2012年9月7日金曜日

黒松内岳・長万部岳 山頂から日本海も太平洋も

昨日夕方の雨
土砂降り

上がったら初めて
峰が見えた










9月7日 0330起床 (123/87)
天気 快晴(ピーカンの晴れ)
気温 16℃

夜半起きて空を見たら月が出ていた。
晴れを確信爆睡。
ゆで卵サンドイッチとミルクコーヒーで腹拵え。
昨日の雨で水溜りの残る林道を5㎞奥へ。
黒松内岳

0555 黒松内岳登山口発
今日は長万部岳とダブルヘッダー。
長期休養明けで脚は軽い。
おまけに久しぶりの10℃台。
登山口にもブナ、一合目付近はトドマツの人工林
飛んで3合目が来た。ブナ林がやってきた。
憎いね。ブナの木に合目表示。やるもんだ。
登るにつれて様子がおかしいのに気が付いた。
ブナとダケカンバの両方が隣り合って立っている。
これだね、北限の極致。
これを見て納得。こんなに変わってゆくんだ。

見てみないと分からない。
九州にもあるブナがここ黒松内の山の中で
樺と一緒に立っている。ギリギリの状況で立っている。
これから北にはブナはない。
山では縦方向の植生の変化は肌に染みついている。
しかし、水平方向の限界は初めて実感した。
これは素晴らしい経験だった。
ここから南ではこれが見られ、
ここから北では決してこれは見ることはできない。
その境目が此処。
ここに立っている。
黒松内岳700m侮れないぞ。
0704 黒松内岳山頂
なんと
右に噴火湾・太平洋
左に日本海
こんなに狭いんだ。
運河も掘れそうな位な近さ。
下界の霧が朝日でキラキラ輝く
この時間の特権。
直ぐ無くなる。
0715 山頂発
0750 登山口着
素早くダニチェック。
靴を運転可能な運動靴に履き替え














長万部登山口へ。

長万部岳

一桁国道5号線から林道へ
0900 ゲート発
従前であればもっと奥まではいれた林道も
登山口まで歩いて40分かかる所でゲートが締まっている。
林道勾配の坂をホントかよと思いながら歩く。
0930 本來の登山口着
1005 5合目旧鉱山跡
ここまでずっと林道歩き。
ブナと樺の林。
いよいよここから山道。
しかしよく踏まれ、よく手入れがされている。
900m台の山だけれど、夏も冬も登られているのが分かる。
やっぱり愛されている山だ。
こんな山に出会うと嬉しい。
1107 長万部岳山頂
ここからはもっと良く、太平洋と日本海見える。
左の眼で日本海、右の目で太平洋ってな具合。
ところが、蚊柱ならぬ虫柱が立っている。
後で写真を見たらはっきり虫まで写っている。
なんてこった。
早々に退散
1128 山頂から下った木陰で休憩。
行動食を口に入れるも美味しくもなんともない。
ただ口の押し込み、スポドリで流し込む。
なかなか旨い行動食に行きつかない。
展望は最高だっった。
狩場山はくっきり見えたし、
大平山(オビラヤマが正解だって)は尾根続きですぐそこに立っていた。
一時間前の黒松内岳は手が届きそうだった。
1028山頂発
1248ゲート着
沢で靴の泥を落とし、ダニチェック。
1330 長万部温泉
1600 長万部温泉発
実は、コインランドリーのある温泉を選択。
洗濯したんです。
1700 八雲着
遊楽部公園でブログ中
明日はここから約25㎞走って
「遊楽部岳」
登り5時間だってよ。















 熊の痕跡















3 件のコメント:

  1. ブナは狩場山の賀老の滝の第2駐車場の所に大木群があります。

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  2. おはようございます。
    流石に天気が良いと、絞りが効いた綺麗な写真ですね。
    またまた、1日に二つの山を登ったのですね。頂上での2の字は身体で表現でしたね。ブナも綺麗でしす。
    長期休養明けといっても脱水症状が出ていましたので、注意が必要です
    本日も、山行き中でしょうか?無理せず、温泉、水分、休養、栄養が大切です。

    先日の追伸した帰省?の権メールで教えて下さいませ。!

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  3. 狩場山に登った後その足で賀老の滝のつり橋までは行ったのになー。残念。
    遊楽部岳の尾根筋に大木が連なっていました。黒松内以南はブナがその勢力を誇っていますね。九州のブナとの違いは、枝を広げた守備範囲かな。九州のブナは之でもかと云うう位枝を広げるだけ広げ、一本のブナの勢力範囲、森を覆う面積かそれはそれは広い。半径50mはオーバーかなー、それ位あります。
    流石に北限のブナは、積雪と戦ってるなーという枝の広げ方でした。大きさ、太さ、高さその姿形が緯度のよって違うことが実感出来る山行でした。

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