2019年6月1日土曜日

加賀禅定道の山「長倉山(ながくらやま 1661m)」「奥長倉山(おくながくらやま 1771m)」に登る 


6月1日(土) 0300起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 13℃

加賀禅定道を歩く、

















一里野温泉スキー場の最上部のゴンドラ駅が登山口














加賀新道から加賀禅定道、奥長倉山経由白山室堂迄18.2㎞の案内である
コンクリート舗装が最上部ゴンドラ駅まで上がっており、優に20台は駐車可能
此処が室堂迄18.2㎞地点」行って戻って普通に一泊二日である

「長倉山(ながくらやま 1661m)」「奥長倉山(おくながくらやま 1771m)」
歩行距離 14.5㎞ 所要時間 7時間13分 総上昇量 1128m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 2.0㎞)

0543時 一里野温泉スキー場上部ゴンドラ駅駐車場発
0605時 檜倉
0709時 縁ノ谷峠
0738時 しかり場分岐
0820時 「長倉山(ながくらやま 1661m)」山頂
0840時 口長倉
0945時 奥長倉山避難小屋
0950時~1005時 「奥長倉山(おくながくらやま 1771m)」山頂
1058時 口長倉
1113時 「長倉山(ながくらやま 1661m)」山頂
1135時 しかり場分岐
1154時 縁ノ谷峠
1240時 檜倉
1256時 一里野温泉スキー場上部ゴンドラ駅駐車場着

兎に角広い遊歩道が上へ上へと延びている

















登って行くと林道と交差する、その地点に15,5㎞案内標柱が建つ












国土地理院の地図に「檜倉」、これなんぞやと思いきや「檜」の巨木、古木の倉である
豪雪の環境で幾百年過ごせばこうなると云う事なのだろう

















今日の目的「奥長倉山」は、きっとあの稜線直下に違いないと推察、それにしても遠い









兎に角登り上がる登山道は広い、遊歩道である





















ところがこの遊歩道に「根曲り竹」の食べから










栃の花の食べ残しのがく














そして「落とし物」、恐らく猿では思うもクマの可能性もあり、雨に打たれていないから今朝の「落とし物」である
その後は、「笛」と「ホイッスル」を交互に吹き鳴らしながら登り上がる







「縁ノ谷峠」で室堂迄13.2㎞の表示だから、これからが本格的登りになる
























しかし、その後も「根曲竹」の食べがらが散乱







真新しい「落とし物」があすこ、此処と転々と続く
そして、遂に踏んづける。臭い匂いで気が付く始末











漸く「ハライ谷登山口」からの「檜新宮参道」と合流する
此処までは広く文句ない登山道である。










所が此処から登山道は一変する、細い尾根になり且つ急に、其処にはロープが張ってある一直線の急崖。














しかし、山は優しい
シャクナゲが慰めてくれ
















カタクリが頑張れという














カタクリが皆で応援してくれる
















ヤマツツジが其れに加わる















稜線の白骨樹も黙ってはいない















そうは云っても、高度が上がると登山道を残雪が埋め始める















其れでも雪道にカタクリ









登山道の先に「白山」が見える















そして眼前に「白山」が広がる














其処には「奥長倉山避難小屋」が建つ













5分登った先が「奥長倉山(おくながくらやま 1771m)」山頂、ガスが切れて













「白山」が群青の空の下一望である
















加賀禅定道は、残雪に埋まるも急坂が続き更に上部へ上部へと延びてる
今日は此処まで、「奥長倉山(おくながくらやま 1771m)」















谷向に手付かずの自然の原は広がっている、白山は実に多様である











そして、美しい














名残を惜しみつつ下る、避難小屋から先の尾根を下るのである

















非難小屋はきれいに整理整頓されている
















豪雪に耐え抜く樺は今冬も凍りつつ立ち続けるのだろう

















振り返ると其処に「美しい白山」だから、下りながら見入る









登山道脇には「糸杉の巨木」が立ち


















「根上がり檜」が行く手を塞ぎ

















カタクリが咲き陽を受けて輝き















カタクリの群落が続く
漸く、













一里野温泉スキー場ゴンドラ上部駅駐車場





車が何台も駐車している、其処で待っていたのは「グライダー」















ラジコン操縦のグライダーが何十機も並んでいる
老人から壮年若者まで何十人も並んで操縦中である
夏のスキー場は飛行場である






下って新中宮温泉で湯浴み



















大人370円の激安、温泉はツルツルの湯








今夜泊する道の駅「瀬女」は満員である
そうか土曜日である

2 件のコメント:

  1. おはようございます。本日は大作ですね。白山もホントに綺麗です。癒され^_^ます。
    熊の怖さもありながら、登ったあとの達成感は清々しいでしょう。
    今日から6月の第1週が始まります。
    総会も続き、毎日飲み会のオンパレード!身体も懐も続きません。
    今週が終われば議会。気がぬけません。そして大雨のシーズン。災害がありませんよーに!

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  2. 奥長倉山迄登ったけれど、この山更に先「天池」とか「滝展望台」まで登ることが普通らしいから驚きます。加賀から白山に到る「加賀禅定道」、これを歩いていたのかと驚きます。厳しい山道だから「修行」を越えた命がけの道であったかもしれない。
    白山の別の一面を見たような気がします。

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