ゆく年くる年山旅号に感謝

12月31日(火)　0430起床　(ーーー)

天気　雨のち晴れ

気温　9℃

　早起きするも天気予報通り小雨が降っているので朝散歩なし、明るくなった空を西から東へ真っ黒な雲が超高速で飛んで走っている。

　海は北西の豪風が波頭を跳ばし陸まで波飛沫が靄となって山を越える、今年一年もこの大時化で〆る積りらしい

　この一年間の山旅三昧に感謝、来年の山旅三昧の無事を祈念して山旅号に「餅」をお供えする。ゆく年くる年山旅号に「お餅」と笑う勿れ、日本の田舎のお父さんの感謝と願いを「餅に込めた」心情なのである。山は山のみに在るに非ず島にだって山はある。来る年は山旅の行き先が島へ少し広がることも山旅号共々期待している。

　お昼前に天気が回復して陽が指し始めるも風は益々強くなり、又しても落葉が吹き溜まり始め落葉がくるくる舞っている。

　其処に甑島の後輩から「虹丸の船長」が釣った〈活き〆・血抜き〉のでっかい「ハガツオ(二尾)」が届く。

　このクラスの魚となると〈有次の大出刃〉でなければ下ろせない

　頭を落とし、心の臓を取り出し三枚に下ろす。この時期の「ハガツオ」は、〈有次の大出刃〉も太刀打ち出来ないほど脂がのっている。

　トロトロ、ネトネト、此れでもかと脂ののった「ハガツオ」の刺身、それでいてさっぱりして口に残らない脂が美味しい、口に入れて嚙むまでもない、脂も刺身も口に融ける

　ゆく年くる年山旅号に感謝しつつ今年も甑島の美味と共に暮れようとしている

歩き納めて迎春準備完了

12月29日(日)　0330起床　(ーーー)

天気　曇り

気温　1℃

　0330起床、お湯を沸かし御茶を二杯ゆで卵一個食し、0510時15kgのザックを背負って片道4kmの朝散歩に出る帰ってくるのは90分後、気温が下がり風が吹いている冷たい朝でも帰ってくる頃には背中には汗をかく。帰り着くとザックの背負い面に汗の臭い消し「ファブリーズ」を吹きかけて玄関で乾かす。明日の朝は雨らしいので、本年本日歩き納めである。山旅三昧14年目に入る、これを支えたのは只管歩き続けた結果だろうから、10年後でも登り歩き続ける為に我家に帰っても歩かない訳にはいかない。

　其処に「ウラジロお願いします」の声はしないがさっさと採りに出る。今や道路際に生えている「ウラジロ」は貴重品、とっておきの場所を持っているので何とかなっている

　「ウラジロ」「ユズリハ」「梅」「橙」を濡れ縁に並べ連れの要望は整う。

連れから「お餅」「半紙」を貰って船の迎春準備に港へ行き、半紙の上に餅と橙を飾り松飾りを船首左に置く。来年の海も楽しませて貰えますように

　山際の側溝の落葉と泥を上げ、

　我家の前面道路の泥も上げ

　台風で倒れ山の斜面に這っている孟宗竹

　10本余り切り倒して整理し

　門松に新しい「南天」と「ユズリハ」を飾って迎春準備が完了する。

　お昼は「カンパチ」の刺身と

　母親と正月料理の手伝いに来た小学校二年生の孫娘の二重丸だらけの通知表を見ながら、連れが準備した「黒豆」でビールを頂く

　体育が◎なのが好い、元気が一番、音楽も◎だから云うこと無し「日向木挽き歌」でも聞かせてやろう

「カンパチ」が届く

12月29日(日)　0400起床　(ーーー)

天気　雨のち晴れ

気温　4℃

　北西の風が海上では10m/sを超え波の高さは3.0m、陸でも4～5m/sの風が止まない

　兎に角風が止まないことには、吹き溜まった落葉も集められず庭掃除も出来ない

　それでも何とか落葉を掃き集め、叩きの砂を掃き正月準備がなる

　ホッと一息していると「ピンポーン」と鹿児島湾から「カンパチ」が届く、三枚に下ろした見事な「カンパチ」、脂を纏ってつるつるである

　背と腹に切り分け皮をひき

　腹身の大トロを刺身に

　背の身も刺身にして大トロと盛り合わせる

　脂をたっぷり蓄えた「カンパチ」の弾力がありつつトロリとした食感は実に好い

　口の中で焼酎のお湯割りに融ける脂がこれまた絶品なのである

山旅号のバッテリーが上がる

12月28日(土)　0630起床　(ーーー)

