3月20日(木) 0430起床 (ーーー)
天気 曇り日晴れ
気温 ー0℃
道の駅「笠岡ベイファーム」から24km走り0730時鞆の浦港発仙酔島行き「いろは丸」に乗る
小さな「いろは丸」ながら往古「坂本龍馬のいろは丸」の雰囲気は十二分に出ている
そして「仙酔島」と「いろは丸」がぴったし嵌まるから面白い
この鞆の浦で何故「坂本龍馬のいろは丸」かと思えば、「1867年、坂本龍馬率いる海援隊が乗ったいろは丸が、紀州藩の明光丸と衝突しいろは丸は鞆の浦に曳航中に沈没、
その賠償交渉を(万国公法)国際法で争った最初の事件」と云うことらしい。其れが此所「鞆の浦」と云う。
しまやま百選No28 広島県福山市・仙酔島「大弥山(おおみせん 159m)」
歩行距離 4.7km 所要時間 2時間48分 総上昇量 324m
0737時 仙酔島桟橋発
0742時 「小弥山(こみせん 47m)
0754時 「中弥山(なかみせん 113m)」
0812時~0830時 「大弥山(おおみせん 159m)」
0905時 烏ノ口展望台
1018時 「御膳山(ごぜんやま 19m)」
1025時 仙酔島桟橋着
仙酔島の桟橋を下りると「案内板」が立つ、桟橋~小弥山~中弥山~大弥山~赤磐展望台~烏ノ口展望台往復~仙人ヶ丘~田ノ浦~御前山~桟橋の2時間30分程の山歩きである
歩道の案内板に従って進んでいくと5分と歩かず「ウバメガシ」林のトンネルのに変わる
「小弥山(こみせん 47m)」山頂だが、「ウバメガシ」の林の中展望は無し
さらに10数分、展望の無い「ウバメガシ」林のトンネルを登ると「中弥山(なかみせん 113m)」の「住吉神社」の祠がある山頂だが、「ウバメガシ」の林で展望無し
「中弥山(なかみせん 113m)」から一旦小さく下りキャンプ場からの道を会わせる、その歩道もよく歩かれているが「ウバメガシ」林のトンネル、展望は無いが何故か心地よい。島暮らしに活用され島経済を支えた備長炭の「ウバメガシ」なのだろうが、ウバメガシの大径木が多い林に島暮らしから「ウバメガシ」が必要とされなくなった時間、歴史を感じるからかも知れない。
一時間弱ゆっくり登り上がると「大弥山(おおみせん 159m)」の小広い山頂、三角点が置かれている
「鞆の浦」方向のみ伐り開かれ展望が効く、平安の時代から風待ち、潮待ちの古港の様子が見て取れる。
穏やかな海と山故に余計、古い時代の港の賑わう様子が頭に浮かぶ。
「大弥山(おおみせん 159m)」山頂を越し海岸線の崖上に下ると「赤岩展望台」、
大きく展望が効く二箇所目、目線の高さに「皇后島」と「鞆の浦」そして隔てる海が、この近さ故か妙に美しい
「赤岩展望台」から「烏ノ口展望台」に分岐する歩道を辿ると彦浦の浜に下りる、浜の先の崖上が「烏ノ口展望台」、浜では高校生らしき三人が釣りに夢中である
彦浦の砂利の浜に「ワカメ」が流れ着き、また小石にワカメが生えている。磯も春なのだと納得しながら今夕の鍋にと「ワカメ」を拾う。
しまやま百選No28 広島県福山市・仙酔島「大弥山(おおみせん 159m)」、鞆の浦の歴史と海抜0m~登る島山、春の磯まで十分に味わう良い山旅である。
鞆の浦の町に戻ってみれば、春分の日の休日「港の常夜灯」も大勢の人で賑わう
古い歴史と街並みと狭い路地、人を引寄せる訳だ
丘に上がって「鞆の浦」と「仙酔島」を見下ろせば、瀬戸内海の多島美は勿論そこに歴史と時間と暮らしが重なると見える景色は全く違うものになる
この美景と歴史と時間と暮らしを明日はもっと楽しめるかも知れない
0 件のコメント:
コメントを投稿