人一人の祈りなのだろう
昔々の祈りの道を踏んでいる感がある
登りついた「那智山青岸渡寺」の檜皮葺が迎えてくれる
殊更に優しい山上の風景に感動である
そして此処から見る「光ヶ峰」は、堂々とした山体、なだらかで優しい稜線が惹きつける
境内から下ると「那智の滝」が落ちている
「滝水」が風に舞う
大門坂に戻り「那智勝浦漁港」に行く、巡視船が停泊その先にはマグロ船が舫っている
那智勝浦は大リゾート地である
それよりもなりより「生マグロ」は絶品、これまでの「マグロ」の概念が覆る
生に勝るものなし
今日で那智勝浦が終わる
おはようございます。
返信削除パソコンにて対応中。
滝も奇麗ですね。また、生マグロは最高でしょう。
焼酎や酒が進んだことでしょう。
那智勝浦は大阪から近く、昔から京や堺に繁栄をもたらしたんでしょう。
那智の滝から山が見える。その山から朝日が上がる。名付けて「光ヶ峰」、その山に向かって祈る「光ヶ峰」の岩が那智の滝に鎮座する。恭しく手を合わせて「敗退」が「完登」になる。
返信削除那智勝浦とくれば「生マグロ」、マグロの概念を完璧に覆されます。此れまで食べていたマグロとは別物です。「甑島」の「たいら」のお父さんに笑われるかもしれない。