天気　曇り時々雨

気温　6℃

　今朝朝風呂に行こうと山旅号のエンジンを掛けようとするも「ウンともスンとも」云わない

バッテリーが上がっているのだ。

　風呂が先と連れの車で温泉に行く。

温泉から帰りバッテリー上がりの原因が気になるのだが取敢えず、こういう緊急時用に山旅号に積んでいるバッテリーを接続してエンジンを始動する

エンジンを掛けっぱなしにし車載バッテリーを充電する

その間にパソコンで年賀状を作成する。復活した住所録共々何とか「謹賀新年」に辿り着く

　そして2000時、バッテリー上がりから14時間経った。

果たして山旅号のエンジンは掛かるか？

「掛かった!!!」

しかし、バッテリー上がりの原因は不明のまま、恐らく想像するに・・・

インバーターの電源を入れっぱなし・・・？

明日の朝再度山旅号のエンジンを掛けてみる

住所録を失う

12月27日(金)　0250起床　(ーーー)

天気　曇のち雨

気温　8℃

　玄関右奥の叩きの上に鳥の糞が一箇所に溜まっている

糞の真上は玄関の垂木と壁の狭い隙間に、昼間は鳥はいない。この狭い隙間が夜の塒に鳴っているに違いないと、朝散歩出発時にヘッドライトを当てると「雀」が一羽お尻を向けて入っている。居心地が良いのだろうか？

　住所録の入った旧パソコンが起動しない、ウンともスンとも言わない只の箱になってしまった。年末の然も今日住所録を失うとはと嘆こうとも、新しく住所録を作る以外手は無い。

一昨年、昨年の年賀状を引っ張り出して、あ・か・さ・た・な順にパソコンに打ち込む。

誠に時間の掛かる作業、早起きして朝散歩出発までの時間も使って作る

　何とか終わって1716時薩摩高城駅発肥薩おれんじ鉄道で「やまや忘年会」に出掛ける。

「山屋」の集まりではなく「やまや」と云うホルモン焼きのお店での忘年会

ホルモンを焼いて頂きながらギール焼酎と飲み継いで完全な酔っ払いになる

よって、今朝川内高城温泉に朝湯に行き頭がスッキリしたところでブログを打っている

2024年121座登ったらしい

12月26日(木)　0330起床　(ーーー)

天気　雨のち曇り

気温　8℃

　雨が降り水溜りが出来ている、朝散歩は無し。

　雨模様の空を「トンビ(鳶)」が、吹き始めた北西の風を受けて反時計回りに我家の上空を舞う、餌でも発見したのだろうかなどと眺めていると、上へ上へと舞い上がりヒョイと見えなくなる。我家の周りの何処かに営巣でもしているのだろうか？

　外に出られないので家に籠もってパソコンを開き「山旅三昧山行記録」を整理する。相変わらず整理のスピードは上がらない、登った記憶が薄れているので所々読み返す為かえって鈍っている。未だに2014年4月8日(火)付近をうろうろしている

　「ヤマップ(デジタル地図)」を開き、山名、標高、ルート、登山口を確認しながら整理をするのだが、山旅三昧が2024年に登った山のデータのページを見つける。そのページによると2014年に121山登ったらしい。

　更にページをめくると2021年～2024年の4年間に423山登っているらしい。各都道府県の登った山の数も表示されているから魂消た。

　「山旅三昧山行記録」を整理する気力を失いそうになるが、2012年からの山行データは「ヤマップ」には無いので頑張って手入力するしかない。

やれやれである

「釣り」より「食う」が先らしい

12月25日(水)　0330起床　(ーーー)

天気　晴れ

気温　－0℃

朝散歩の道脇、ヘッドライトに照らし出される路肩に霜が下りている。　

水溜りがないので氷が張っているかどうか分らないが、今朝は先日の「ウジモ」を越える「超の付くウジモ(大霜)」で我家の周り一面真っ白である。

　昨日伐り倒した斜面の木にも霜が下りているから冷え込みは相当なものである。

　15kgのザック背負って8km歩いてもこの冷え込みでは汗もかかない、冷え切った体をニンニクをたっぷり入れた「キムチ汁ソーメン」で体の中から暖める。実は数年前に購入した我家の炊飯器、今では大人気の「炎舞炊き」が故障で御飯が炊けないので、やむを得ない「キムチ汁ソーメン」なのだが、額に汗して啜るこれが実に好いのである。

