2024年12月31日火曜日

ゆく年くる年山旅号に感謝


12月31日(火) 0430起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 9℃

 早起きするも天気予報通り小雨が降っているので朝散歩なし、明るくなった空を西から東へ真っ黒な雲が超高速で飛んで走っている。



 海は北西の豪風が波頭を跳ばし陸まで波飛沫が靄となって山を越える、今年一年もこの大時化で〆る積りらしい



 この一年間の山旅三昧に感謝、来年の山旅三昧の無事を祈念して山旅号に「餅」をお供えする。ゆく年くる年山旅号に「お餅」と笑う勿れ、日本の田舎のお父さんの感謝と願いを「餅に込めた」心情なのである。山は山のみに在るに非ず島にだって山はある。来る年は山旅の行き先が島へ少し広がることも山旅号共々期待している。



 お昼前に天気が回復して陽が指し始めるも風は益々強くなり、又しても落葉が吹き溜まり始め落葉がくるくる舞っている。



 其処に甑島の後輩から「虹丸の船長」が釣った〈活き〆・血抜き〉のでっかい「ハガツオ(二尾)」が届く。


 このクラスの魚となると〈有次の大出刃〉でなければ下ろせない


 頭を落とし、心の臓を取り出し三枚に下ろす。この時期の「ハガツオ」は、〈有次の大出刃〉も太刀打ち出来ないほど脂がのっている。



 トロトロ、ネトネト、此れでもかと脂ののった「ハガツオ」の刺身、それでいてさっぱりして口に残らない脂が美味しい、口に入れて嚙むまでもない、脂も刺身も口に融ける



 ゆく年くる年山旅号に感謝しつつ今年も甑島の美味と共に暮れようとしている

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