3月22日(土) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 9℃
行き 笠岡港 0705発 → 六島・前浦港 0745時着
帰り 六島・前浦港 1015時発 → 笠岡港 1115時
2時間30分の間に、しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」に登る
三洋汽船笠岡諸島航路の最南端六島へほぼ瀬戸内海を横断する。乗客の中に7~8人の釣り人、サッシや大工道具、電気機器を抱えた職人さん、土曜日故に様々な人が乗り込んでくる。目の前は四国なのだが岡山県の島故に四国から20分掛からないのだろうが船便は無い、40分~1時間の船旅で行く瀬戸内海では希な離島中の離島ではいないか。荒らされていない釣り場もたんとあるのだろう。
昨日歩いた大岩累々の稜線が連なる白石島、しまやま百選No26 岡山県笠岡市・白石島「立石山(たていしやま 169m)」を右手に見ながら船は南下する
島影を出ると西風で波が立ち、船は大きく上下しながら速度を落とすことも無く走っている。内海故に穏やかなイメージがあるが、北西や西風など瀬戸内海を西から東に吹き抜ける吹走距離が長い風では結構波が立つらしい。船内では女性たちの「キャー」と云う声が度々上がる。
無寄港一直線で六島に到着、しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」は海抜0mから立ち上がる。今日は走ること無く歩けそうだ。
しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」
歩行距離 1.9km 所要時間 1時間11分 総上昇量 186m
0750時 六島・前浦港発
0832時 しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」山頂
0848時 六島灯台
0901時 六島・前浦港着
島をぐるりと巡る道には「六島八十八ヶ所の石仏」が祀られているらしいが、今日は「六島・前浦港~しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」~六島灯台~六島・前浦港」と周回する。
「ヤマップ」の点線を頼りに、集落の家の間の狭い石段を上がり山道に入ろうとするも「ヤマップ」の「点線道」は藪で行き止まり。
強引に右手に回り込み「六島小学校」の校庭に入ると「大石山」の案内板が立っている。島人手作りの案内板に従って上がってくれば良かったものの10分は時間のロスである。こんな小さな島で道迷いと云うのも「しまやま」は面白い。
発見した点線の山道を登っていくと「水仙」が両脇に点々と群落で咲いている。水仙の最盛期は「1月~2月」と云うけれど3月下旬でも堂々の満開、暖かさが山に満ちている。
しかし、イノシシの掘り返しは足を何処に置けばいいのか迷うほどの耕した畑状態である。水仙の球根は食べ残しているので嫌いらしい。
林の中の水仙の花を愉しみながら急坂を登っていくと林の天辺が明るくなる。
しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」山頂、三角点が置かれている
山頂の林に阻まれ展望は全周とは行かない、北の伐り開きから笠岡諸島の「大飛島」「小飛島」が見える
南の伐り開きからは、目の前に「四国」の陸地が見える。自船を持つ人は案外買い出しは四国と云う事かも知れないと想像するほどの近さである。
山頂から「六島灯台」の見える地点まで下ると、四国は瀬戸の海峡を挟んで手の届くほどの近さにある。そしてその「景色」が昔々の島人の海を渡る容易な行き来を想像させる穏やかさなのである。
「六島灯台」と「水仙」のビュースポットと紹介されているとおり、水仙の「白い花弁と黄色の花心」そして「白い灯台」と「青い空」だからSNSで大ヒットな訳である
さらに「水仙」と「しまやま百選No27 岡山県笠岡市 六島「大石山(大石山185m)」と来ればネットは大盛り上りである。
港に下っていく道は「水仙のお花畑ロード」、世間は厳冬の1月~2月にこの「水仙のお花畑ロード」は希有、人を寄せるはず。
3月下旬のこの時期は、「水仙の花」と「梅の花」と「桜の花」の三重奏、今日は貸し切りで楽しめる。
六島・前浦港から瀬戸内海の島々の核心「塩飽諸島」を遠くに見ながら笠岡港へ向かい北上している
明日は岡山市周辺の山に山旅号で駆け上がって瀬戸内海の景色を楽しみたい
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