2019年5月12日日曜日

「釈迦ヶ岳(しゃかがたけ 1800m)」に登る


5月12日(日) 0330起床 (---)
天気 晴れのち曇り
気温 8℃

昨日は十津川から国道168号経由、



















熊情報の林道峠まで46㎞走り登り上がる











爽やかな風が吹き渡る峠でロックで乾杯、静かな夜が更ける
真夜中、空は満天の星、天の川を久しぶりに眺める










「釈迦ヶ岳(しゃかがたけ 1800m)」
歩行距離 12.0㎞ 所要時間 5時間34分 総上昇量 807m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 2.2㎞)

0500時 林道峠発
0540時 旧道合流点
0612時 古田の森
0645時 千丈平
0650時 水場
0707時~0733時 「釈迦ヶ岳(しゃかがたけ 1800m)」山頂
0815時 深仙ノ宿
0827時 大日岩基部
0838時~0849時 深仙ノ宿
0920時 千丈平
0945時 古田の森
1008時 旧道合流点
1034時 林道峠着

今季、初のアケボノツツジを見ながら


















ブナの古木の天端を朝日が射す尾根を登る
これを見たさの早出である












左に「釈迦」山頂、右に「大日岩」が黒いシルエット
刻々、一歩、一歩、朝日が少しづつ上がる
シルエットはすこし、ほんの少しづつ変化する










そして尾根一面の笹原も主役である












逆光だがこの地点からひょっとして山頂の「釈迦如来像」を見ている














「八経ヶ岳」を左手に見ながら山頂へ登る













山頂下の「水」が美味しい、パイプの先に両手を置いてたっぷり溜まったところを頂く、山の醍醐味は此処にもある










山頂下分岐に「大峰奥駈道」の石柱が立ちこちら「玉置山」こなたは「弥山」である

















「釈迦如来像」が立つ山頂に上がる 

















強力が一人で担ぎ上げたという伝説が残る「釈迦如来像」である




















「釈迦ヶ岳」に「釈迦如来像」そして「大峰奥駈道」、物語りは出来上がっている














山頂から北に「大峰奥駈道」が「八経ヶ岳」に伸びている
「大峰奥駈道」の北をそして南を歩いて紀伊の山深さを知る










山頂から「大日岳」に下る














下ると「深仙ノ宿」が建つコル、行者の宿と登山者の宿である












南東方向、深い谷に尾根が重なり遥かに稜線が繋がる。登った山の稜線である





「大日岳」は登らない基部に咲く「ミツバツツジ」を愛でるだけで十分


















鹿も恐れる様子はない、春のひと時を同じように楽しんでいるのだろうか










陽が高くなると「アケボノツツジ」のピンクが更に鮮やかに輝く
山肌の一叢の花が其処だけ輝くから嬉しい












登山口に下り、延々と林道下るのだが林道切崖の緑のトンネルの中だから贅沢である








温泉で汗を流し、道の駅で「きぬさや」を買い茹でて味塩で頂く
麦酒で乾杯である
山頂で二人の若者と出会う。東の沢から孔雀へ上がり「釈迦ヶ岳」と云う
聞くと「航海と機関」の高級船員、研修の合間の山らしい。元山岳部員と云うから嬉しい。「山旅三昧」を紹介する。航海の合間大海原で山の様子を知るのも良いかもしれない
ゆくゆくは「船長」と「機関長」だろう。「海」も「山」も持つ贅沢に気付くのはそのころだろうか。こういう出合いは実に楽しく嬉しい。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    山の上の釈迦如来像には驚きましたが、さらに下山され、山行きされている船員さんとの話は、海山得意な先輩とは話があったことでしょう。楽しいビールになりましたか?笑笑

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  2. 山頂での会話ですが、それはそれは楽しい一時でした。一般ルートではなく、困難なバリエーションルートを登っているのも見上げたものです。一般ルートはこの年になっても登れるから今はバリエーション。ルートでしょう。
    5か月海上2ヶ月は陸と云うから、山での喜びは一層でしょう
    若いと云う事に羨望を覚えました

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