2019年5月2日木曜日

「北部台高山脈」を高見峠から「明神山」を往復する


5月2日(木) 0330起床 (ーーー)
天気 ガスのち晴れ
気温 13℃ 

昨夕は、今日の長躯に備えて400gの赤肉をフライパンで焼く
熱々、滴る肉汁毎しっかりと頂き準備は万端
「台高山脈」は、高見山から尾鷲迄伸びる紀伊半島の背骨、先日林道の崖上で泊して登った「マブシ嶺」まで繋がる長大な山脈である。
今日は、その「台高山脈」の北部を「高見峠」から「明神山」まで往復する




「北部台高山脈」を「高見峠」から「明神山」を往復
歩行距離 23.4㎞ 所要時間 8時間56分 総上昇量 1779m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速 2.6㎞)

0551時 高見峠発
0635時 「雲ヶ瀬山」
0650時~0655時 林道分岐 
0741時~0750時 「地蔵谷の頭」
0811時 伊勢辻
0819時 「伊勢辻山」
0843時 「赤ゾレ山」
0927時~0935時 「国見山」
0953時 「水無山」
1005時 明神平小屋
1025時~1033時 「前山」
1251時~1257時 「明神山」
1113時 明神平小屋
1130時 「水無山」
1146時 「国見山」
1241時~1248時 「伊勢辻山」
1252時 伊勢辻
1308時 「地蔵谷の頭」
1352時 林道分岐
1416時 「雲ヶ瀬山」
1447時 高見峠着

一昨日・昨日の雨で山はガスの中です、それでも午後から晴れると確信して高見峠から「雲ヶ瀬山」「伊勢辻山」「赤ゾレ山」「国見山」そして最終目標の「明神山」を踏み往復する













ガスで20m~50mの範囲が見えるのみ、縦走路のテープを頼り脇目を振る余裕も無く歩く














足元に出て来る「北部台高縦走路 東吉野村」を確認しながら進む。
しっかりテープや足元を確認する限り縦走路は一本道である








伊勢辻までは、自然林と人工林が稜線を挟んで向かい合ったり伐採地が在ったり、歩くのみであるも、「伊勢辻」から稜線は一変する


















日本級のブナの森が出現、それが巨木であったりなかったりするのだが稜線に生えるさまが綺麗、誇れる日本級のブナの森である














其処に「伊勢辻山」の日本庭園がアクセントを加えるから楽しい











稜線はブナの自然林なので時には「ブナのジャングル」になったりす、そしてこのジャングルも日本級である












ブナの稜線が草原に変わると「池」が出現、「和」の雰囲気である












ガスの中のブナの森、林床にはバイケイソウ作ったような景観が広がる

















ガスがブナを美しく見せるから、ガスもまた良しである










歩きながら気になっていた「踏み跡」がある。時々縦走路に残る怪しい踏み跡「熊?」まさかとは思うけれど「笛」を吹きつつの歩きである









明神平に下り一瞬ガスが切れた、明神平の様子が浮かびあがる。
高校、大学の小屋がある
此れも日本級だろう











其処に今日の目的の山「明神山」がブナの森の先に高い











遥々やってきた「明神山」片道12㎞である




















下るとガスが切れて「国見山」が大きい













帰り道、ガスが切れて尚一層「日本級のブナ」がの存在感が増す、其処を楽しみながら歩く


















稜線の「池」は、日本庭園の「和」を一層華やかに見せるから面白い










振り返ると右から「前山」「明神山」「水無山」「国見山」がずらり、魅せる稜線であ











谷の「ブナの林」の尚一層の「パワーアップ」、その迫力に圧倒される












今朝はガスの中であった「高見山」への稜線、そして左へ「三峰山」に伸びる「高見山地」が一望である
見える範囲の山は歩いた
あすは「高見山」に登る積りである
「日本級」の稜線は人気らしい、お嬢さん二人が三泊四日で「台高山脈」全山縦走高見山から大台ケ原経由尾鷲まで歩くと云う。「天気は大丈夫だから頑張れ」とエールを送る。

紀伊の背骨「台高山脈」は、日本級です。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    伊勢神宮に行かれてパワーアップ!ガスなどなんのその。
    あとから天気も良くなり、山の醍醐味も伝わってきます。連休の中日を過ぎ後半戦へ。
    天気が良くなるので人も多くなりますね。

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  2. 流石に「24㎞」「1000m」越えのアップダウンは堪えます。が、台高山脈の一端の雰囲気を味わえて最高です。こういうことも、行ってみて、登って見てこその感想です。
    高々1000m級の山脈ですが、やはり日本級です。地元の皆さんが誇る訳が登って見て分かります。
    「日本一」「日本級」を持つことが如何に大事かわかる一日でした

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