　海を見に行くと東の風で沖は時化ているも辺田目は凪ぎ　

　0840時になっても、0930時になっても「超が付くウジモ(大霜)」は融けない。

　寒いのでグズグズしているがそうはいっても最後の凪ぎ、釣りに出たい。

　連れに「電気釜の修理に行かないのなら釣りに行くぞ」と声を掛けると「修理です」と云う。電気釜に表示される「E21」は、〈故障です〉との案内なのだが、それでも何とかここ十日間は炊けていたのだが今朝は全く炊ける気配無しの反応なし。

「釣り」を諦めて「修理のお願い」に電気店に行く。「お願いします」と電気釜を渡し店員さんがコンセントに繋いで曰く「問題ないようです」、「ウンッ？」連れと顔を見合わせて状況を説明するも「電気釜が問題なし」では説得力無し、「有り難うございました」と店を後にする。

あの「E21」は何だったのだろう

　帰り道お昼時間になったので「はま寿司」で昼食、話題は電気釜「炎舞炊き」あの十日間の右往左往は何だったのかと云いつつ、連れはお寿司を食べ山旅三昧は「ビール」「ハイボール」「焼酎」を「ナンコツ唐揚げ」と「カリカリポテト」で頂く。会計を済ませた連れが「寿司店で寿司を食べず飲むのみですか」と呆れている。

　電気釜の裏切りが信じられないので、帰り着いて早速お米を磨いでスイッチを入れると「オン」、炊けますの表示だから「なんだおまえは・・・？」

「トンビ(鳶)」まで寄ってくる

12月24日(火)　0330起床　(128/85)

天気　晴れ

気温　3℃

　今日の武器は「鉈」、「鉈」にも色々あるけれど鹿児島で「鉈」と云えばこれです。先端の刃と柄のバランスが重要で、先端の刃が軽くても重くても扱い辛い。この「鉈」は、そのバランスが絶妙で、振り上げるにも力は要らず振り下ろす際にも力を必要としないのだが「スパッ」と切れる

　山の急斜面、最早「崖」と云うべき斜面に足を蹴り込み足場を作って鉈を振るう、転落すると大事になるので体を支えつつの作業は午前中が限度である。

　作業を終えて静かになると早速「ジョウビタキ」が斜面の切り株に「ヒョイと止まる」

人慣れしているとは思えない「ジョウビタキ」に目の前に止まられたこっちの方が吃驚する。

　上空を待っていた「トンビ(鳶)」が急降下してくる

「ウンッ」と餌でもあるのかと思っていると我家の目の前の杉の木の天辺に「ヒョイと止まる」。「ホントかよ！」

　お昼は、「鉈」を振るって筋肉痛の右腕を労りつつ甑島の宝物「ヒラビナ」と「サンカクビナ」を頂く。「磯」をそのまま我家に持ち込んでくれ「磯野の香」と「磯の潮」が味わえる。

　明日は「北の風後西の風」波の高さ1.0mの予報が出ている。明日の干潮は0905時、満潮は1517時、お昼の気温は16℃と云うから釣り日和か？

　

特別純米酒で復活する

12月23日(月)　0340起床　(125/85)

天気　晴れ

気温　－1.2℃

　

　0630時の夜明け、陽はまだ地球の裏側にあるのだろうか、冬至から二日後の山際の東の空に浮かぶ雲が微かに色づくも、その色が今朝の冷え込みを現しているようだ。

　案の定夜が明けると一面真っ白、鹿児島では厳しい冷え込みの一面の霜を「ウジモ(大霜)」と云う。今朝の一面の霜は「ウジモ中のウジモ」、世間は－1.2℃だから当然だろう。

　この寒さで山の斜面に立って蘖や草の伐採をすると、体が強ばって転げる。0930時気温が上り霜が溶けたところで伐採を始める。何しろ急斜面故、足場を固めつつ草刈機を振るう。転ばぬよう転落せぬよう慎重に伐採するしかない。遅々として進まず且つ足腰に腕はパンパン、1200時本日終了明日以降もぼちぼちやるしかない

　昨夕は、福岡県八女市の「特別純米酒　繁桝」を頂く。「肴」は〈サツマイモ・コンニャク・厚揚げ〉の煮物、淡麗でフルーティーなお酒が好く合う。

今夕も「特別純米酒　繁桝」で復活する