11月16日(土) 0500起床 (ーーー)
天気 曇り時々雨
気温 18℃
雨の朝、双子姉妹は雨合羽を着て通園バスに乗り込む。昨夕「明日は一緒に相撲を見よう」と云ってあるので、幼稚園で気も漫ろかも知れない。
大相撲の本場所観戦は初めて、然も席は「東七列 21番」と云う土俵に近い枡席である
15日間全席完売という人気の中手に入れた貴重な席なので、「娘と双子姉妹」それに「山旅三昧本人と連れ」で観戦しようという訳である。
正面玄関ホールに「優勝賜盃」
「殊勲賞・敢闘賞・技能賞」三賞のトロティーが置かれている
1200時、三段目力士の取り組みが進む。贔屓の力士が登場すると大きな声援が飛ぶ、まだ客の入りは1割もない静かな館内の「大声援」は確実に力士に届いている。励みになる声援だろう。そんな館内三段目から幕下と取り組みは続いていく中、焼き鳥と唐揚げを摘まみつつビール、お酒を頂き、かねて有望と噂の若手力士の取り組みを楽しむ。
十両力士の土俵入り時点で席は半分以上埋まる。十両の取り組みになると時間一杯の仕切りまで、力士の名を呼ぶ大声援が途切れることがない
我々の両側の枡席共に外国の方々、力士名で声援を送っているから相当な大相撲通らしいと見た。大相撲は人気絶頂である
幕内力士土俵入り、人気力士の名前がアナウンスされると館内の大声援は絶頂、子供の声援は声が高いので館内でよく響く
大関「琴櫻」は、「阿炎」に快勝
大関「大ノ里」は、「若隆景」の攻めに堪らず引いて自滅、横綱を狙う力士が「引いちゃいけない」明日から相撲を立て直しての奮起に期待する
双子姉妹は「弓取り式」を興味深げにじっと見つめている。何時もならお風呂に入っている時間まで相撲を見た二人の感想は「こーんなに大きかった」だった。
夜、御飯を食べながら観戦出来なかった「父親」に、たどたどしい言葉を駆使して観戦の詳細をしゃべっているのが可笑しい。
秋山旅の〆が「大相撲九州場所」の本場所観戦という豪華な仕舞い、双子姉妹も喜んでくれた。例年「大相撲九州場所」が千秋楽を迎える頃、時雨れて冷たいが風が吹き本格的冬が始来る。「大相撲九州場所」は、九州に冬を連れてくる。