10月23日(木) 0500起床 (ーーー)
天気 曇時々晴れ
気温 4℃
鹿児島出発五日目、漸く「八甲田から十和田湖」の山並みが朝日に浮かんだ。
振り返れば冠雪した「岩木山」が朝日を受けて輝く、と云う景観も一瞬でガスが山を覆う。
今日もスッキリ晴れ渡ると言うことではないらしい
酸ヶ湯温泉に走り上がり0900時発で「八甲田大岳(毛無岱)」へ落葉を踏みながら登っていく
八甲田大岳「毛無岱」
所要時間 3時間07分
0858時 酸ヶ湯発
1000時 下毛無岱
1040時 上毛無岱
1205時 酸ヶ湯着
八甲田が冠雪したと云う報道そのまま今日も新たに降った雪で「大岳」一帯は真っ白である
「下毛無岱」から見上げる「大岳」の斜面は雪を被った青森トドマツの姿が好い
今秋補修新設された木段で「上毛無岱」へ登るのだが、木段の踏み固められた雪はカチカチ、登りは容易でも下りは難路になる
その危ない木段から見下ろす「下毛無岱」の初冬の風情、此れを見たいが為に今歩いているのである
上がり付いた「上毛無岱」は枯野に雪、見上げる「大岳」も見事な冠雪。これ以上降り積もるとこの景色はない。枯野が池が雪を被りつつ「大岳」と一体になり、大岳を池に写す。今この一瞬が宝物である
今朝「上毛無岱」の沼は 凍結せず沼に空と、沼に生える木々を写す、この静けさは登らないと味わえない
1120時、この一瞬の晴れ間がありがたい
「毛無岱」への上半は雪だが、酸ヶ湯に下る道脇は「黄葉と紅葉」の合奏を楽しむ
下り付いて山旅号を走らせると八甲田山中道脇の「地獄沼」は大勢の観光客(その大半は外国からの人々)、湖面と紅葉、見上げる大岳の冠雪だから人気なのである
小さな沼は「睡蓮沼」、この沼も道路脇故大賑わいなのだが、人が去ると静かな沼が戻る。人気の無い山を求めて歩るくのだが最近は此れが難しい。
八甲田から十和田湖に向かう道は「奥入瀬渓流」を経由する。このルートは今日でも大型バスが右往左往の大混雑である。10月末から交通規制が始まるらしい。
今秋山旅は、「沼・池・湖と紅葉・黄葉」を愛でる旅にしたいと思っているのだが、果たして湖面に映る秋を見つけることが出来るかどうか。
今日は大正解だった。
今日撮り溜めた「山と雪の景色のビデオ」は明日以降此所にアップの予定です。
下毛無岱から
上毛無岱から
遂に八甲田に取りつきましたね。東北は完全な冬山に近づき冠雪がいい感じですね。酸ヶ湯温泉に入ったのを思い出しました。十和田湖への移動は奥入瀬渓流を通るので奥入瀬川沿いの紅葉が美しいでしょうね。寒いですから風邪をひかないよう体調管理して沼、湖、紅葉等楽しんで下さい。
返信削除運良く雪が降ったので愉しめました。ただし「コロナ感染」の病み上がり、咳がしつこく残るのも山に入ると全く関係なし。とは云っても鹿児島とは20度下がった気温故、馴れるまでは時間が掛かりそうです。今回は「沼に湖に黄葉」だからどんな旅になりますやら、楽しみです
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