2019年5月26日日曜日

「指尾山(さしおやま 1418m)」に登る


5月26日(日) 0330起床 (---)
天気 快晴
気温 15℃

昨日、白山「御前峰」から下った観光新道は「旧越前禅定道」である
「旧越前禅定道」は、福井県勝山市「平泉寺白山神社」が起点で、市ノ瀬から「六万山」経由「指尾山」から観光新道分岐「別当坂」「殿ヶ池」を経て白山室堂、そして山頂に到る
今日は、この旧越前禅定道を、「六万山」から「指尾山」に登る

「指尾山(さしおやま 1418m)」
歩行距離 9.2㎞ 所要時間 4時間07分 総上昇量 516m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.2㎞)

0520時 市ノ瀬ビジターセンター駐車場発
0536時 登山口
0545時 六万山取付き
0558時 作業道
0636時 シマイ馬場
0643時 「六万山(ろくまんざん 1260m)」
0735時~0750時 「指尾山(さしおやま 1217.96m)」山頂
0823時 「六万山」
0828時 シマイ馬場
0903時 六万山取付き
0914時 登山口
0927時 市ノ瀬ビジターセンター駐車場着

白山禅定道(旧越前禅定道)登山口は、釈迦新道登山口を兼ねている
釈迦新道登山口が湯之谷橋で通行止めなので、登山口には進入禁止のロープが張ってある
これを潜って「白山禅定道(旧越前禅定道)」に取付く









ワラビやイタドリ、山ウド等の山菜が彩る杉の林を進むと、苔むす石段が残るブナやミズナラの森に変わる












砂防工事の作業道と交差しますます傾斜を増す「六万山」の急坂を登る、ブナとミズナラの森は緑が鮮やか且つ豪雪の痕跡を残す








「六万山」から「指尾山」の稜線に上がると、朝日が射し込み白山山頂から吹き下ろす冷たい風が吹き抜ける















「六万山(ろくまんざん 1260m)」は、稜線のコブなどではなく顕著な山頂である
展望は無い











稜線には、ブナ、ミズナラの巨木に混じり「檜」の「巨樹」が幹をくねらせ、枝を四方に張り、岩を抱き立つ、この尾根の雪の重さを体現している
















その稜線の梢の間から「別山」を見る















「指尾山」山頂付近は、稜線に大岩がゴロゴロしており、その大岩の間を跨ぎ、潜り、擦り抜けて歩く














ブナの大木が登山道を塞ぐ
















「指尾山(さしおやま417.96m)」山頂は、白山釈迦岳から白山が正面に開ける










正面に白山「(御前峰)・(大汝峰)」が真正面に見え右手梢の先「別山」が見える
「指尾山」が、山を遥拝する「伏拝(ふしおがみ)」であるのも容易に察しが付く大展望である
「旧越前禅定道」が上部に伸びている







イワカガミが足元に咲く
一帯が群落、楽しみながら下る
たった一人静かな山を味わう








市ノ瀬の「永井旅館の温泉」は、下流の白峰温泉「わかば祭り」に「岩魚の塩焼き」を出店で臨時休館
10㎞下ってその「白峰温泉総湯」で湯浴み、「わかば祭り」出店の「岩魚の塩焼き」と「ヤキトリ」「マイタケごはん」「山菜の天ぷら」を買って市ノ瀬ビジターセンター駐車場に戻る。白峰温泉で30度を越えた気温は、市ノ瀬では25℃快適な風の中ビールをやっている

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    山がまた紀伊半島とは違いますね。
    植林された山ではない、凄みが伝わります。
    しばらく天気も良さそうですので、楽しみは沢山ですね。
    日本酒も忘れずに!笑

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  2. 「白山」に登る道が三つある。加賀から越前から美濃から。高野山や伊勢がそうであるように其処に到る歩く道が今に残る。全線を歩くことは出来ないのでその一部を自分の足で歩く。登って見たい、見てみたい、森を巡りたいが山旅三昧だけれど、遥かな昔の山は「信仰の対象」である。歩いてみると少し「信仰」の心持ちが分かる気がする。
    永遠と一瞬、今と此れから、時間をどの様に感じるかが核心のような気がする

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